【推敲】Gミーヴ倉敷東京往復ドライブ2019春7復路後半_10名神高速道路ドライブ編2 | エコノミライ研究所のブログ

エコノミライ研究所のブログ

2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

 

COVID-19による影響が世界を混乱の渦に巻き込んで早3年。

 

なかなか、収束しそうにありませんが、無事息災であることの幸せを噛み締めています。

 

 


 電気自動車EVは、時速80km以上の高速走行の場合は、エネルギー効率が悪くなりますので、第2世代量産型EVである三菱i-MiEVや日産ZE-0リーフ、e-NV200の場合には、70kmから80kmごとに急速充電を継ぎ足して行かなければ、走り切ることができません。
 エコノミライ研究所は、このことを、経験をもって実証してきました。
 所長楊田は三菱i-MiEV「Gミーヴ」号を所有していますが、TECTOMさんの「燃費マネージャー」(実勢価格3万円前後)を搭載し、電池残量や消費電力、累積電費など、各種情報を記録し、適切な情報処理を施せば電気自動車という「次世代自動車」の実用性能をより詳しく分析することができ、快適なEVドライブに活かすことができます。
 楊田の片道300km超のEVロングドライブの実績と致しましては
(報告済)2017年7月横浜→関→倉敷(700km)
(報告済)2017年8月倉敷→鹿児島→屋久島(900km)
(報告済)2017年10月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2018年8月倉敷→小牧→白馬→小牧→倉敷(1400km)
(報告済)2018年10月倉敷→東京(700km)
★今回★2019年4月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2019年9月倉敷→米原→白馬→敦賀→倉敷(1400km)
2019年9月鹿児島→倉敷(700km)

2021年3月倉敷→鹿児島(700km)

2022年3月倉敷→鹿児島→倉敷(1400km)2022年7月倉敷→小牧→白馬→小牧→倉敷(1400km)
となっておりますが、2020年の秋も深まりつつある現在もなお、昨年実施したドライブ報告ができておりません。

 ただ、新型コロナ禍の影響で、新規のロングドライブにチャレンジすることが不可能な現在、レビューできていなかった過去のドライブについて取り上げることができるのは、不幸中の幸いかもしれません。

いずれにしましても
2017年夏から連載開始したエコノミライ研究所のブログは、このようなEVドライブのレポートをするために開設されたようなものですので、
「三菱i-MiEV「Gミーヴ」号で東京往復_往路編」
と題して、旅行記を再編集して、お送りしています。

 これまで同様、「ゆっくり・じっくり」とお付き合い下されば幸いです。

 三菱自動車が世界で初めて量産型EVとしてリリースした
i-MiEV(G)による倉敷東京往復の旅

 



平成最後の大型連休である
平成31年4月28日(日)午前5時から出発して、御殿場エリアで1泊目までの紹介まで進み
平成31年4月29日(月)、2日目のドライブ紹介をしています。

 

2019(平成31)年4月29日(月)の午後1時5分頃
首都高速1号羽田線と首都高速神奈川1号横羽線を利用し横浜みなとみらいエリアに到着。


同13時16分、横浜スカイビル駐車場に無事到着し、待望の日産グローバル本社ギャラリー見学を実施致しました。

 

ヘリテージカーや最新車種の見学、体験型アトラクションを楽しんでおりますと、時間は「あっ」という間に過ぎまして


時刻は午後3時を過ぎた頃なので、我がGミーヴに戻り、この旅で通算15回目の充電を実施しました。

 

 

 

2019(平成31)年4月29日(月)
時刻は15時26分より15分強ほど充電をし、80%余りの状態で出発したこととなります。

 

楊田家Gミーヴ号は、E1東名高速道路横浜町田ICへと向かうため

首都高速道路神奈川1号横羽線みなとみらい入り口に入り
石川町JCTより首都高速道路神奈川3号狩場線に入り保土ヶ谷バイパスとの合流を経て東名入りを果たすルートを選択
狩場JCTを通過し、E83保土ヶ谷バイパスを走行しました。

重要な分岐点、横浜町田JCTにてE1東名高速道方面へと進みまして
平成31(2019)年4月29日(月)午後4時12分頃、横浜町田ICを通過し、本格的な高速道路ドライブに突入。

