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経済の真実を読み解くブログ!!

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前回までは、グッド!日本国債が破綻しない理由
グッド!『1.円建てによる発行』に関して解説をしていきました。

今回は『2.金融機関の需要』に関して
お話をしていきます。


1.国債を買いまくる金融機関?

バブル崩壊後、
とにかくたくさん金融機関は国債を買ってます。
(ちなみに金融機関と言われているのは、銀行・信用金庫・保険会社・証券会社などです。)

金融機関全体の国債の保有額は(カッコ内は全体に占める割合です)
by 日銀の資金循環統計

1990年度末:134兆円(86%)
1997年度末:255兆円(85%)
2003年度末:483兆円(85%)
2012年度末:665兆円(82%)

経済の規模が大きくなっていないのに
すごいたくさんの国債を買っていますね。


ちなみに、アベノミクスが始まってから
金融機関の国債の保有額が減ってきた!
だから国債が破綻する!

とか言ってる新聞がいますけど、どうなんでしょう?

まだ積極的に手放すというより
日銀が高値で買おうとするから
まあ少しなら手放してもイイかな程度のスタンスではないかと私は思います。

というのも、
新しく国債を発行するための入札の状況です。

財務省が発行した額の
3.5倍の応募があります。
by 10年利付国債の入札結果(2013年8月1日)

今回が特別ではなく、こんな状況がずっと続いています。
これを見たら、金融機関が積極的に国債を手放そうとしてるなんて
言えないと思うんですが…
みなさんはどうお考えでしょうか?


2.金融機関はお金で溢れかえっていた

バブルが崩壊してから
とにかく銀行などの金融機関は
国債を買ってきました。

政府に指示されたわけではなく
買いたいから買ってるんです

まずその理由として
1.豊富な資金
があります。

バブルの時は、
企業は銀行からお金を借りて
不動産にお金を突っ込んでました。
それで土地転がしと言われるように
売買を繰り返していきました。

しかし、バブルが崩壊すると…

逆にプロセスを踏もうとし、
企業が返済!返済!というように
銀行にお金を戻していきました。

また、銀行側も
不良債権や金融検査マニュアルといったことが原因で
貸し渋りを加速させてました。

個人も不景気になって将来が不安になると
元々貯金体質の日本人は
それに拍車をかけて貯金を増やしました。

というように、
銀行へ世の中から一気にお金が戻ってきました。


3.なぜ金融機関は国債を買うのか?

尚、銀行は貯金に対して
利息というコストを支払う必要があります。
我々にとって、
利息は収入ですけど、
銀行にとっては持ってるだけで
コストが発生する厄介なものです。

そこで、利益が得られる方法(例えば融資とか)を探そうと思っても
みんな返済や貯蓄に追われて
お金を借りようしませんでした
また、何か金融商品へ投資しようにも
不景気なので魅力的なものはありません
それに紙くずになる債券も少なからず出てきました。

つまり
2.民間の投資意欲が低かった
のです。

そこで、
国内で最も信頼性が高い国債を買おうと動きになりました。
金利が低くて、大した収益も見込めないのにも関わらずです。
他に全く選択肢がなかったので、
性がなかったのです。


以上のように、金融機関は

1.過剰貯蓄による豊富な資金が手元にあった
2.民間の投資意欲が低く、提供する場所がなかった


ということで、
金融機関には国債が買いたいというニーズが生じているのです。


次回は、『3.国内勢によって保有』について解説をしていきます。


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