裏表紙の帯に記載の通り、「小説や教科書ではわからない魅力」が古文書には書かれているようです。
あるテレビ番組で、「僕より古文書を読むスピードが早い人に会ったことがない」との趣旨の発言もあるほど、古文書通のようです。
ネット検索などで安易な情報入手により、歴史小説が面白く無くなった、と指摘しています。
豊臣秀頼の実父と言われている秀吉に、古文書から疑問を投げかけていることや、徳川家康の正室である築山殿は、夫婦仲がいい頃は、駿河御前と呼ばれていたことなど興味深いことがたくさん書かれています。
大河ドラマに今の直虎が選択されたのも、著者の意見があったようです。その訳は読んで下さい。
何より驚いたのは、2016年4月の熊本地震のことです。過去にも東北大地震の後に熊本で地震がおきたことの指摘です。
背丈ほどの積ん読の中で、最近購入したこの本を優先して読んだのは正解でした。