渋滞の名所大和トンネルを越した場所にある海老名SAにて1台待ちにて16回目の充電を実施(30分遅れ)し
渋滞が激しくなってきていたことから、急遽、中井PA下りにて17回目の充電

標高500mに差し掛かる勢いのある御殿場手前にある足柄SAにて18回目の充電を待ち時間なく実施することができましたが

次の富士川SAでは、充電器の場所を見失い、何と2台待ちの状態で19回目の充電を実施(1時間遅れ)

その先の牧之原SAでも1台待ち(20分遅れ)の状況で20回目の充電を実施することで
夜10時30分過ぎ、漸く<16-2>浜松西IC下り出口を通過し

2日目の宿くれたけイン浜松に到着した次第です。

充電待ちさえなければ、少なくとも2時間は早く宿泊地に到着できることを証明したことになりますので、
EV用急速充電インフラ構築の重要性につき、
関係者の皆様には、能々(よくよく)、意識向上と、予算確保・予算執行への着実な進行をお願いしたいところです。

 

<三菱i-MiEV「Gミーヴ」号で東京往復_滞在地ドライブ編>

 

 第6章 復路ドライブの様子 後編 本部に無事到着するまで

  第19節 E1名神高速道路の天王山トンネルでもすこうしノロノロ


平成31(2019)年4月30日(火)午後6時20分頃
我がGミーヴは、残り200kmのEVドライブのため、
E1名神高速道路の桂川PA下りを出発しました。

 



「1998年(平成10年)7月19日 : 京都南IC - 吹田ICが6車線化(4車線を6車線に拡幅。トンネル部分は左右2ルート化〈上下各ルート2車線〉し、合計8車線に拡幅)」(出典:ウィキペディア「名神高速道路」名神高速道路 - Wikipedia)

とありますように、
道幅が増え、交通量増加に対応したゾーンを進むこととなります。

 



これから通過する二つのトンネルが上下線共に「左ルート(2車線)」「右ルート(2車線)」に分かれているため

上り2+2
下り2+2
併せて8車線という全国的にも珍しい複数車線のゾーンに入ろうとしています。

 



京都一、人口密度が高い人口約5.6万人の
向日市(むこうし)
に入りますが、面積が狭いため、もうすこうししたら、直ぐに次の町へと移って行きます。

 



電光掲示板に示されている渋滞状況は、
近畿自動車道や阪神高速道路に関する情報なので、
我がGミーヴには関係ありませんが
平成年間最後となったこの日の夕方、
京都から吹田・摂津、豊中・宝塚方面へと帰りゆく方々は、どのような想いを抱いて、家路を目指して居られたのでしょう。

 

道なりに進んでおりますと、
鉄道高架とすれ違いつつあるようです。

地図を見て納得
東海道新幹線と交差するポイントに差し掛かって居ます。

 



更に地図をみて納得
交差している東海道新幹線は、丁度、真北から真南へと延びて居まして、
現在、我がGミーヴは、南西方面へと進んでいることになります。

 



東海道新幹線は、東京駅から新大阪駅までの路線ですが、この線路を潜り抜けますと、直ぐに
人口約8.1万人の
長岡京市に入ってきました。

京都市は、可成り大きな面積を有する都市ですが、
向日市や長岡京市、そして、程なく通過する、大山崎町が
数次の市町村合併を経ても尚
京都市に隣接していても、独自の行政単位を保っていることに、驚きを感じます。

 



交通の重要な結節点である
大山崎JCTが近づいています。

この辺りまでの交通の流れは、比較的スムーズだった、と記憶していますが、
この先から、徐々に、流れが悪くなってきました。

 



それでも、これまた交通の重要な結節点である神戸JCTまでは、1時間以内で到達できる交通状況なので、
これからは、あまり、渋滞になやまされないかな、と期待していました。

分岐ゾーンを通過した後は、
高槻JCTを経てE1A新名神高速道路を再び利用する予定です。

10年後は、名古屋・東京方面への用事で高速道路を使おうとしますと、
名神高速道路とは無縁になりそうな予感もします。

なので、右ルートか左ルート、どちらを使う方が安全かという悩みも、関係のないことになりそうですが、、、

 



