いつもエコノミライ研究所のブログをご覧くださり、誠にありがとうございます。
電気自動車EVの普及促進を第1目標として掲げ活動をしていますが、
そもそも、現代ニッポン社会で困った現象は、「クルマ離れ」でありまして、
EVを推進するための前提すら成り立たない可能性すらあるワケですから、
「クルマがほしぃ!」
「クルマって、楽しい!!」
「クルマを、運転してみたい!!!」
と一人でも多くの方々に思って頂けるための活動も、欠かすことはできません。
ですから、現実的な話、従来型内燃機関エンジンを搭載したクルマの紹介もできなければ、
次世代自動車
であるEVやPHV、FCVの説明が不可能である、ということになります。
幸いなことに、ゴッチ本部長や楊田の諸活動は、関係各所の皆様方からは、好意的に受け止めていただくことが多く、
特に、ピュアEVを真っ先に市場投入された三菱、日産、両者の関係者の皆様には、大変なご厚情を賜っております。
改めまして、関係者の皆様に対しまして、御礼の気持ちを表明させて戴きます。
(いつも、ありがとうございます!)
さて、前置きが長くなりましたが、早速、今回の表題にもあります
2020年3月19日に発売が開始された
日産自動車の新型LOOX(ルークス)
の紹介をさせて戴きます。
いつものように、今回は、第1回目ということで、外側からみたクルマの特徴を中心に紹介する回となります。
2020(令和2)年3月19日(土)より発売開始された
新型日産ルークスの紹介をします。
ekスペースのときにも添付すればよかったかもしれませんけれども、急いでいるときのwiki検索から抜粋します。
「<日産ルークス 3代目 B44A/B45A/B47A/B48A(BA1)型 (2020年 - )>
エンジンは2代目デイズに採用されているBR06型をルークス用にセッティングを施した上で換装されたほか、SM21型モーターとリチウムイオンバッテリーを組み込み、減速時の運動エネルギーで発電した電力をリチウムイオンバッテリーに蓄え、蓄えた電力をモーターアシストに用いたり、アイドリングストップなどに再利用することで低燃費に寄与する「スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)」が搭載された。
<安全性>
2代目デイズで採用された運転支援技術「プロパイロット」はミリ波レーダーを追加し、より遠くの先行車の状況を検知してスムーズな制御を可能にした改良型で採用された。
また、デイズルークスで採用された安全機能が拡充され、前方を走行する2台前の車両を検知し、急な減速などにより自車の回避操作が必要と判断された場合に警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)」、車両進入禁止・最高速度・一時停止の3つの標識を検知する「標識検知機能」、「インテリジェントDA(ふらつき警報)」、「先行車発進お知らせ」などが追加され、一部グレードにはハイビームアシストの進化機能となる「アダプティブLEDヘッドライトシステム」も搭載。衝突被害軽減ブレーキである「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」はミリ波レーダーの採用により夜間での性能が向上された。
<ラインナップ>
初代ルークス及びデイズルークス同様、標準仕様とスポーティ仕様の「ハイウェイスター」の2種体制は2代目ルークスでも踏襲されている。なお、eKスペースでは「ハイウェイスター」に相当する「eKスペース カスタム」が設定されていたが、2代目へのフルモデルチェンジの際に廃止(替わりに、クロスオーバーの外観でeKクロスのスーパートールワゴン仕様となるeKクロス スペースが設定)されたため、「ハイウェイスター」はルークス特有のモデルとなった。 」
(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/日産・ルークス)
今回の撮影並びに試乗におきましては、
岡山日産株式会社様のご理解・ご協力のもと、記事並びに試乗記動画作成が実現致しました。
ここに、<こころ>より御礼申し上げます。
そして、いつも、お世話になります。
個人的な感想で大変恐縮ですけれども、横面(よこづら)は、三菱ekスペースと同じなのに
フロントマスクの印象が、大変派手であるにも関わらず没個性的なイメージであるのが、不思議でなりません。
