下の子との時間は物凄く限られている説 | ほんえすんの制作ノート

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編集者・ライター・絵本作家として活動する洪愛舜ともうします。webマガジン「目黒駅前新聞」編集長、絵本はひらがなのほんえすんで出しています。
お仕事を通じてのアレコレや、子育てしていて感じたことなどもつれづれます。

こんにちは。
絶好調に飛び交っている花粉たちのせいで絶不調な洪愛舜です……。
今年の花粉はなかなか手ごわいですよね……。
花粉症の皆様、もうしばらく辛い時期が続きますが、共に耐えましょう……!!

 

さて、先日、息子(下の子)と二人で遠足に行ってきました。
行先は東京駅。目的は新幹線です。

息子が一番好きな新幹線、「かがやき」との初対面

私が一番好きなはやぶさをお見送り……

他にもこまち、はやて、つばさの新型車両など、続々とやってきて、

1時間ほどホームにいれば、JR東日本のかっこいい新幹線を

思う存分堪能することができます。

東京駅さん、ありがとう……

 

新幹線を満喫したら、東京一番街のキャラクターストリートに移動して

プラレールショップでお買いもの(兼遊び……)

それから、お向かいのKITTEに移動してランチしたのち、

屋上庭園に行ってまた電車を堪能……

と、電車づくりの一日。

じつは「ゆるい鉄好き」である私が一番喜んでいた遠足となりました。

 

最近、こんな感じで、平日は息子と二人でいろんなところに出かけています。

 

それは、

4月から息子が幼稚園に入園するので、

こんな風に自由に遊べなくなってしまうから!

 

もちろん、休みの日は家にいるし、

子育てが終わったわけではないので、

これからも子どもたちと遊ぶ日々は続きます。

 

それに、息子の入園によって、

5年ぶりに私の「日中の時間」は子育てから解放され、

ようやく自分の時間! 自由な時間!

何でもやりたいことをやりたいように

自分のペースでできるようになる!

(苦節5年……)

仕事も本格的に再開し、たくさん溜まっているやりたい仕事に取り組めるようになります。

会いたい人に会いに行ったり、

取材の予定も自由に組めるし(その都度一時保育を探さなくていい!)、

あー待ち遠しい。

 

と、確かに待ち遠しくはあるのですが……

 

それでもやっぱり、さみしい。

 

5年間、毎日子どもと日中遊んで、

「今日はどこで何をして遊ぼうか」を、一日の最重要命題として考えていた日々が終わること、

それも実際にさみしいんですが、

それ以上に大きいことがあるって、最近気がついたんです。

 

それは、

 

息子(下の子)だけ

過ごす時間が、

これでもう終わるんだ、

ということ。

 

息子は上の子と同じ幼稚園に通うので、これから基本的に、姉弟同じ日程で動くことになります。

「下の子だけが家にいる」というのは、病気で休むなど、よほどのことがない限り、

日常ではその機会はなくなるわけです。

 

それがすごくさみしいんですよね……。

 

やはり、上の子がいると、上の子にすごく気を遣います。

遊んだり、何かするのも、上の子が中心。

「好きだよ」と言葉をかけるのも、すごく気を遣うんですよね……。

(上の子に「好きだよ」と言った後で

下の子に「好きだよ」と言ったとしても、

上の子がこの言葉↑を聞くと、(私より弟の方が好きなのかな……)と感じるじゃないかって……)

 

だから今は、下の子だけの時間に、たくさんハグして、たくさん言葉をかけて、と

意識してやっていたんですが、

4月からはもうこれができないんだ……と思うと、とてもさみしいです。

 

上の子が登園したあと、寝坊した息子とお布団の中でぬくぬくしながら

ゴロゴロしたりハグしたりお互いの名前を呼び合ったり、

そういう何気ない時間がとても大切だったんだなと、

終わりを迎える直前になって改めて気づきます。

 

下の子だけと過ごす時間は、

物凄く限られている……

 

わが家の場合、あと3週間です。

大切にしよう……。