このときの帰路では、大山崎JCTからの合流車両で混雑が予想される左ルートを回避する、という判断をしました。

 



この場所から、左右ルートに分岐します。

そうこう(走行)言うておりますうち、人口約1.6万人の
乙訓郡(おとくにぐん)大山崎町(おおやま「ざ」きちょう)に入ってきました。

 



全国的にも、最も複雑な分岐点の一つと謂われる、大山崎ジャンクションの
巨大なジャンクション構造物が、見えてきました。

(参考:ウィキペディア「大山崎ジャンクション」大山崎ジャンクション - Wikipedia)

 



大山崎JCTは、E1名神高速道路と
北へ伸びるE9京都縦貫自動車道と
南へ伸びるE88京滋バイパスとの結節点ですが、

 



左ルートには高速バスのバス停があり
ジャンクション構造部物内にインターチェンジが備わっていることも相俟って
まるで、魑魅魍魎(ちみもうりょう)が住み着く、一種、不気味な様相を呈しているように感じます。

 



大山崎JCTを過ぎますと、アーチ型鉄橋が見えてきました。

 



なぜ、同じような鉄橋が二つ、存在しているのか、
地図をみて納得です。

現在走行している、下り線の右ルートは
8車線化する以前は
上り車線
として供用されていた道路、というワケです。

 



なので、下り線右ルートは、左ルートと共に、
我が国で、最も古い高速道路構造物の一つだ、ということが分かります。

この場所で、E1名神高速道路が改良された証を確認することができます。

 



天王山トンネル手前エリアの写真となりますが、
下り線の左右ルートは、いざ、というときに、この場所でルート変更できるよう、繋がっていることが分かりますし、

地図をみて理解したことですが、
すこうし見えている上り線は、一挙に2車線用のトンネルを2本同時に開削し
合流後は、4車線となるよう、超幅広の高架道路が構築されています。

 



このトンネルに差し掛かることで
実質的に京都府内ドライブの終りを感じます。

 



天下分け目の戦いの象徴として名高い「天王山」という言葉が使われているトンネル
天王山トンネル下り
(下り線左ルート)1,440m
(下り線右ルート)1,488m
のうちの右ルートに差し掛かって居ます。

(参考:ウィキペディア「天王山トンネル」天王山トンネル - Wikipedia)

令和5(2023)年7月23日で、開通60周年を迎える天王山トンネル下り線です。

 



何処かで見聞きしたハナシですが、コンクリート建造物は100年位の耐久性を持ち合わせて居るのですが、
延命工事をするのか、あるいは、別の場所に新しいトンネルを開削するのか、興味深いです。

天王山トンネルを抜けますと、京都府内ドライブは終了し

 



人口879万人の大阪府
三島郡唯一の基礎的自治体である人口約3.1万人の
島本町(しまもとちょう)
に入ってきました。

三島郡島本町には、ウィスキー生産で有名な
サントリー山崎蒸留所
がありますが、天王山トンネルを抜けた位置から直ぐ左手の方角に工場があることを
地図で確認しました。

 



良い機会ですので、JR京都線の駅を覚えたいので、此処に記します。

西から記します。
1大阪、2新大阪、3東淀川、4吹田、5岸辺
6千里丘、7茨木、8総持寺、9摂津富田、10高槻
11島本、12山崎、13長岡京、14向日町、15桂川
16西大路、17京都

これに貨物駅である京都貨物駅と吹田貨物ターミナル駅を加えた19駅が京都線全線に備わる駅とのことです。
(参考:ウィキペディアJR京都線」JR京都線 - Wikipedia)

 



在に至るための基礎固めのための日々を送っていたことで、<いま>の自分が居ることを、思い出しました。

大阪で生活していた時には、自動車の必要性を感じることが、殆ど無かったため、
今更ながらですが、日本の背骨、日本の大動脈である名神高速名物8車線ゾーンの偉大さを思い知ります。

 



そうこう(走行)2云うておりますうち
次のトンネルに差し掛かろうとしています。

 



