いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。
COVID-19による影響が世界を混乱の渦に巻き込んで早3年。
なかなか、収束しそうにありませんが、無事息災であることの幸せを噛み締めています。
電気自動車EVは、時速80km以上の高速走行の場合は、エネルギー効率が悪くなりますので、第2世代量産型EVである三菱i-MiEVや日産ZE-0リーフ、e-NV200の場合には、70kmから80kmごとに急速充電を継ぎ足して行かなければ、走り切ることができません。
エコノミライ研究所は、このことを、経験をもって実証してきました。
所長楊田は三菱i-MiEV「Gミーヴ」号を所有していますが、TECTOMさんの「燃費マネージャー」(実勢価格3万円前後)を搭載し、電池残量や消費電力、累積電費など、各種情報を記録し、適切な情報処理を施せば電気自動車という「次世代自動車」の実用性能をより詳しく分析することができ、快適なEVドライブに活かすことができます。
楊田の片道300km超のEVロングドライブの実績と致しましては
(報告済)2017年7月横浜→関→倉敷(700km)
(報告済)2017年8月倉敷→鹿児島→屋久島(900km)
(報告済)2017年10月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2018年8月倉敷→小牧→白馬→小牧→倉敷(1400km)
(報告済)2018年10月倉敷→東京(700km)
★今回★2019年4月倉敷→東京・横浜→倉敷(1400km)
(報告済)2019年9月倉敷→米原→白馬→敦賀→倉敷(1400km)
2019年9月鹿児島→倉敷(700km)
2021年3月倉敷→鹿児島(700km)
2022年3月倉敷→鹿児島→倉敷(1400km)2022年7月倉敷→小牧→白馬→小牧→倉敷(1400km)
となっておりますが、2020年の秋も深まりつつある現在もなお、昨年実施したドライブ報告ができておりません。
ただ、新型コロナ禍の影響で、新規のロングドライブにチャレンジすることが不可能な現在、レビューできていなかった過去のドライブについて取り上げることができるのは、不幸中の幸いかもしれません。
いずれにしましても
2017年夏から連載開始したエコノミライ研究所のブログは、このようなEVドライブのレポートをするために開設されたようなものですので、
「三菱i-MiEV「Gミーヴ」号で東京往復_往路編」
と題して、旅行記を再編集して、お送りしています。
これまで同様、「ゆっくり・じっくり」とお付き合い下されば幸いです。
三菱自動車が世界で初めて量産型EVとしてリリースした
i-MiEV(G)による倉敷東京往復の旅
平成最後の大型連休である
平成31年4月28日(日)午前5時から出発して、御殿場エリアで1泊目までの紹介まで進み
平成31年4月29日(月)、2日目のドライブ紹介をしています。
2019(平成31)年4月29日(月)の午後1時5分頃
首都高速1号羽田線と首都高速神奈川1号横羽線を利用し横浜みなとみらいエリアに到着。
同13時16分、横浜スカイビル駐車場に無事到着し、待望の日産グローバル本社ギャラリー見学を実施致しました。
ヘリテージカーや最新車種の見学、体験型アトラクションを楽しんでおりますと、時間は「あっ」という間に過ぎまして
時刻は午後3時を過ぎた頃なので、我がGミーヴに戻り、この旅で通算15回目の充電を実施しました。
2019(平成31)年4月29日(月)
時刻は15時26分より15分強ほど充電をし、80%余りの状態で出発したこととなります。
楊田家Gミーヴ号は、E1東名高速道路横浜町田ICへと向かうため
首都高速道路神奈川1号横羽線みなとみらい入り口に入り
石川町JCTより首都高速道路神奈川3号狩場線に入り保土ヶ谷バイパスとの合流を経て東名入りを果たすルートを選択
狩場JCTを通過し、E83保土ヶ谷バイパスを走行しました。
重要な分岐点、横浜町田JCTにてE1東名高速道方面へと進みまして
平成31(2019)年4月29日(月)午後4時12分頃、横浜町田ICを通過し、本格的な高速道路ドライブに突入。
渋滞の名所大和トンネルを越した場所にある海老名SAにて1台待ちにて16回目の充電を実施(30分遅れ)し
渋滞が激しくなってきていたことから、急遽、中井PA下りにて17回目の充電
標高500mに差し掛かる勢いのある御殿場手前にある足柄SAにて18回目の充電を待ち時間なく実施することができましたが
次の富士川SAでは、充電器の場所を見失い、何と2台待ちの状態で19回目の充電を実施(1時間遅れ)
その先の牧之原SAでも1台待ち(20分遅れ)の状況で20回目の充電を実施することで
夜10時30分過ぎ、漸く<16-2>浜松西IC下り出口を通過し
2日目の宿くれたけイン浜松に到着した次第です。
充電待ちさえなければ、少なくとも2時間は早く宿泊地に到着できることを証明したことになりますので、
