こんな時だからこそ、いつものゆるすぎる庶民的な雰囲気で
ブログを更新できたらと思うのですが、
なかなか難しいですね。
本当にたくさんの人が突然命を失い、
そしてたくさんの人が暖かい日常を失い、大切な存在を失い、
今現在も寒さに震えていて、
そして、
そんな状況を目の当たりにして
きっと、心優しい人ほど、心を痛めて何もできない自分を責めて
心労を抱えているのだと思います。
今は、何もできない自分の無力さをそのまま受け止めて、
そして、今の自分の生活を精一杯生きて、
(経済活動もたくさんたくさんこなして)、
そうやって力をつけていくことが大切なのかなと思います。
今すぐ、できる力を持ってる人もいて、
(それは、10億円寄付する力だったり、
笑顔を描きつづけることで勇気を与えられる力だったり、
現地で患者さんを診ることができる力だったり、
被災現場に救援物資を届ける手段を持っている力だったり)
それはきっと、その人がこれまで精一杯生きてきたことで得られた力で、
だから、今は、自分にその力がないと嘆くならば、
この先起こりうるいろんなことのために、
目的意識を持って、今を精一杯生きるしかないのだと。
今、そう思うのです。
私は、今、妊娠9か月で、
本当に何もできない、むしろいざというときに
足手まといになってしまう妊婦ですが、
失われたたくさんの命のためにも、
子を元気に産み、育てる責任があるのかもしれないと実感しています。
被災地で新しい命が産まれて、
「やっぱり母は強い!」というコメントを耳のするたび、
自分にあの強さはあるのか、
出産予定日を2カ月後に控えた今になっても
自信がなく不安になってしまうという、
あまりにもふがいなく情けない状況というのが正直なところで、
でも、ここは覚悟を決めて、新しい命を産み、守ってゆく力を持つ人
(言い換えると、それが「母」という存在かもしれません)にならねば、
と思いました。
なんだか話があっちに行ったりこっちに行ったり、
支離滅裂気味になってしまいましたが、
今、思っていることをそのまま、記しておくことにします。