新年明けいまして
おめでとうございます。😁
年が明けて、あっという間に1週間が過ぎ・・・
年が明け、天気がいい日が続いています。
ただ、風が強い所寒さが・・・
空気も乾燥しているので寒さが沁みます。
空気の流れは建物に大きな影響を及ぼしている事はご存知でしょうか。
十数年前から建物の気密性能が高い高気密が良いと言う話は聞いた事があると思うのですが・・・😅
多くの既存住宅で断熱性能が低い原因は、壁内で起こる気流によるものであると・・・
多くの既存住宅は1階の床下は、湿気対策として通気する様になっています。
古い家は基礎に通風口が空いていて空気を取り込む。築年数で言うと40年以上前住宅になるでしょうか。それ以降は、基礎と土台の間に通気パッキンを入れて全方向から空気が入る。
通気しているので、当たり前ですが、床下には外気が循環しているわけです。
床裏に断熱材が正しく施行されていれば良いのですが、残念ながら多くの住宅は正しく施行されている事がなく・・・
断熱材があるだけに・・・
断熱材に施工は、切れ目無く連続した施行が基本ですが、多くの既存住宅では不十分な施工・・・になっている為、断熱性能が低い、悪く言うと無い住まいになっている。
断熱材材が有るのに・・・と言う話はよく聞く話です。
気がつくと、切れ目があって連続していない。
点検口から覗いて確認できると良いのですが・・・
点検口開けると寒いので覗く意欲も失せてしまうかもしれませんが、だからこそ見ていただきたいのですが・・・
昔は、根太工法と言って、大引き・土台に根太木(45mm×45mm)を455mm間隔で施工した上に下地合板を貼って、仕上げ材を貼って仕上げる。
根太木45mmの厚み分、壁と根太木の厚み分の隙間が発生してしまう。
この隙間が壁の中で気流を発生させる要因となっています。
また、剛床工法は、大引き・土台に24mmの構造用合板を貼るもので、根太レスとも言われており、根太が無いので隙間が出来難く剛性も強くなるので、多くも建築会社で採用されていますが、これもまた、正しく施行がされていないと隙間が・・・
ただ、根太工法に比べて隙間を埋めやすいので剛床工法の方が良いと思います。
ただ、床断熱になっている場合、断熱の施工は正しく行われていない事が・・・
切れ目無く連続した施行の、切れ目=隙間ですから隙間を兎に角無くしていく事が解決策となります。
テープで貼るのでは無く・・・
グラスウールが施行されている場合、凄く大変ですが、防湿シートを切れ目無く貼れると良いのですが・・・大変すぎるので・・・😅
現実的では無いかも・・・😅
頑張ればできない事は無いのですが、熟知していないとやり損になるので・・・
断熱の基本をしっかり調べていただけると幸いです。
2021年12月29日に自分で気流止めを行う方法と言う投稿をしています。
参考になれば良いのですが・・・