(いっそ、「△モーショングリル、辞めてしまいましょうよ。×ーン伊豆×ーンなんですから。)
アルミホイールのデザインは、2代目キューブの十字型四本スポークの方がバランスイメージが良いかもしれません。
テールランプをつなぐ日産エンブレムを囲う二本線も、D社がよく使うデザインと似ています。
最初に三菱車の方を特集してしまったからでしょうか。このクルマから、日産らしさを感じないという不思議な感覚です。
一つひとつの線は、パーツの合いがとてもキレイなので好感が持てるのですけれども
デザイン全体のパッケージングで、〇〇している気がします。
(おそらく、三菱さんに、相当、気を遣っていたのではないでしょうか。折角、自社主導でクルマ作りができたのだから、もっと攻めたデザインであるべきだった、と思います。)
ekスペース(ノーマル)との比較をしてみますが、どちらのデザインが個性的にみえますでしょうか。
受け止め方は、人それぞれですので、
これ以上の詮索は、止めておきます。
これは予想ですが、マナーチェンジの際は、可成りの変更が予想されます。
ekスペース紹介の際に、「クルマの重要性はむしろ内装だ」とは申しましたけれども
「これは欲しい」と思うクルマの第一印象は、結局のところ、外から見たデザイン、すなわち
ボディデザイン
なわけですから
折角、個性的でも、ボディ剛性向上に寄与しているDピラーの良さがさらに引き立つためにも
肝心のフロントマスクのデザインを、もうすこうし、どころではありません、異次元のデザイン力を、日産デザインスタッフには求めたいです。
今回は、非常に辛口なコメントとなっていますが、その原因は
過日、日曜日のブログで紹介した「五星物語」を久々に深く読み込んだこと、に求められるかもしれません。
〇野護センセは、カーデザイナーではないかもしれませんけれども、コラードや308、SLKやM-POWERなどをとてもCOOLに描かれています。
日産デザイナー陣の皆様
これ以上、ニッポンのカーライフをツマラナイものへと陥れないで下さい。
ニッポンが生み出した独特のクルマ文化「軽自動車」
この枠に詰め込んだ安全性能や快適性能は世界一かもしれませんけれども、折角ですので
軽自動車のボディデザイン
にも、「革命」を起こしてください。
閑話休題
今回は、どうしちゃったんだろう。自分でも、良くわかりません。
完成度がとても高いクルマだからこその、
ないものねだり
として受け止めてくだされば幸いです。
基本的には、とても良いクルマなのですよ、新型日産ルークスは。
(フォローになっていないか。)
いずれにしましても
紹介はまだまだ、し終えていませんので
次回も続きます。
どうか、お気を悪くなさらず、引き続きお付き合いいただければ幸いです。
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
(ここで、もう一度、試乗の様子を紹介する動画を置いておきます。)
ついでに、ノンターボ車の乗り心地等の参考動画としては、三菱ekスペース編が宜しいでしょう。
<諸元>
販売:2020年3月19日
乗車定員:4人
ボディタイプ:5ドア軽トールワゴン
エンジン
BR06型 直3 DOHC
BR06型 直3 DOHC インタークーラーターボ
駆動方式:FF/4WD
モーター:SM21型 交流同期電動機
最高出力
NAエンジン:38kW (52PS) /6,400rpm
ターボエンジン:47kW (64PS) /5,600rpm
モーター:2kW/1,200rpm
最大トルク
NAエンジン:60N·m (6.1kgf·m) /3,600rpm
ターボエンジン:100N·m (10.2kgf·m)/2,400 - 4,000rpm
モーター:40N·m/100rpm
変速機:エクストロニックCVT
サスペンション
前: マクファーソン
後(FF車): トーションビーム
後(4WD車):トルクアーム 3リンク
全長:3,395mm
全幅:1,475mm
全高:1,780mm(FF車)、1,800mm(4WD車)
ホイールベース:2,495mm
車両重量:940-1,060kg
製造事業者:三菱自動車工業
姉妹車
三菱・eKスペース(2代目)
三菱・eKクロス スペース
先代:日産・デイズルークス
プラットフォーム:CMF-Aプラットフォーム
<過去の試乗記紹介>