[二訂版]EV車両チェック12_三菱i-MiEV編その1_2018年4月モデル | エコノミライ研究所のブログ

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2015年2月16日に設立した任意団体です。
ありとあらゆる「ミライ」について考える団体ですが、主に
「E」lectric「V」iecle(電気自動車)を通じて
1、生活の未来
2、文化の未来
3、社会の未来
を探求して行きます。

2018年の秋ごろのことですが

 

三菱i-MiEVの展示車両を撮影していたことを今頃思い出しましたので、

 

再び忘れないうちに掲載致します。

 

先日、エコカーフェアin岡山でも展示されていましたが、

 

「適正技術」

 

という目線からこのクルマを見直しますと、

 

リリースして丸10年もの歳月が経過した現在においてもなお、使い方を間違えなければ便利な乗り物である、と個人的には思っています。

 

ご参考のため、2018年2月24日に掲載した記事についても、そのまま残しておきます。

 

 

普通車であることが、本当に、残念でなりません。

 

 

2019年10月以降はこのクルマの自動車税も25,000円となりますから、

 

 

軽自動車税10,800円との比較でいいますと、年間1.5万円の差であっても

 

 

10年間であれば15万円もの差額となります。

 

 

オマケに、重量税が廃止されるとしても、

 

 

その代わりとなる環境負荷税(仮称)なる税金が掛けられるそうですから、

 

 

クルマの維持に掛かる税金の負担は、無視することができません。

 

 

だとしましても

 

 

既に1台、所有しているクルマですから

 

 

見慣れた外装デザインには安心感を覚えますし

 

 

 

アダプティブ・オート・クルーズコントロール(ACC)も

踏み間違い防止装置もないクルマなのですけれど

 

 

街中(まちなか)ではこのクルマを上回る、軽快で使いやすいクルマ、楊田は探す方が難しいです。

 

 

内装カラーがツートンになっているのも、個人的には好印象

 

 

アウトランダーPHEVにも備わっている

 

 

回生ブレーキの強さをOFFを含めて7段階の調節ができるレバーの便利さは、正直、未知数です。

 

 

2016年12月モデルから、このデザインとなっていますが、

センターパネルが非常に使い勝手がよくなっています。

 

前席のシートヒータースイッチが使いやすいですし

 

 

シガーソケットの位置も、余裕を持たせた場所にあるので、

三つ又部品を装着すれば、スマホ充電など、様々なカーアクセサリーを装着することが期待できます。

 

2014年モデルでは、センターパネルに在ったドリンクホルダーが床面に移動したことで、こちらも

シンプルになった分、使い勝手が向上しました。

 

 

それでも、助手席用ドリンクホルダーは、ガソリンiの名残

これはこれで定番のデザインです。

(四角い飲料を入れることが、できるかな?)

 

 

ベースモデルでは、ドアノブとアームレストが塗料の耐久性不足で使うごとに見栄えが悪くなっていましたが、

初めてのマイナーチェンジである2011年7月モデルから改善されています。

 

 

お!

このクルマには充電タイマーのリモコンも付属しています。

充電開始時間と終了時間、エアコン始動時間などを制御できる便利グッズです。

 

 

そしてなにより、楊田的に最も羨ましく思うのは

この内装色と

 

 

シート端部分のステッチ

です。

 

もっと早く、このような素晴らしい内装を導入してほしかったです。

 

 

とまぁ

思うところとをつらつらと書き綴ってきましたが、

 

 

贅沢を求めると上には限りがありませんが、

 

軽自動車枠が復活すれば、「もう一杯」的な気分になるのだけれど。。。

 

ですが、昨今の経済事情、浮き沈みが激しいので、中々身動きが取りづらいです。

 

クルマの買い替えも、慎重に考えていきたいものです。

 

 

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日本で購入可能なEV(急速充電対応PHV)の情報収集をしています。

 

車の評価をするということではなく、大きさ、重さ、電池容量や走行可能距離、タイヤサイズや税金など、基本的な情報を集めることを目的としています。

 

第12回目となり、漸く、世界初の量産型EVとして愛知県岡崎市で開発され、岡山県倉敷市で生産されたクルマである、

 

i-MiEV(アイ・ミーヴ)

 

の紹介をします。

 

情報としてまとめた後、いずれまた、どこかで加工作業できればと思っています。

 

エコノミライ研究所

所長 楊田芳樹

 

<参考>三菱自動車HPよりi-MiEV紹介ページ。

https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/i-miev/spec/spe_01.html

(☆こういうコンテンツ部分をしっかりと残していくよう、三菱さんには敢えて強調しておきます。)

 

価格.comよりi-MiEV

http://kakaku.com/item/K0000100250/

 

 

 

<i-MiEV 2018年モデル Xスペック主要諸元>

基本情報
新車価格:294万円
発売日:2018年4月19日
発売区分:マイナーチェンジ
新車販売状況:販売中
型式:ZAA-HD4W-LDD
動力分類:電気
駆動方式:MR
ハンドル位置:右
乗車定員:4名
ドア数:5ドア
シート列数:2列
車両重量(kg):1,100kg
車両総重量(kg):1,320kg
 
モーター
総電力量(kWh):16kWh
充電走行距離(km):164km
最高トルク(N・m[kgf・m]):160[16.3]
最高出力(kW[PS]):47[64]
200V充電時間:7時間
急速充電時間:0時間30分

性能
最小回転半径(m):4.5m

税金(新車購入時の目安)
自動車税:29,500円
自動車重量税:22,500円
自動車取得税:73,700円

外寸
全長(mm):3,480mm
全幅(mm):1,475mm
全高(mm):1,610mm
ホイールベース(mm):2,550mm
最低地上高(未積載時)(mm):150mm
 
タイヤ
タイヤサイズ 前:145/65R15
タイヤサイズ 後:175/55R15
 
※編集後記:新車購入を検討する際、2018年4月よりi-MiEVが普通車枠となってしまった関係で、ミニキャブMiEVバンが軽自動車枠EVとして唯一の選択肢となっており、補助金に頼らずとも、EVが200万円弱で入手できるのは、三菱さんだけかもしれません。
この国では軽自動車であっても装備満載で200万円超となっても売れるのですが、維持費が安くて、快適・安全装備満載だからこそ売れているという事情があることを、先回指摘しましたが、
「満タン」で走行可能距離がたったの160km、価格が300万円もする「普通車」なんて、一体、何処の誰が買うのだろう?
 
不思議なことに、そういうクルマを買う奇特な<ひと>が、偶(たま)に存在するのです。
 
こういう人種を、<ひと>は「異端児」と呼びます。
 
そのような「異端児」が、社会にとっては有意な存在なのか、そうでないのか、
 
そういう評価については、後々の歴史家が論じることでしょうから、
 
楊田は、そういうことには、気にしないこととしました。