梶原(かじ「わ」ら)トンネルのことですが、4本通る路線が、若干、構成がことなります。

 



東側が第二トンネル、西側が第一トンネルという位置関係ですが、

梶原第二トンネル
上り線左ルート:180m
上り線右ルート:176m
下り線右ルート:147m
梶原トンネル
下り線左ルート:867m
梶原第一トンネル
上り線左ルート:703m
上り線右ルート:714m
下り線右ルート:798m
というように、合計7本ものトンネルで構成されているトンネルゾーンです。

(参考:ウィキペディア「梶原トンネル」梶原トンネル - Wikipedia)

 



下り線右ルートを通行していますから、これから差し掛かるトンネルは
梶原第二トンネル下り(147m)
であります。

このキャプチャ写真でも判別できますとおり
147mという短いトンネルですから、トンネルの反対側と、次に迫り来るトンネル入口が重なって見えています。

表題にも示しましたが、
平成年間最後のGW連休の夕方、この辺りでの通行速度は、ゆっくりめでした。

渋滞、という程の混雑では無かったかもしれませんが、比較的のんびり走れたことで、内心、ホッとした気分だったわけです。



梶原第二トンネルの終りと共に
西側にある
梶原第一トンネルに差し掛かります。

梶原第一トンネル下り右ルート(798m)に差し掛かります。

 



第二トンネルよりも長いトンネルで
上下線共に、右ルートの方が古いトンネルとのことです。

(参考:ウィキペディア「梶原トンネル」梶原トンネル - Wikipedia)

引用させて戴いたウィキライター様でも、このトンネルの掘削時期が不明とのことですので、
ご存じの方は、是非、資料を探し出して時期を記して頂きたいものです。

 



一連の梶原トンネルを越しますと
北摂地域最大の都市である人口約35万人
高槻市
の中心部付近に入ってきました。

 



梶原トンネルを抜けると、大きな右カーブを描くのは何故かな、と思って居りましたが、これも地図を見て納得
左手には、JR高槻駅をはじめ、都市中心部と隣接しているゾーンを高速道路が東西に伸びていることが分かります。

 



再びJRネタでですが、京都線を走る新快速の多くが、高槻駅に停車しますので、
大阪駅並びに新大阪駅へ行く際、実質的な所用時間は
茨木市民と摂津市民、吹田市民は同じなのではないか、と勘繰ったものでした。
(話が逸れてスミマセン)

 



そうこう(走行)3、いうておりますうち
E1名神高速道路の走行区間が終わろうとしています。

 



これより1.5km先に迫ってきた
<11>高槻JCTにて分岐し
E1A新名神高速道路へと、再び突入しようとしているのです。

下り線の左右ルートが、この辺りで合流します。

結果的には、激しい渋滞ではなかったため、
左ルート選択でも差し支えありませんでした。

1kmほどの間に
一番左のレーンへと変更しなければなりませんので、
少々、気が焦りました。

それでも、無事に、ジャンクション分岐のコースに入れそうです。

 



この辺りで、4車線道路が3車線へと減少するようです。

時刻は、午後6時半頃のことでありました。

そうしますと
「↖新名神」
という路面に記された文字によって
程なく、更に側道へレーンチェンジするよう、促されます。

 



岡山県民にとりましては、交通の重要な結節点である
<11>高槻JCTまで、残り500mまで近づきました。

E1名神高速道路の本線から、側道へとレーンチェンジしたことで
夕方4時ごろから始まった名神高速ドライブが、無事、終わりました。

 



草津・大津・京都辺りの大渋滞がなければ、充電時間を含めても2時間以内で通過できた場所ですが、
結局、3時間程度を要することとなりました。



道路標識に大きく書かれている
「岡山Okayama」
の文字が、郷愁の念に駆られます。

(オオゲサ)

<11>高槻JCTの構造物ゾーンに入りました。

さらば!名神高速!!また、利用することもあろう。そのときまで無事壮健なれ!

