住宅購入を考える際、住宅に求めるものって・・・
立地・間取り・安全性・快適性・・・
求めるものは人によって違います。
前職で高断熱高気密に自然素材の住宅販売を行って来たので、快適性は必須事項だと考えます。
その為、断熱をどうしているか?
気になるので注視するのですが、とても分かりずらい表記が多い・・・
もっと分かりやすくすればいいのにと・・・
大きなお世話な事を考えてしまいます。
最近、基礎断熱を採用する建築会社さんが増えてきました。
個人的に基礎断熱の採用押しなので、良い事だと思っているのですが。
基礎断熱だから良いとも言えないところがあります。
断熱性能は、正しい施工があって初めて効果が発揮されるものです。
正しく施工されていないと、2、3割ロスをしている可能性があります。
床の施工が、根太工法から剛床工法にされる事で、大分良くなっていますが・・・
結構、隙間が・・・ちょっと位大丈夫とか考えてしまうと・・・そのチョットが・・・ねぇ・・・
空気は、形がないので少しの隙間でも流れ込んでしまいます。
柱・間柱部分は、ウレタンを吹いてから床下地の構造用の合板を貼る。
この一手間で、全然変わります。
可能なら大引き・土台にも吹いて仕上げると良いですね。
1階の床施工時だけで良いので、ウレタン2・3本も有れば足ります。
木工用ボンドは塗らないでしょうが、ウレタンの方がよく付きますから剛性も多少高くなると・・・
細かい施工まで営業さんは知らないかもしれませんので、要望として伝えると良いでしょうね。
追加費用がかかっても大した金額にはならないと・・・
床断熱の場合でも、床の断熱材施工時にウレタンを使っているか確認すると良いと・・・
土台・大引き間に断熱材をはめ込む形が多いと思います。
通気工法とは言え木が痩せない事はないので、断熱材が落ちるリスクはあります。特に縦に繋いでいる部分は何もしていないのがほとんどですから欠損になっています。
ウレタン充填してもらいましょう。
もう、建てちゃったと言う方・・・
大丈夫です。自分で出来ますから・・・😁