EV用急速充電インフラ構築の重要性につき、
関係者の皆様には、能々(よくよく)、意識向上と、予算確保・予算執行への着実な進行をお願いしたいところです。
<三菱i-MiEV「Gミーヴ」号で東京往復_滞在地ドライブ編>
第6章 復路ドライブの様子 後編 本部に無事到着するまで
第7節 岡崎市内で漸く<ひと>も「充電」するために彷徨う
三菱自動車が世界で初めて量産型EVとしてリリースした
i-MiEV(G)による倉敷東京往復の旅
三菱自動車岡崎製作所内にある、三菱オートギャラリーが休日で閉館、
さらに
急速充電器も、メイン電源が落ちている状態でしたので、
我がGミーヴに、充電することも、できませんでした。
このときの電池残量は、36.5%。。。
即座に電力回復する必要性に迫られた楊田家は
充電出力の大きい、日産ディーラーでの充電をせざるをえない、という判断のもと、
三菱オートギャラリーから最も近い
三河日産日産ギャラリー岡崎大樹寺店の充電器にて23回目の充電を実施致し
34%の状態で20分充電をし、90%程の状態に回復することができました。
平成31(2019)年4月30日の13時過ぎ
三河日産岡崎大樹寺店を出発しました。
道なりに進みますと
道路標識に「豊田東IC」と出ましたので、
E1A伊勢湾岸自動車道が近いことにも気付きましたが、
昼食を未だ食していないため、道なりに、食事場所探しモードに入ったのでありました。
道行く先々には
確かに
食事をすることができるお店がありましたけれども、
残念ながら、うどん、を食べる気分でもなく
中京エリアに来ているにもかかわらず、
博多ラーメンはナンセンスだろ、とも思いましたし
睡眠不足で、食欲も余りない状況で、焼き肉を食する勇気もなく
京都発のラーメン、我がまち倉敷にもある「天一」の気分でもないなー、と思っていても
再び焼き肉、という気持ちにもなれず
ハンバーグで妥協するか、でも、このお店、待ち時間が長いこと多いんだよね、ということでパスしておりますと
E1A伊勢湾岸自動車道の豊田東ICまで、あと僅か4kmに迫ってきてしまいましたので、
もう、此処いらヘンに、いい店はないものか、と少々、焦り始めたものの
蒲郡市から岐阜市へと繋がる重要幹線である
国道248号線
の沿線にあるお店を引き続き、チェックし続けました。
”んー、牛丼かぁ、イマイチじゃなぁ”
”お、隣にはマクドもあるがのぅ”
「マックにするん? 別に ええよ」
”ん、一寸まって、その隣”
”タンメン??ラーメンのことか?”
というわけで
ドライブ3日目の昼食はラーメンと決定致しました。
楊田は朝ご飯を、余り食べてはいませんでしたので、漸く、纏まった量の食事に有り付くこととなりました。
それにしましても
午後1時の段階で、未だに岡崎・豊田エリアに留まっていますから
平成年間の間に、約370km離れている倉敷に無事、戻れるのか、この時は、全く分かりませんでした。
第8節 岡崎市内で漸く<ひと>も「充電」し、再び、高速道路EVドライブへ
改めて、地図を見返してみますと
三菱自動車岡崎製作所から若干東に移動して
国道248号線沿いにある
三河日産日産ギャラリー岡崎大樹寺店
で充電したのち、北に向かってドライブしていたことに、全く気付いていませんでした。
クルマも<ひと>も、エネルギー補給できなければ、前へ進むことができませんから、
本来ならば西の方角へ向けて進むところ、東や北の方角へ向かっていた、という可笑しなハナシです。
「無駄足」と謂われてしまえば、それまでですが
クルマの充電や<ひと>の食事をしたことにより、
岡崎市内を南北に走る国道248号線の存在を知り、
その沿線に何があるのかも知ることで
見知らぬ地での土地勘を得たことは、貴重な経験です。
ですので、国道248号線がこの場所で高架道路と交差した、ということは
E1東名高速道路と交差していた
ことも、初めて理解したことになります。
ですから、
向かって右手の山林と思しき地域が
「おかざき自然体験の森」
であることも初めて知り、
向かって左方向に
矢作川、
更にその向こうには
E1東名高速道路とE1A伊勢湾岸自動車道とが交差する
豊田JCT
があることも、初めて知った次第です。
標識にて、大体の位置関係が分かってきましたが、
国道を走っているという安心感のみで、進んでおり、
岡崎市仁木町
辺りを走行している実感など、ありませんでした。
2019(平成31)年4月30日(火)の段階では、
”良かった~、高速の入り口が近づいてきたワ”
という地理感しか、持ち合わせていなかったのです。
それでも、道なりに進みますと、
思わぬ「発見」をし、「この世」のことを知らない自分に気付くことになるのです。
今回、最も重要な「収穫」と謂ってよい場所が、分かりました。
この交差点の信号の
左側に見えて来た看板です。
「MITSUBISHI MOTORS」
という英語の下に書かれている日本語に、大変驚いた次第です。
