20190808エコカーフェアinイオン岡山#9【完】_イベント会場の雰囲気をもう一度 | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠にありがとうございます。

 

2019年8月8日、イオン岡山で開催された

 

エコカーフェアin岡山

 

という次世代自動車を展示し、環境啓発活動を紹介したりする、

 

岡山県主催イベントへ行ってきた模様をレポートの 9 回目 をお届けします。

 

エコカー並びにエコアイテムについて、一つひとつ、楊田の知るところの範囲内で、レポートしています。

 

次世代自動車が、何故(なにゆえ)、「次世代」と呼ばれるのか、すこうし考えてみたところ、
結局のところは、駆動力を電気エネルギーと電動モーターに
・シフト「しつつある・し始めた」のがHV(ハイブリッド車)
・シフト「した」のがEV(電気自動車)
という分類に大別される、という整理建てで、お話を進めさせて戴いています。
 
今回紹介するクルマが有する最優秀な機能についても捉えているショットとなります。
 
家庭用コンセントがそのまま使えるソケットを内蔵するクルマです。
ここ数年の豪雨災害などでは、意外に重宝されたクルマなのではなかろうか、と思っています。
(ただし、水没していなければ、のハナシですが。。。)
 
「エコノミライ運動」の目線からは、今回のイベントでは、このショットが、「ミライ」に最も相応しいと思いました。
同時に使える消費電力は1500wまでですから、電子レンジと炊飯器を同時には使うことはできませんが、
炊飯器でご飯をまず炊いておいて、電子レンジを使う、といった利用方法であれば、数日間ほどは飲食に事欠くことなく、サバイバル可能となります。そのような利用ができるのがこのクルマ。
三菱自動車のアウトランダーPHEVです。
2013年の1月より販売開始となりました。
2020年4月現在では、2019年9月にマイナーチェンジしたモデルが販売されています。
 
エコカーフェアin岡山が開催された場所である、岡山駅からも近い
 
イオン岡山1Fにある「未来スクエア」
 
を俯瞰したのが、次の写真ですが、
最近のスマホカメラは、様々な撮影方法を選択することができますので、
「ミニチュア」モードで撮影しますと
なんとなーく、ミニチュア模型的な雰囲気の写真を撮ることができます。
 
数回に分けてお届けしてきたこのイベントのレポートも、今回で最後ですので、
 
公開してきた写真をもう一度、アップロード致します。
敢えて、説明は省きます。
 
「FCVって?」
FuelCellViecleの略で、日本語では「燃料電池自動車」といいます。
(水素からつくった電気で走るよ)
 
「PHEV、PHVって?」
Plug-inHybridViecleの略で、日本語では「プラグインハイブリッド自動車」と言います。
(ガソリンと電気と両方で走るよ!充電もできるよ!)
 
「EVって?」
ElectricViecleの略で、日本語では「電気自動車」と言います。
(電気だけで走るよ!)
 
エコカーフェアin岡山という存在を知った、一人でも多くの方々に対して、上記3種類の次世代自動車の存在が、この世にあることを認識して頂けることに成功したならば、
 
このエコカーイベントは、大成功であったことでしょう。
 
また、岡山県という「官」という立場から、不特定多数の方々の利益のために実施する「公益目的事業」の実施による広報活動には、限界がありますから
 
民間企業や、公益法人、公益目的団体や任意団体の「意識的」な活動によって当該公益事業の浸透が図られようとします。
 
しかし、そのことをもってしても、たとえどんなに素晴らしい「情報」であるとしても、その情報を受け止める人々に対して、
 
その情報が有益なものだ=良さそうだなぁ
 
という、<こころ>に響く情報発信をしなければ、本来発揮するべき「公益目的事業」による価値創造は実現することができません。
 
すこうし前の統計数値となりますが、エコノミライ研究所調べにより、2017年度(2018年3月末時点)での次世代自動車の普及率は、
 
たったの1.3%余り
 
です。
 
次世代自動車を考えることは、エネルギー問題について考えることでもあります。
 
エネルギー問題を考えることは、<ひと>としての経済活動そのものを考えることでもあります。
 
非常に、根の深い問題である、と思っています。
 
ですが、「明けない夜は無い」ですから、一つひとつ、問題の存在を認識し、解決し、次の問題の存在を探求すれば良い、とも思っています。
 
従いまして、岡山県だけでなく、様々な個人・団体による
 
エコカーイベントの開催
 
が頻繁に開催されることを、願って止みません。
 
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹


前の記事
 
<今回のシリーズで、実は、一番伝えたかったアイテム>

 

「V2L」=Viecle to Load=自動車から電化製品へと電力を供給する装置である

 

ニチコン「パワームーバー」の最大の特徴は、

 

対応車種が未だ、限られていますけれども、EV急速充電コンセントと接続しますと、

 

EVの駆動用バッテリーの電力を、外部に対して供給することができます。

 

この商品の紹介については、2018年12月13日に、当研究所ブログでも紹介しましたので、詳しくは、そちらもご覧ください。

 

【災害の救世主!?】ニチコンの「パワームーバー」
2018-12-13 07:00:00
テーマ:生活のミライ

 

 

 

「開始」ボタンが点灯していますから、運用中の状態であることが分かります。

 

そして、写真右上部分にある「1」「2」「3」とそれぞれ記されたランプが赤く点灯しているということは、

 

写真右下の蓋(ふた)をあけてみますと(次の写真をご覧ください)

 

コンセントが3つ、装着されていることがお分かり頂けると思います。

 

実は!

 

コンセント1か所当たりの電力上限は1500Wでして、都合、4.5kW分の電力供給が可能なわけです。

 

(ただし、1つのアイテムで、1500Wをオーバーする家電製品は、残念ながら、動かすことができません。)

 

 

先回同様、繰り返しますが、エコノミライ研究所所長楊田は、このアイテムの普及促進・小型軽量高性能化・低価格化こそが、

 

この国の「ミライ」を救う戦略商品であると断言します。

 

 

エコノミライ研究所の仲間でもある「なかやま2016」さんが得意とされる

 

・太陽光発電装置

・家庭用蓄電池 

・小水力発電装置

とも、相通じる分野でもありますので、自動車メーカーだけでなく、住宅メーカー、重電メーカーが、挙(こぞ)って技術革新を競い合って欲しい世界でもある、とエコノミライ研究所楊田は期待しています。 

 

ちなみに、「なかやま2016」さんが昨年末、V2Hについてシリーズで記事を公開して下さいました。

 蓄電池の検討にはV2Hもいれてみては?2019-12-11 06:15:24テーマ:蓄電池

 V2Hのデメリットとは?2019-12-12 07:16:00テーマ:蓄電池

 V2Hの経済メリットを簡単に計算してみました2019-12-13 05:41:00テーマ:蓄電池

 V2Hのメーカー、対応車種は?2019-12-14 07:34:18テーマ:蓄電池

 
 

 

<関連記事のシリーズ>

 

200181222(土)エコカー&サポカーフェアin岡山_1(2020.2.5)

 

200181222(土)エコカー&サポカーフェアin岡山_2_FCV燃料電池車について考える(2020.2.12)

 

200181222(土)エコカー&サポカーフェアin岡山_3(2020.2.19)

 

200181222(土)エコカー&サポカーフェアin岡山_4_三菱の地元、倉敷の誇るエコカーなど(2020.2.26)

 

200181222(土)エコカー&サポカーフェアin岡山_5(2020.3.4)