湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館7「模型」の世界に触れてみる4ヤマトワールド | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
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2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

 

毎週月曜日は、全国各所にある名勝・史跡の紹介をしています。

 

 

美作市湯郷(みまさかしゆのごう)にあるところの湯郷温泉エリアにあります、

 

「湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館」の紹介をしています。

 

今回は、その 第 7 回目です。

 

 

2019年の11月に訪問しました。館内外の撮影のご許可、誠にありがとうございました。

 

入館料を支払った証が「切符」とは、風情があります。

 

そうそう、切符の「刻み」には、駅により違いが有ったことを知る<ひと>、随分と減ったかもしれません。

 

先回より、この博物館の名称の後半ともいえる、「レトロ模型館」につき、クルーズアップしています。

 

今回紹介する、次の写真で確認できる模型が、何なのかが分かるならば、貴方はもう、そのシリーズのマニア間違いなしです。

 

 
 
手前:アナライザー、コスモファルコン加藤機(尾翼に「誠」とあるため)
中列:ガルマンガミラスデスラー砲艦、大型戦艦、重戦闘機、宇宙戦艦ヤマトの舳先(へさき)
後列:宇宙戦艦ヤマト
手前に見える赤とシルバーの物体は、コスモゼロですが、
 
宇宙戦艦ヤマト2199
 
にて、初めて披露された、艦内格納時ギミック(仕掛け)です。
 
フネの限られたスペースに戦闘機をどのように格納しているのか、などにつき、リメイク版では徹底して見直されましたが、
 
コスモゼロの場合には、ノーズ、主翼、並びに尾翼を折り畳むことで、高レベルの省スペース性能が実現しました。
 
一番左から
・コスモゼロの主翼より後ろ部分
・三段空母(第一空母(緑色)):ルビー戦線から参戦、隊長:ゲットー、搭載機はドメル式DMF-3型高速戦闘機
・三段空母(第二空母(紫色)):サファイア戦線から参戦、隊長:バーガー、搭載機はドメル式DMB-87型急降下爆撃機
※第三空母(青色)(ダイヤ戦線から参戦、隊長:クロイツ、搭載機はドメル式DMT-97型雷撃機
・パトロール艦とコスモタイガーⅡのセットと巡洋艦
・デスラー艦(ガトランティス帝国による改装後)
・デスラー戦闘空母
・沖田艦(きりしま)
宇宙戦艦ヤマト
・デスラー艦(ガトランティス帝国による改装後)
となります。
 
此方(こちら)を向いている五隻のガミラス系統の艦船は、左から
 
・デストロイヤー艦(2199では「デストリヤ級宇宙巡洋艦」)
・二連三段空母(宇宙戦艦ヤマトⅢ)
・三段空母(第三空母(青色)):ダイヤ戦線から参戦、隊長:クロイツ、搭載機はドメル式DMT-97型雷撃機
・三段空母(第二空母(紫色)):サファイア戦線から参戦、隊長:バーガー、搭載機はドメル式DMB-87型急降下爆撃機
・三段空母(第一空母(緑色)):ルビー戦線から参戦、隊長:ゲットー、搭載機はドメル式DMF-3型高速戦闘機
 
の順に飾られています。

 

宇宙空母の概念については、楊田としても、思うところは沢山ありますが、このことについても、論点整理出来次第、公開できればと思います。

 

・ブルーノア

・スタジオぬえ

・銀河英雄伝説

・紺碧の艦隊

 

などが、キーワードです。

 

地球防衛軍の宇宙戦闘機
 
恐らく、3機とも、2199シリーズでの模型製品として流通したモデルだと思います。
 
オリジナル版ではブラックタイガーという名の戦闘機でしたけれども、何故、その名称を踏襲してくれなかったのか、理由が知りたいです。
 

 

(ウィキ記事を読んで)納得です。

 

やっぱり、食用の「ブラックタイガー」というイメージから脱却したいという意味で

 

オリジナル版ブラックタイガーの見た目が

 

「ハヤブサ」=falcon

 

と似ていることから

 

地球防衛軍の宇宙戦闘機のシリーズを

 

「コスモ」シリーズ

 

という名称で統一すれば

 

コスモ「ファルコン」(2199)

コスモ「ゼロ」(オリジナル、完結編、2199以降)

コスモ「タイガー」(ヤマト2以降)

コスモ「タイガー2重戦闘機」(2199山本玲機)

 

という設定の再編により、「ブラックライガー」という名称を、お蔵入りさせる結果となりました。

 
手前側に向いているフネのみを左から順に紹介しますと
 
・バルゼー大型空母(ヤマト2)
・駆逐艦(ヤマト2)
・デスラー戦闘空母(新たなる旅立ち)
・ナスカ中型空母(ヤマト2)
・ガルマンガミラス戦闘空母(ヤマトⅢ)
・ガトランティス巨大戦艦(ヤマト2)・・・全長10km以上あるハズです
・大戦艦(ヤマト2)・・・全長310→カラクルム級戦闘艦(全長520m)
 
