シャイニングシリーズ、「シャイニング大地」のベースとなる塗り壁材があるのですが、最初は、吸湿効果による調湿効果を重視して、稚内産珪藻頁岩の含有量を極限まで多くし、それを売りにして販売していましたねぇ・・・。
ご存じのように、珪藻頁岩を細かく砕き、水で混ぜても、乾くとまた粉の状態に戻ってしまいます。
固めるために固化材が必要になります。
自然のものを使う事もあれば、樹脂を使っているものもあります。
自然のものでは、消石灰や石灰、石膏などが良く知られていますね。
海外の塗り壁材などは、石膏が使われている事が多いですね。良く採れるからなのだと思います。
石膏は、結晶質ですから水を含みません。
消石灰は、多孔質ですから水を含みます。
石膏を使った塗り壁材は、水分量が少なく済む事から、1袋の量が多く入っている事が多くあります。
知っている材料は、1袋25㎏入りでしたね。
使用する水の量は9か10ℓだったと記憶しています。
ホームセンターで売られているセメント材20㎏入りで使う水は3.2ℓ・・・。
水を含むのでは無く、水を纏う形ですから水分は少なくて済むんです。
硬くなるので、壁材としては丈夫なのでしょうが・・・。
吸湿性は皆無なので、水を含むために何かを混ぜないといけません。
それが、保湿剤・・・。
日本製の商品は、成分表を提示してもらう事が可能なので、何が含まれているか分かるのですが、海外製の商品は、提示義務が無いのか保湿剤としか教えてくれません。
まあ、想像はつくのですがね・・・ゼ〇ラ〇トとか・・・(;^ω^)。
海外漆喰とか言いますが、漆喰みたいな材料だから、漆喰と言っている事って多いです。
無垢の床材で、カバ桜と言う樹種がありますが、カバ桜などと言う木材は無く、買い付けに行った人が、桜に似ているとカバ桜と名付けたと・・・。
カバ桜は、桜の木と間違える人が居ますが樺材です( *´艸`)。
話が逸れましたね(;^ω^)。