空気=断熱材だと考えるのですが。
どんな状態でも言い訳ではありません。
そもそも、断熱材は、なぜ、熱を伝えて難くする事ができるのか。
熱を伝えてしまう原因は、何なのでしょう。
前回も、書かせていただきましたが、断熱材は、切れ目無く連続して施工される事が大切です。
この、切れ目無く連続した施工がされていないと断熱効果は無いに等しくなります。
断熱材がそこにあっても、そこにあるだけでは、何んの意味も有りません。
多くの既存住宅は、このそこに有るだけ状態になっていますから断熱効果が無い状況に・・・
また、現在新築される住宅でも、正しく施工されていないと将来的に効果が無くなる事も考えられます。
懸念されるのは、床で断熱をしている場合・・・
将来的に危ない施工多いです。
切れ目が発生してしまう可能性が・・・
根太工法の場合、根太と根太の間にポリエチレンフォームをはめ込んでいます。剛床工法の場合は、大引きと大引きの間に・・・
L字金物を付けて落ちない様に・・・
木が痩せると隙間ができて落ちる可能性がありますから・・・
まぁ木も均等に痩せる訳ではありませんから落ちてしまうと言うのも余程のことが無い限り無いのですが・・・可能性的にはあります。
断熱材が落ちてこなければ大丈夫という事では無く、木と断熱材との間に隙間が出来てしまっている事が、切れ目無く連続した施工にならなくなるので、そこに有るだけの断熱になり、本来の断熱効果が発揮されない状況に・・・
その為になのか、気密テープを室内側に貼っていたりしますが、全くとは言いませんが、断熱効果は下がっているでしょうね。
正し施工的には・・・施工をレクチャーすると色々あるので辞めておきます。
ヒントは、空気が回ってしまうとダメと言うことですから。
木が痩せて、隙間に空気が入り床裏に空気が流れてしまうとその部分は断熱0と同じになってしまいます。
隙間に空気が入っただけで🤔と思われるかもしれませんが。
それだけで、です。
床断熱と言うことは、床下、基礎が通気工法ですから、床下(基礎内)は外気と同じと言う事です。
冬は、冷気(外気)と同じですから、木材と断熱材の間にできた隙間に冷気が入り床裏(床下時と断熱材の間)に流れ込むと断熱材があることの意味はありません。
この事が、わかっていただけると、改善する方法が分かってくるのですが・・・
暑さは続き、秋が有るのか無いのか?
冬が訪れます。
床が冷たい時にする事は、隙間の確認と隙間を塞ぐ。
ここで注意。基礎と土台の間に有る通気パッキンを塞がないでください。ここ塞いじゃうと違う問題が発生してしまいます。
床下と言えど入るのは大変です。
もし、暑さが残る期間に、床下に入る際は、十分な水分を準備して下さい。