小田原城址公園(2017年4月10日7時撮影)
肌寒い晴天続きが一転、4月6日に日本海を進んだ低気圧により、日本には南からの暖かい空気が流れ込み、一気に桜の開花が進みました。4月6日3時の実況天気図です。

低気圧の接近と通過で天気は数日雨がちになりましたが、各地の気温は上昇しました。気象庁の過去の気象データ検索より4地点(名古屋・三島・東京・福島)を紹介します。




このように月初めに5℃以下だった最低気温がググーッと上がって平均気温を押し上げた結果、各地で遅咲きだった気象台の標本木の桜が満開を迎えることに。
もっともこれを書いている時点でも静岡は満開に達していませんが、静岡県内で桜が満開になっていないわけではなく、あくまで気象台の標本木の話ですけど。A(^_^;
結局桜の開花予想を提供している各社、このような結果を報告しています。
まずは気象庁と台風の上陸の定義をめぐってバトルする、気象予報業界の暴れん坊ウェザーニューズ社のさくら情報から(4月4日発表「第6回桜開花予想」)。
穏やかな陽気のうちにお花見を
今後は東京や大阪でも20℃を超えて春本番の暖かさが続くため、今週末にかけて次々と開花・満開を迎える桜が増えていきそうです。
しかし、7日(金)~9日(日)は、日本海を低気圧が発達しながら通過するため、全国的に気温が高い上に雨や風が強まる恐れがあります。西・東日本の桜は見頃になるまで時間がかかったものの、この雨や風によって、最も華やかな期間は短くなってしまう可能性があります。穏やかな陽気の下でのお花見は、4日(火)〜6日(木)がおすすめです。(ただし西日本ほど、週後半は雨の可能性があります。)
お花見するなら暖かくて満開のときを選びたいものですが、先に取り上げた低気圧の通過で週の初めにお花見をしろという予想。ま、桜がまだ5分咲きとかそういう状況なら、多少雨で散ったところでまだまだ大丈夫なのですが、怖いのは満開になった直後の花散らしの雨、つまり11日に降る雨じゃないかなー。
東京靖国神社の桜吹雪予想は4月12日。
新宿中央公園の桜吹雪予想は4月9日ですが、10日現在満開。
横浜市野毛山公園の桜吹雪予想は4月13日。
小田原市小田原城址公園の桜吹雪予想は4月13日。
山梨県武田神社の桜吹雪予想は4月12日。
大阪府太閤園の桜吹雪予想は4月11日。
石川県金沢市兼六園の桜吹雪予想は4月13日。
静岡県伊豆の国市狩野川さくら公園の桜吹雪予想は4月13日。
静岡県駿府城公園の桜吹雪予想は4月14日。
福島県福島市信夫山公園の桜吹雪予想は4月16日。
4月4日発表時点ではこのような予想になっていました。面倒なので説明は割愛します。
つづいて今年は1月24日から開花予想をスタートさせている、ウェザーマップ「桜の開花予想2017」より
ひとくち解説【4月10日更新】2017年のさくらは、関東より西で遅め、関東は平年並み、東北・北海道で早めでしょう。
前回4月6日の発表から、大きな変更はありません。
今年は、関東から西で暖冬傾向だったため、休眠打破は鈍く、花芽の成長はやや遅れ気味になっていたとみられます。この遅れの効果は西ほど強くなっています。
2月の気温は、関東より西の地域で低めとなりましたが、そのほかの地域は平年よりも高めでした。3月は北海道をのぞいて気温が低めとなりましたが、4月に入ってからは気温が高い日が続いています。
このため、東海から西では暖冬による成長の遅れと2月・3月の低温の影響で、平年より遅い所が多くなりました。特に九州は暖冬の影響が大きいため、福岡を除いて大幅に遅くなっています。
関東は2月にたびたび強い南風が吹いて気温が上がったことなどからほぼ平年並み、北日本は暖冬の影響がほとんどなく2月以降の気温を平均するとやや高めとなるため、開花は平年より早くなる見込みです。
ウェザーマップの開花予想は4月にはいって大きく修正されたことが伺えます。3月半ばの開花予想と比べると、東京と福岡の3月25日開花ラインは死守したものの、3月中の開花予想が4月にずれこんだ地域が多いのは「暖冬の影響」ということなのでしょう。一方仙台や新潟の開花は4日ほど早まっており、そのため津軽海峡を桜前線が通過するのは4月20日以降だとしています。
満開日に関しては的中しているところもありますが、まぐれと呼んでいいのかな(笑)
最後は日本気象協会「桜情報 - 開花予想」より。
4月に入り、九州から東海、関東、北陸地方まで桜前線が北上し、まもなく長野県や東北南部へ到達する見込みです。今シーズンの桜前線はかなり遅いペースで進み、宮崎では平年より9日遅い2日にようやく開花し、観測史上タイの最も遅い開花となりました。静岡では2日、大分では4日に開花しました。4月に入ってから開花するのは静岡では22年、大分では29年ぶりです。この先1週間は、全国的に平年より気温が高く、5月中旬並みの気温となるところがあるでしょう。しかし、気温は高いものの、週末は曇りや雨の予報です。満開から1週間が経過する東京では、日曜日の雨は花散らしの雨となる見込みです。4月は、北日本で平年より気温が高くなる予想で、東北北部および北海道では平年並みか早く開花するところがあるでしょう。
先ほどウェザーマップで「 東京と福岡の3月25日開花ラインは死守した」と書きましたが、ウェザーマップよりきめ細かな予想サービスを展開している日本気象協会によれば、3月25日までに開花したところは他にも横浜市、宇和島市、小田原城址公園があるとのこと。この3地区の共通点は標本木がある(横浜は気象台、宇和島と小田原城は民間レベル)のですが、小田原城公園について書くと、
3月29日朝の時点でこの有様でしたから、ウェザーニュース的解釈をして
公園全体に開花が広がっていると思ったら大間違い。「その辺日本気象協会はどうなの?」と思わずにいられません。

























