久々のスラド「環境省(MOE)、萌えキャラを発表」より。
環境省が温暖化対策キャンペーンのためのキャラクター「君野イマ」と「君野ミライ」を発表した(朝日新聞)。
環境省の英語表記はMinistry of the Environmentで略称は「MOE」だそうだ。これにちなんで「MOEキャラ」(萌えキャラ)を公募、今回のキャラクターが採択されたようだ。
「地球温暖化対策が進んだ別世界から来た女子高生、君野ミライが「一緒に世界を救おう」と、温暖化を悪化させる君野イマに訴えて生活を改めさせる」という設定で、温暖化対策の国民運動「クールチョイス」等に使用されるとのこと。「女子高生キャラのスカート丈が短いのではないか」という指摘もあるそうだが、皆様はどちらのキャラに萌えるだろうか。
朝日新聞にどう書いてあったか知らない(ぉぃ)が、環境省の英語表記にちなんで MOE キャラを公募して「クールチョイス」等に使用されるというのは作り話じゃないかな。だって環境省のトップページにこの萌えキャラはバナーリンクとしてですら存在していないもん。
一方クールチョイスのサイトにはこう書いてあった。
地球温暖化対策として環境省が取り組んでいる国民運動「COOL CHOICE」。
まだまだ知名度の低いCOOL CHOICEを有名にするため、
国民の皆さまから公募した2人のキャラクターが活躍します!
せめてクールチョイスへのリンクくらい張ってやれよ、スラドの編集者とタレこみ人は。
でまあいま話題の COOL CHOICE で活躍する2人の少女を紹介すると、
「君野イマ」と「君野ミライ」。
「君野ミライ」が未来からやってきたかのように騙された人が多数いると思われるが、このふたりが生きているのは並行世界で同一人物という謎設定になっている。もっとも「鏡写しの並行世界」がなぜクールなのか読み取ることができなかった(汗)
しかもクールワールドでは「真冬に暖かい部屋でアイスを食べる」なんてご法度らしい。もし君野ミライが北海道へ来たら、俺たちの楽しみを奪うのかと断固抗議すべきだ。
さてこの設定はともかく絵柄に萌えるかと聞かれれば、スラドでも「ただのモブキャラ」という指摘があったとおり、特徴がなさすぎなんだよね。特に君野ミライ。
そして今後「低炭素アクションを紹介する動画やポスター、スマートフォン用アプリ、イベントなどで」活躍予定ということなのだが、せめてウェブに訪れた人に萌えキャラのふたりがナビゲートするありきたりな学習漫画チックなものでも用意されていれば、関心が高められそうなのにそういうのすらない。
クールチョイスのサイト自体、4列カラムでコンテンツがごちゃごちゃしていて、どこから読んでいいのか分からない。
そういう人のためなのかクールチョイスのアプリもあるようなので今回試してみたが、
僕的にはいつも実践していることばかりで目新しいものがなかった。しかもキャラクターが登場しているといっても、この程度ならただのワンポイント。別にAR機能も大したことないし、このアプリに★5を付けちゃう人っていったい(笑)
日本は地下資源のない国で、エネルギー燃料はほぼ輸入に頼っている。だから省エネルギーの取り組みは大事。それに生活インフラが破壊された東日本大震災が転機となって省エネに取り組みだした人も少なくないと思う。
しかしこのアプリではご大層な「地球温暖化対策に貢献できる」というのが前に出過ぎている。では聞くが、今後地球温暖化や寒冷化は太陽活動や銀河宇宙線の影響で決まるというスベンスマークの説が優勢になって、個々の生活で省エネに取り組むこと自体地球に及ぼす影響は皆無ということになったら、どうするつもりなのか。
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/hosizora/astron/astron3/astron3_P13-24.pdf
また最近原子力関連の施設の全廃に40兆円かかるという試算が報じられたが、こういうニュースに「だから原発は高い」と反応する人に限って、原子力発電が停止した間の火力燃料費の増加分が1年間で何兆円になったか答えられる人がいないというのも、また現実である(もちろん燃料費の増加分は電気代に転嫁されているし、原発の廃炉費用の一部でさえ今までの安かった電気代に含まれていた)。
http://www.enecho.meti.go.jp/about/whitepaper/2015html/1-3-1.html
だから税金を使ってクールチョイスの啓蒙をするなら、萌えキャラ以前にもうちょっと頭を使っていただかないと。






