感覚の衰えを感じる出来事ってあります。

一番感じることの一つに、チョットの段差で躓くとか・・・(;^ω^)。

外出時に、駐車場にある2段積みブロックを避けて車に向かったつもりが、最短を通ろうと左足を出したら・・・ブロックにひざ下を擦って・・・擦り傷なんて・・・久しく経験しておらず・・・痛みで、何故か足踏み・・・(>_<)。

痛みを堪えつつ、車に乗り込み、裾をまくり上げ傷を確認・・・血が滲みだして・・・これは結構出血しそうな・・・た、確か、バックに絆創膏があったと・・・有りました「絆創膏」持っている自分を褒めつつ絆創膏を貼りました。

何で、こんなに擦ってしまったのか・・・若い頃は、擦らなかった・・・擦ったとしても、血が出るほどではなかった???気が???しなくもありません。

感覚、空間認識力になるのでしょうか。

思い返すと、ここ1カ月くらい、よく足の小指をぶつけている気が・・・(;^ω^)。

若いと思わずに、行動しないと、いけない歳になってきたのでしょうねか・・・。

がんばれ5〇歳・・・( *´艸`)。

 

前回、湿度コントロールの事に触れ、自然素材が湿度コントロールしてくれると考えている方多いと・・・。

自然素材、確かに、湿気を吸ってくれる素材はあります。

有名どころで言うと、珪藻土とかですかね。

ただ、珪藻土に関しては、20年位前に凄く流行った素材です。

それが、面白くなかった某団体によって、事実と異なる事を風評されてしまったことで、数歩後退してしまったと・・・噂が・・・。

それに代わって、漆喰が自然素材として大いに使われるようになったと。

ここで、大きな勘違いと間違えが起こっています。

漆喰は、消石灰と(海藻)フノリ、麻で作られるものを言います。

漆喰は、多孔質な素材という事から、調湿素材と言って信じている人が居ます。

しかし、漆喰は、調湿はしません。

職人さんなら誰でも知っている事ですが、何故か、調湿素材と言われているものが多くあります。

漆喰は、湿気は含む事ができるが、残念ながら「調湿」はしません。

調湿は、字の如く、湿度を調整してくれます。

調湿できる素材は、「珪藻土」だけです。

漆喰は、湿気を含む事が出来ますが、それ程、多くの湿気を含む事ができませんから、湿気を良く含む事が出来る素材を混ぜる事で吸湿することで=調湿と・・・。

湿気を良く含む素材と言えば、保湿剤で知られる「ゼ〇ライト」が良く使われていますよね。

ただ、注意しないといけないのか、含んだ湿気を吐き出す事が出来ないという事。

吐き出しない。と、どうなるかと言うと、含んだ湿気は、塗られている厚み以上に湿気を含み、多く含まれた湿気は、徐々に下地の石膏ボードに・・・石膏ボードはグズグズになり、カビが発生、ダニが繁殖をしだし・・・という事が、発生したという例もあります。

ゼ〇ライトは保湿剤として化粧品に良く使われます。

あと、ゼ〇ライトは、セシウムを吸着する効果がある事から、放射能汚染水の浄化に利用されていたりします。

注意したいのが、吸着するからいいという事でありません。吸着したセシウムは30数年後に浄化されますから、その30数年間、吸着したセシウムを放出するという事です・・・。

 

売られている材料で、ペール缶に入った、水と混ざっているものは分かりませんが、粉の状態で、使用時に水と混ぜるタイプの材料で、水分量が少なくて済む材料があります。

袋/25キロで、10ℓ以下で混ぜるとか・・・。

漆喰で多孔質という事であれば、考えられません。多孔質の素材であれば、20ℓ以上必要になってきます。

水分が少なくて済むという事は、多孔質ではなく水を含まず、水をまとう材料という事になります。

例えば、石膏とか・・・。

石膏系の漆喰という方がいましたが、「石膏系の漆喰」って何だと確認したところ・・・

「そんなものは無いと・・・石膏系の漆喰?何だ、それ?それは、ただの石膏壁だろ」と・・・。

確かに・・・( *´艸`)。

知らないだろうと、このような事を言ってきたらご注意を・・・。

長くなったので、続きは次の機会に・・・。