「三菱自動車EV技術センター」
恐らくは、この場所こそ、三菱自動車が手掛ける電動車両に関する研究の総本山なのでありましょう。
三菱自動車のEV関連技術者の皆様が活動なさる拠点である「EV技術センター」
この場所から
アイミーヴ
ミニキャブバン・ミーヴ
ミニキャブトラック・ミーヴ
アウトランダーPHEV
エクリプスクロスPHEV
などに関連する様々な実戦的研究がなされている模様です。
こそっと、公式HPから、関連情報を拝見しましたが、
センターの開設は2012年5月からとのことで、
カーライフのEVシフトに本格的に対応なされ始めた証、とも言えます。
(三菱自動車プレスリリース2012年4月12日発表資料を参照しました。)
<出典>https://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2012/news/detail4561.html
岡崎は、アイミーヴの聖地。
今後も、何かと機会を見つけて、訪問してみたいものだ、と確信致しました。
さて
そろそろ道は、一般道ドライブを終え、
再び、高速道路ドライブへとモードチェンジ、しようとしています。
国道248号線ドライブも、そろそろ終了
ここでまた、
一級河川矢作(やはぎ)川
を渡ろうとしています。
一度渡ったハズの矢作川。
短い滞在時間でありましたが、
存外
岡崎市内を、広範囲で散策していたことに、改めて驚きました。
地図から「葵大橋」という橋であることが分かりました。
この「葵大橋」を渡りますと、岡崎市とはお別れ、西隣にある
人口約42万人の大都市
豊田市
に入ってきました。
(参考:ウィキペディア「豊田市」豊田市 - Wikipedia)
このような豊田市にある
E1A伊勢湾岸自動車道の豊田東IC
の入り口へと向けて進んで居ます。
自分で申すのもおこがましいですが、
方向感覚がある<ひと>にとっては、違和感がある進行方向。
南西方向へ向かうのに、
何故か北西方面へと進んで居ます。
そうしますと
E1A伊勢湾岸自動車道
の高架道路が向かって右側に現れ
豊田東インターチェンジの入り口へ向けて進むこととなります。
改めて、地図で位置関係などを把握しましたが、
豊田東ICの構造物も、相当、変わった配置となっています。
地理感の無い状態だと、ミスコースを誘発しかねない、ICです。
その難易度は、横浜町田ICや鹿児島ICに匹敵するでしょう。
インターチェンジ入り口へと進むため、
先ず、
高速道路本線の東側へと移動して行きます。
そうしますと、遠方に、見覚えのある斜張橋タイプの高架道路が見えました。
豊田東ICT付近の6車線道路が見えています。
西方面へと進むハズが、
逆方向へと結構な距離を進んでいる錯覚を覚えました。
E1A伊勢湾岸自動車道
<2>豊田東IC
のゲートに、漸く、到達しました。
車載カメラのキャプチャー写真に記録されている時間は
2019(平成31)年4月30日(火)13時53分
愛知県岡崎市にあるところの
E1A伊勢湾岸自動車道の豊田東ICのETCゲートを
通過します。
約2時間振りに、高速道路ドライブを再開です。
時間の都合上、もう、高速道路から途中で寄り道することは、ありません。
ですから、ミスコースは絶対に許されません。
何方(どちら)が伊勢湾岸道、新名神方面?
何方(どちら)が東名高速方面?
否、この高速道路は伊勢湾岸道だから
レーンを間違うと、静岡方面へと逆戻りしてしまう可能性も、あります。
”これ、ドッチヘ進めばええん?”
「左じゃ、ひだり!」
家の者のナビゲートのお蔭で、「で落ち」せずに済みました。
充電や昼ご飯を実施しなければ、豊田南ICから利用していたハズですので、
このような戸惑うことは、無かったかもしれません。
それでも、このように悩み・迷うことこそ、ドライブの醍醐味でもあります。
(間違えたら、引き返すなり、また、違う道を探せば、良いのです。)
というわけで(何が)
Gミーヴ倉敷東京ドライブ3日目の午後2時前
ここ愛知県豊田市の豊田東ICをスタート地点として
約400kmのロングドライブが再開されたのです。
楊田家Gミーヴ倉敷東京往復ドライブの旅、後半戦最終3日目の紹介をしています。
次回も引き続き、三菱i-MiEV「Gミーヴ」号での(高速)道路EVドライブ(等)の模様をお届けします。
お楽しみに!!
首都高速1号羽田線を越えて首都高速神奈川1号横羽線も走行するという、
比較的長い歴史を持つ路線並びに周辺地域の事情を一つでも多く知るためのミッション
を無事クリアし、休憩を兼ねて有名どころにて散策も実行
再び首都高速神奈川線にのり、保土ヶ谷バイパスを経て東名高速に入り
二日目の宿「くれたけイン浜松」がある最寄の浜松西ICまで到達っしたところまでレポートすることができました。
そして、いよいよこのシリーズも最終日
浜松から倉敷までの約450kmドライブの様子をレポートしています。
楊田家Gミーヴ倉敷東京往復ドライブの旅、後半戦、お楽しみに!