 



これより
E1A新名神高速道路ゾーンへと、再び、突入します。


 第20節 再びE1A新名神高速道路ドライブシーンに入る



<11>高槻ICが近づいていますが

現在走行中の連絡道
手前の名神高速との接続ポイントと
この先の新名神高速道路との接続ポイントとを含めて
<11>高槻JCT/IC
と総称されているそうです。

 



第二ジャンクションから連絡道に入り、大きな右カーブを進んで行きますと
名神高速道路上り線から流入してくる車両と合流することになりますので、
念のため、追い越し車線側の走行をキープします。

 



このゾーンの制限時速は60kmです。



E1A新名神高速道路の
高槻JCTから大津JCTまでが全通しますと
この連絡道路の用途の意味合いが、大分、変わりそうな予感もしますが、

それも、令和9(2027)年のことですから、
もうしばらくは、先のこととなるでしょう。

 



<11>高槻ICを通過します。

この場所から一般道へと出ることができるようですが
地図を見て納得しましたのは
この場所から、JR高槻駅も近く
高槻市民の皆様に、漸く、最寄の高速道路ICが完成したことを意味することを、今更ながら認識しました。

 



そして、この辺りから、大きな道路構造物の建設現場を目撃することとなります。

 



E1A新名神高速道路の本線工事が、橋脚工事のみ、概ね完了していることを示す図であります。

日1日、時が経つ毎に
この辺りの風景も変わり
いずれは
立体的な風景へと変貌するのでありましょう。

 



繰り返しとなりますが
この道路の制限時速は、60kmです。

E1A新名神高速道路は、山間を貫くように東西に伸びる高速道路ですから
比較的低地を這うように広がるE1東名高速道路からは、結構、登り坂を上がって行く感覚があります。

 



今度は、左カーブを描きながら進みます。

おそらくは、丁度、この辺りの真上を、新名神の本線が構築されるのでありましょう。

登り坂は、もうすこうし、続きます。

 



それにしましても
右に左に、坂道を登りながらの連絡道は、中々に、スリルがあります。
安全運転で進んで行きます。

漸く、直線部分になりました。

 



この写真右にある、建設途中の高架道路が見えますように
この辺りから、いずれはE1A新名神高速道路が繋がって行くこととなり、
現在走行中の道路は、その分岐道路の位置づけという、本来の役目に戻ることとなります。

 



ここで、一部、通過してしまいましたが、これより走行する
E1A新名神高速道路ゾーンの紹介を致します。

 



距離数は東の起点である三重県の四日市JCTからの距離です。
<11>高槻JCT/IC、109.1km、大阪府高槻市
<12茨木千提寺IC/PA、119.0km、茨木市
<13>箕面とどろみIC、127.1km、箕面市
<14>川西IC、132.7km、兵庫県川西市
<14-1>宝塚北SA/SIC、141.5km、宝塚市
<5-1>神戸JCT、149.6km、神戸市北区

(出典:ウィキペディア「新名神高速道路」新名神高速道路 - Wikipedia)

 



三重県の四日市JCTから、約110km西方に位置する場所です。
いずれは、制限時速が110kmや120kmの時代に入るかもしれないですから、
いずれは、ここから四日市まで、1時間程度で進むことができる時代が、到来するかもしれません。



間もなく、次のトンネルが近づいて来ます。
先ほどの神峰山(かぶさん)トンネルとは違い、非常に長いトンネルです。

 



原萩谷(はらはぎたに)トンネル下り(3015m)に差し掛かります。

 



地図を見て気付きましたのは、
E1名神高速道路の高槻JCTから比較的急な右カーブを描いてきた方向に向き
1km程の高槻連絡道路ゾーンを北上した後、
またしても比較的急な左カーブを描いた後、同様の右カーブで北西方向に向いたその先に
原萩谷トンネルを起点とする、大きな、大きな左カーブを描いて、西の方角に向き直るのです。

その大きな左カーブの半径を、ざっくり計りましたところ、半径約2km程度の緩やかなカーブであります。

東名・名神とは異なり、高速ドライブを維持するため、なるべく直線路を確保していることが分かります。

また、新たな大動脈的な役割を担う新名神の整備が進んだことで、
渋滞発生頻度が減ったことも、大きなメリットです。

 



原萩谷(はらはぎたに)トンネル下り(3015m)を潜(くぐ)り抜けます

大きな左カーブを描いた結果、南西方向へと進んで居ることを、地図で確認しました。

 