左方向を向いているフネを左から紹介しますと
 
・ゴーランドミサイル艦(ヤマト2)・・・2202では、人造クローン種として感情の無い生物として生かされた種族であっても、咄嗟の判断では親子愛が存在している、これすなわち「愛」だ、というコンセプトが描かれており、このときばかりは、「古代、何故、波動砲のトリガーを引いたんだ?」と問い詰めたくなってしまいました。
・ハイパーデスラー砲搭載艦(ヤマトⅢ)・・・「タラン、何年私の副官をやっている?」という、伊武さんのセリフが聞こえてきそうです。
・コスモハウンド(ヤマトⅢ)・・・便利マシンだけど、こんなに大きなの、よく搭載できるな、と思ったものです。
・地球防衛軍護衛艦(映画版ヤマト2愛の戦士たち)2隻セット・・・映画版のみで、何故、アニメ版には出なかったのか?と疑問に思っていましたが、2199版では、キッチリ、登場させて下さいました。このデザイン、大変気に入っています。
・プレアデス型戦艦(新たなる旅立ち、ヤマトよ永遠(とわ)に)・・・同級艦として「ガリアデス」が「永遠に」で登場しました。ゴルバ級要塞艦の存在を知ることにより、プレアデスって、前座だったのか、と多くのファンが悟るのです。
・地球防衛軍駆逐艦(ヤマト2)・・・波動砲ないから、意味ないジャン、と思っていました。
・ガルマンガミラスプロトンミサイル搭載艦(ヤマトⅢ)・・・これ、一発でも当たったら、世界は仕舞ジャン、と思っていました。
・ボラー連邦バース星防衛艦隊旗艦ラジェンドラ(ヤマトⅢ)・・・ラム艦長の漢(オトコ)っぷりには感服致しました。
・地球防衛軍主力戦艦(ヤマト2)→ドレッドノート級(2199)・・・次元断層のなせる業で、沸いて出てくるように生産される「主力戦艦」の数に、気持ちは圧倒されました。”芹沢、それでいいのか?イズモ計画といい、貴様は何をやっている!!”と問い詰めてやりたいくらいでした。
・地球防衛軍突撃型駆逐艦ゆきかぜ(ヤマト)
・沖田艦とコスモゼロのセット(ヤマト)・・・戦艦キリシマとして山南(やまなみ)艦長が指揮し、この艦から沖田提督が艦隊を指揮したワケですが、そもそもなハナシ、〇選組ワールドなワケでして、ヤマトは、〇侠映画というジャンルに入れても不自然ではないのかもしれません。
(キッチリ、〇とし前、付けていますよね。)
 

 

オリジナルヤマトでは、「ゆきかぜ」型と思っていましたが、2199版となり

 

「磯風(イソカゼ)」型という設定に再編され、

 

艦名も「ひらがな」ではなく、「カタカナ」表記となっていることも、意味深デアリマス。

 

さきほどの写真の右側が切れていましたので、右に移動して撮ったのがコチラとなりますが、
 
・プレアデス
・プロトンミサイル搭載艦
・護衛艦
・ラジェンドラ号
・主力戦艦
・沖田艦
・ゆきかぜ
 
の他に見える、同様の大きさの模型の説明は後回しにしまして、
 
一際(ひときわ)大きな赤いフネのみ、説明致しますと、所謂(いわゆる)「デスラー戦闘空母」の部類なのですが、2199にてリメイクされたガミラス艦艇で
 
・ゲバルデス級航宙戦闘母艦
 
という名称で、建造費が通常の2倍掛かり、しかも生産効率性が低い艦艇のため、ごく少数しか生産されない失敗作という設定が付加されているそうです。
 
それでも、このフネを見ると「あ、バーガー少佐だ、頑張れ!」と思ってしまうのは、楊田だけではない、と信じたいです
 

 

 

 

「星巡る方舟」、結構、良い映画でした。個人的には、気に入っています。

 

大仕事を無事完遂した後に、ちょっとしたトラブルが発生してしまったけれども、見事解決、次の大事件に備えて気持ちをリセット

 

という心境にある時に、癒される作品です。

 

左向きに並べられている模型を左中エリアに見える赤い飛行機から紹介します
 
・ガミラス重爆撃機(ヤマト)・・・戦闘空母隊長ハイデルン自らがこの機体を操縦し、ヤマトの波動砲目掛けてドリルミサイルを撃つシーンは、(ファースト)ヤマトのハイライトの1シーンでありました。
(発進時の、ハイデルンの仕草(しぐさ)が、カッコよかったのです。)
”世代が知れるか。。。”
 

 

”「ドメル幕僚団」か、カッコいいなぁ”

 

♪あーおきぃ はーなさぁくぅー だぁいちぃ けーだかぁきぃ わ・が・こ・きょ・おおーよ ひぃびけぇー かぁんきぃーの うたぁー!

