今日はエイプリル・フールですね。さて、今日は
どんな楽しいウソをつきましたか?
 わたしは 今日は執筆ざんまいでしたので、
ウソはゼロでした。
 さて、大きなウソとも言えるエコがらみの
話を今日は紹介しましょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■〔1〕ウソか本当か、人類初の大実験。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 あなたは、バイオスフィア2をご存じでしょうか?
わたしは、昔、本で読んで興味持っていたので、8年ほど
まえに社員数名つれて取材してきました。

 感想は、よくぞ、ここまでやったなーー!
というものでしたが、この実験に参加された方はどんな
精神状態だったのか、実際人類はこうした狭い空間に何日間、
住むことができるのかなど、映像でも少し感じることが
できますので、ぜひ、下記映像をチェックしてみてください。

【ジェーン・ポインター:バイオスフィア2での生活】
http://bit.ly/CzP7s

バイオスフィア2は砂漠の中にそびえ立つガラス張りの巨大な空間に、
熱帯雨林、海、湿地帯、サバンナなどの環境を世界各地から
持ち込んだ動植物で再現している。

 日光によって空気が膨張し気圧が変化するのを防ぐために、
巨大な気圧調整室が設けられた。建物の面積は1.27ヘクタール、
最高部の高さは約28メートルあり、これまでに建設された
この種の施設として最大のものである。

 しかし、温度の上昇は防ぐべくもなく、冷却と照明に関しては
外界からの電源供給に頼っている。

 夢としては太陽光などでまかないたいらしい
(宇宙に作るなら放射線を防ぐ施設なども必要になる)。

 実験はこの中で農耕、牧畜を行い食料と水分、そして
酸素を自給自足することを最大目的としている。

 目的達成のために様々な科学的分析なども自らの手で
行わなければならないが、廃棄物はすべて狭い生態系を循環するため、
通常考えられないほどの高濃度で、食料を介して口に入る可能性がある。

 従って試薬なども安全性に十分な配慮がなされている。

 ちなみに、この実験だが、150億円を地元の資産家らが投じて
建設されたバイオスフィア2が8人の人間を短期間しか生存させる
ことができなかったことは、
いかに生態系を模倣することが難しいかを物語っている。

 例えば熱帯雨林の木はすぐに枯れてしまったが、これは
バイオスフィア2の中に風がなかったため、木が自らを支えようと
幹を強くすることを怠るようになったためだという。

このように生態系は様々な複雑な要素が微妙な
バランスを保って維持されているのである。

大真面目なこの実験、エイプリール・フール感覚で眺めてね!

【ジェーン・ポインター:バイオスフィア2での生活】

http://bit.ly/CzP7s

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■〔2〕編集後記  21冊&22冊の原稿は90%終了です。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 21冊目と22冊目の書籍の原稿を3月末まで出版社の編集者さんに
提出(メールで)しなくてはならなかったので、3月は「山籠り」
することが多かったので、メルマガをたった3回しか出せず、失礼
いたしました。
 おかげで、読者の方がどんどん辞めてしまわれ(苦笑)、8,000人
くらいになりました。
 でも、あなたが 読んでくれる限り 頑張って続けますので、
今後ともよろしくお願いします。

 21冊目は「facebook」がテーマです.この本を出す前に
著者オリジナル公式ページを下記作成しましたので、ぜひぜひ、
『いいね!』を押してくださいね!
著者中野博のfacebookページ
http://on.fb.me/fsbHv8

22冊目は昨年出した
『エコブランディング』の姉妹本いや、応用編のような具体事例豊富な
本になりました。
------------------------------------------------------------
エコブランディング ―なぜ富裕層はエコ商品を選んでしまうのか?
http://amzn.to/feWqCh
--------------------------------------------------------------
【発行責任者】株式会社エコライフ研究所
 代表取締役 環境ジャーナリスト 中野博
---------------------------------------------------------------