それと同時に
人口約35万人都市の高槻市内ドライブが終了しまして
人口約28万人の茨木市に入ってきました

 



高槻JCTから神戸JCTまでは、丁度、約40kmほどの距離がありますから、
その手前にある、次の充電ポイント宝塚北SAまでは、あと30km位といったところでしょうか。。。
大体、合っていました。

次の充電ポイントである宝塚北SAまでは、ここから26km進んだところにあります。

 



また、現在位置から3km進んだ場所には、茨木千提寺PAもあります。

相当、高地に建設された橋を通過しているのではないかと思いますけれども
この辺りをどのようにして片側3車線以上の道路にグレードアップするのか、素人目には見当がつきません。

 



竜王山(りゅうおう「ざ」ん)トンネル下り(1540m)に差し掛かります。

比較的長いトンネルですが、先ほど紹介した
次の高速道路設備である
<12>茨木千提寺IC/PA
が近づいていることもあり、

トンネル内であっても、案内標識が設置されています。

 



茨木千提寺IC/PAまで、残り1km余りです。

思い出しましたが
茨木市内には、従来からの
E1名神高速道路がJR茨木駅よりもわずかに北約1kmの位置を東西に伸びていることと
<34>茨木IC

の存在があることで、交通の便はお隣の高槻市よりも有利だったかもしれません。

 



その関係もあり
E1A新名神高速道路の茨木市ゾーンはJR茨木駅よりも、5km以上北の位置、しかも山間部を縫うように伸びていますから

茨木市民の皆様にとって、新名神の存在が、交通の利便性にどれ程、寄与しているのか、興味あるところです。

 



竜王山(りゅうおう「ざ」ん)トンネル下り(1540m)を抜ける寸前です。

開けた空間に抜け出る予感が致します。

 



<12>茨木千提寺IC/PA
が近づいていることが分かります。

高槻と神戸の間には、約40kmにPASAが2箇所ありまして、

茨木千提寺IC/PAは高槻JCTから約10km西に
宝塚北SA/SICは神戸JCTから約10km東に

それぞれ位置すること、このこともまた、興味深い設備配置の妙です。

 



交通の重要な結節点であるジャンクションを分岐し、新たな路線に流入するドライバーにとりましては、
ミスコースとの闘いに打ち勝ち、心理的に安堵していることから、

ジャンクションから、比較的近い場所にPASAを設置したのかな、と勝手に想像していました。

<12>茨木千提寺IC/PAを通過します。

茨木千提寺PAには、残念ながら、EV用の急速充電器が設置されていません。

そのため、EVユーザーにとりましては、極めて縁の薄い場所となってしまいます。

 



何度も繰り返し、NEXCO関係者様に呼びかけたいことですが
EV用急速充電器の設置を宜しくお願いします。

SONYアクションカムで撮影した動画のキャプチャ写真に記録されている時刻は
平成31(2019)年4月30日(火)午後6時40分頃を指しています。

 



もうすぐ日暮れですが、このまま、高速道路でのEVドライブは続きます。


 第21節 E1A新名神高速道路の宝塚北SAに到着!だが、しかし!!


高槻と神戸の間には、約40kmにPASAが2箇所ありまして、

茨木千提寺IC/PAは高槻JCTから約10km西に
宝塚北SA/SICは神戸JCTから約10km東に

それぞれ位置すること、このこともまた、興味深い設備配置の妙です。

 

<12>茨木千提寺IC/PAを通過したところから、レポートを続けます。

茨木千提寺PAには、残念ながら、EV用の急速充電器が設置されていません。
そのため、EVユーザーにとりましては、極めて縁の薄い場所となってしまいます。

何度も繰り返し、NEXCO関係者様に呼びかけたいことですが
EV用急速充電器の設置を宜しくお願いします。

<12>茨木千提寺IC/PAを通過し、引き続き
E1A新名神高速道路を西へ西へと進みます。

岡山まで、残り、180kmを切りました。

 



倉敷本部まで残り約180kmを切る場所まで戻ってきますと、
従来の内燃機関エンジン搭載車だと2時間強で到達できますが、
我がGミーヴだと、最低、3回は充電が必要な状況ですので、
4時間程度掛かる場所であることが分かります。