(オソマツ)

 

ガーレガミロン

ハナシが逸れましたので、もう一度、この写真から見える艦船等と紹介しますと、ガミラス重爆撃機の下に見える戦闘機から
 
・コスモタイガーⅡ3座隊空気銃搭載型(ヤマト2愛の戦士たち)・・・加藤三郎が、対空機銃座で息絶えているのを気付かず、古代はヤマトに着艦したのだなぁ。泣けるなぁ。そういえば、2202の終盤は、「愛の戦士たち」の雰囲気ソックリだったので、万感の思いが過(よぎ)りましたけれども、ここは、設定の妙、山本玲ちゃんを生還させるという追加設定により、高次元からの帰還というテーマで、地球統一国家の国論を左右する弁論会が催されたのは、これまた圧巻でした。ハッキリ言わせてもらいます”芹沢、お前、本当は良い奴なんだな”と。
・二連三段空母(ヤマトⅢ)
・ドメラーズ3世指揮所部分(2199)・・・ドメル将軍が敗戦を悟り、ヤマトに取りついて自爆するべく、アームを展開した様子が表現されているようです。すこうし調べて判断が付きましたが、当初は「ダゴン艦(円盤型白色旗艦)(ヤマトⅢ)」かな?と思いきや、ダゴン将軍は白いフネに乗っていたハズという記憶を頼りに、ウィキ記事の記載内容で、漸く、判断することができました。
(「ダゴン」星域会戦で、「ダゴン」将軍のことを思い出すのは、楊田だけでしょうか。。これまた、蛇足でした。)
・様々なバリエーションの宇宙戦艦ヤマト(4隻確認できます。)
・地球防衛軍旗艦アンドロメダ(ヤマト2、2202)
 
 
ガーレガミロン!!と叫びたくなる気持ちになりますが、ここは、ガマンじゃ、と言い聞かせます。
たかがアニメでしょうけれども、されどアニメです。
 
イコン=アイコン
 
という言葉の意味を、以前、紹介致しましたが、アニメーション作成においては、
 
人物(=キャラクター)
メカニカル(=フネ、艦載機、各種装備)
背景(=星、宇宙空間、大地、自然、国家、思想信条等)
 
という、3要素が、高次元でバランスしており、なおかつ、大衆に伝わりやすい物語であれば、
 
名作・大作
 
という位置づけに昇華し、興業・ブランドイメージ構築に成功する結果となります。
このような造形物の存在を、20世紀後半の大人たちは、意図的に抹殺しようとしたのではなかろうか、とさえ疑っている心境です。
このようなアイテムの存在が、敗戦を経験した我が国の平和教育を徹底する際には、邪魔な存在だ、という思想信条が、20世紀後半の大人たちには存在していたのではないでしょうか。
出渕様はじめ、わが国を代表するアニメーターの皆様の手により、
 
ニッポンの至宝、「宇宙戦艦ヤマト」シリーズは、再び、輝きを取り戻しました。
広島県呉市には「大和ミュージアム」がありますけれども、
 
この地球のどこかに、「宇宙戦艦ヤマトミュージアム」が存在すればいいのに、と思いました。
 
2020年12月の段階では、未だ、存在しませんが、ここ
 
湯郷温泉鉄道模型館&レトロおもちゃ館
 
は、「宇宙戦艦ヤマトミュージアム」の一つでもある、という公認を某メーカーからお墨付きをもらえる日が来ることを、
 
<こころ>より祈っています。
 
 

本日の紹介は、以上となりますが、

 

多種多彩な模型が展示されていることが、

この数週間の紹介で、多くの方にお伝えすることが出来ている、と期待しています。

 

また、このシリーズをリブログまでして下さるブロガー様まで居られますこと、この上ない喜びです。


”himadan様、いつも、ありがとうございます。小生の方も、勝手ながら、リブログさせて戴きました。悪しからずです。”

 

そして

 

「キリがよいので、次回に廻します。」

 
というコメント、今回で最後になります。
 
そうです、いよいよ、次回で、漸く、一通りの取材写真の披露をすることができます。
 

いずれにしましても

 

「湯郷温泉てつどう模型館&レトロおもちゃ館」ワールドは、大変、奥深い世界が存在していることを、ここに表明致します。

 

というわけで2

 

この話題、次回、続けます。

 

お楽しみに!

 

<所在地・連絡先>

〒707-0062岡山県美作市湯郷312

TEL・FAX:0868-72-0061

<開館時間>

9:30~17:00

(予約にて延長可)←凄いですね!!

<休館日>

毎週 水曜日

(祝日の場合は翌日)

<アクセス>

お車の場合・・・中国自動車道美作ICより10分

※本館前は北からの一方通行ですので、ご注意下さい。

鉄道の場合・・・JR姫新線林野駅より徒歩40分(公共交通機関のご利用がお勧めです。)

 

(引用・参照HP:http://www.spa-yunogo.or.jp/mokeikan/index.html