最近、しばしばニュースで取り上げられている郵政改革。
そもそも郵政民営化する目的は何だったのか?
一言でいうと、郵政三事業(郵貯、簡保、郵便)の「民業圧迫」を解消するためである。
郵貯を例にとると、全国2万6000台のゆうちょATMの引き出し手数料が常時無料と
いったサービスにより、他銀行より圧倒的に多くの貯金を集めている。
こういったサービスの裏には、郵貯事業は法人税、住民税、事業税、固定資産税、
印紙税などの税金を一切払っていないという税金面での優遇があった。
(ただし、消費税だけは払っていた。)
国の本来の役割は、「国民にとって必要だが、民間ではできないようなことをやる」こと
であるので、郵政民営化は推し進めるべきである。
郵政民営化が反対される主な理由として、
「ユニバーサル・サービス(全国一律サービス)が維持できない」
「信書の秘密が確保できない」
といった意見があるが、ともに民間で対応可能である。
民営化された郵便局が赤字地域から撤退を余儀なくされる場合のみ、例外的に国が
補助金を出せばよい。
*細野真弘氏の著書「経済のニュースがよくわかる本(銀行・郵貯・生命保険編)」を
もとに整理しました。