 



E1A新名神高速道路では最長のトンネル
全長4982mの
箕面トンネル下りに差し掛かります。

 



トンネルの長さが5kmを越えますと、揮発油など危険物を搭載する車は走行許可など特別な手続きを受けなければ走行許可が居りませんので、

このトンネルも、ギリギリ、5kmを下回る長さに留めることで、物流の利便性を向上させている現場のひとつ、となります。

 



トンネルの中は、閉鎖的な空間を進む状況であるせいか、
無意識に速度低下となる可能性が高いため、
このキャプチャ写真にあるように、
緑色のランプが制限時速100kmで前に進むように点滅することで
速度低下を防ぐ工夫が成されています。

 



そして、トンネルを出た先には、
トンネルの中でも掲示板に示されていた
<13>箕面とどろみICが、直ぐに現れてきます。

 



人口約13万7千人余りの
箕面(みのお)市にあるところの
<13>箕面とどろみIC
を通過します。

 



一級河川猪名川(いながわ)の支流である余野川(よのがわ)と並行するように
北の京都府亀岡市から
南の大阪府池田市を通って大阪市北区まで伸びる
国道423号線と交差する場所に
<13>箕面とどろみICが存在していることから、
場所的には僻地でも、重要な交通の要衝なのではなかろうか、と推察致します。

 



次のトンネルに差し掛かります。

 



このエリアは、まるで、
JR山陽新幹線の新神戸駅と似たような雰囲気がありまして、
長いトンネルを過ぎた直後に<13>箕面とどろみICが現れ、
ICを通過した直後に再び、長いトンネルに差し掛かる、という感覚になります。

 



新名神高速道路の止々呂美トンネル下り(1997m)です。

 



このトンネルでも、速度減少を防ぐための
グリーンランプが前へ前へと進み
法定速度上限である時速100kmの維持を促してくれます。

平成最後のGW4日目の夕方、
長距離ドライブの連続で、疲労も結構溜まっていたハズですので、
次の充電ポイントは、まだ、見えてこないのか、とも思い始めました。

 



止々呂美トンネルから抜け出します。

夕方6時半を過ぎた辺りですが、
有り難いことに、まだもうすこうし、周辺が明るいです。

 



止々呂美トンネルの中を走行中に、箕面市内ドライブがいつの間にか終了しており、
人口約15.1万人の
川西市に入ってきました。

また、現在通過中の橋の下を
1級河川猪名川の本流と
国道173号線と
能勢電鉄が南北を貫いています。

 



次の
<14>川西ICまで
残り2km地点まで進んできたところで、またもや、トンネルである

川西トンネル下り(1090m)
に差し掛かります。

紹介するキャプチャ写真枚数の都合で、入口と中の様子、そして出口のみの紹介だと
「あっ」という間に想われるかもしれませんが、
実際には
高速道路ドライブでも、全長1kmのトンネルは、結構長い時間を走行する感覚になります。

 



<14>川西IC下りに差し掛かります。

それにしましても
E1A新名神高速道路の高槻JCT以西にあるインターチェンジは、悉(ことごと)く
トンネルとトンネルとの間に挟まれた場所に有ることも、興味深いです。

 



<14>川西ICを通過します。

次の充電ポイントである宝塚北SAが近づいて来ました

 



また、岡山まで170kmを切りました。

 



またもや、次のトンネルに差し掛かります。
六石山(ろっこくやま)トンネル下り(580m)です。

 



高速道路中の500m級トンネルは、比較的、短く思えるトンネルです。
六石山トンネルを通過中に、大阪府内ドライブが終了しました。

人口約541万人余りの兵庫県に入り
川辺郡唯一の基礎的自治体である
人口約2.9万人の猪名川町(いながわちょう)に入ってきました。

 



六石山(ろっこくやま)トンネルを抜けだしますと、
またもや、次のトンネルに差し掛かろうとしています。

 



全長520mの猪渕(いぶち)トンネル下りです

トンネルの連続で気が付かず、地図を見て納得したことですが、
猪名川町エリアは、池田、伊丹、尼崎方面と隣接しており、
先ほど紹介した
国道173号線と
能勢電鉄に加えて
兵庫県道12号線が南北に伸びている関係で、
宅地開発が高度に進んで居るエリアであるようです。

次の充電ポイントである宝塚北SAまで、あと3kmまで迫ってきました。

 



またもや、トンネルに差し掛かります。今度は、長いトンネルです。
切畑(きりはた)トンネル下り(2010m)に、差し掛かります。

 



「またもやトンネルが」とは謂いましたけれども、
切畑トンネルを過ぎますと、未通過のトンネルは、例の道場トンネルのみとなります。
(ビックリしましたが、2022年3月下旬に「おはよう〇ーソナリティ〇上洋三です」が終了し、後継者の方が引き継がれて居られるようです。)

切畑トンネルを通過中に、猪名川町内ドライブが終了し
人口約23万人の宝塚市に入ってきました。

 



そしていよいよ、次の充電ポイントである
<14-1>宝塚北SA/SIC
が近づいて来ます。


宝塚といえば、その「トップ」に宝塚大劇場のイメージが沸きます。
それ以外にも、多くの魅力ある場所や文化が存在するまちであることは、云うまでも有りません。

 



<14-1>宝塚北SA/SIC
に漸く、到達致しました。

 



平成30(2018)年3月18日の新名神高速道路開通に合わせて供用開始されている
宝塚北SAは、21世紀という新しい時代に相応しい、大規模サービスエリアの一つだと思います。
(参考:ウィキペディア「宝塚北サービスエリア」宝塚北サービスエリア - Wikipedia)

 



サービスエリア用地は、上り線側にある関係で、
下り線からサービスエリア施設へ入って行くためには、
高速道路を潜(くぐ)る必要がありますので、
巨大なコンクリート構造物が構築されており、
その大きさは、圧巻です。

 



幅100m位のトンネルを抜け、上下に昇り降りしながら
サービスエリアへと近づいて行きます。

宝塚市の北部に位置するサービスエリアですので、
山間部の斜面を上手く利用して施設まで近づいて行きます。

(出典:ウィキペディア「宝塚北サービスエリア」宝塚北サービスエリア - Wikipedia)

 



構造上、宝塚北SA/SICは
上り線の流入時と
下り線の流出時にはSIC利用可能ですが


上り線は流出時と
下り線流入時にはSICを利用することができないとのことです。
使い分けるには、結構、面倒な状況ですので、気を付けたいです。

 



宝塚北SA施設内に入ってきました。
完成してから、まだ、1年程度しか経過していない段階での訪問となります。
急速充電器の場所は、施設建物の手前部分ですから、もうすこうし、前へ進みます。

 



今回の宝塚北訪問時間は、半年前よりも大分、明るい時間帯で戻ることができましたけれども
<ひと>の移動が激しい時間帯でもある夕方時分、
この場所でも30分待ちの状況が確定してしまいました。

 



ZE1リーフが1台、充電中でした。。。充電待ちとなり、残念です。

 



いずれにしましても

平成31(2019)年4月30日(火)午後7時頃
ここまで何とか無事に、戻ってくることができました。

 



宝塚から倉敷までは、残りあと約170km程
まだ、あと3時間強は掛かります。

 



<27>19:05新名神高速道路宝塚北SA下り49.1(1,307.2)km、40%5.6kWh消費、0h37分走行、電費8.77km/kWh、15分充電で82.5%まで回復
 

 


首都高速1号羽田線を越えて首都高速神奈川1号横羽線も走行するという、


比較的長い歴史を持つ路線並びに周辺地域の事情を一つでも多く知るためのミッション
 

を無事クリアし、休憩を兼ねて有名どころにて散策も実行

 

再び首都高速神奈川線にのり、保土ヶ谷バイパスを経て東名高速に入り

 

二日目の宿「くれたけイン浜松」がある最寄の浜松西ICまで到達っしたところまでレポートすることができました。

 

そして、いよいよこのシリーズも最終日

 

浜松から倉敷までの約450kmドライブの様子をレポートしています。

楊田家Gミーヴ倉敷東京往復ドライブの旅、後半戦、お楽しみに!