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経済の真実を読み解くブログ!!

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グッド!前回の記事では『2.金融機関の需要』に関して解説をしていきました。

1.過剰貯蓄による豊富な資金が手元にあった
2.民間の投資意欲が低く、提供する場所がなかった


ということで、
金融機関には国債が買いたいというニーズが生じているということです。

今回は、『3.国内勢による保有』に関して
解説をしていきます。


1.国内の金融機関による保有率

日本国債は国内よってほとんどが多く保有され、
その割合は約96%です。 by 日銀の資金循環統計
(尚、国内の金融機関の保有率は82%なので、14%は家計などに保有されています。)


こんなに国内で自国の国債が保有されている国は、
日本以外にはありません。


2.日本国家と金融機関は運命共同体です

以上のように日本国債は、
ほとんど日本国内の人達によって購入されています。

これがなぜ、日本国債の安定性に貢献するかと言うと、
日本国家と日本の金融機関は運命共同体だからです。


日本の金融機関は、
日銀によって資金のコントロールをしてもらったり
日本の金融庁などの指導を受けたり
様々な恩恵を受けています

そのため、例えば、日本が恐慌状態になっているのに、
日本の金融機関がほとんど元気!っていうのはありえません。


そのため、
国債の暴落を狙って、みんなで売りをしかけようぜ!
っていうように、
国内の金融機関が共謀してモハンを起こす可能性は
考えられないのではないでしょうか?

逆に日本の国債を保有している海外の人たちは
そんなことを考える人もいます。

現に、例えば2002年5月31日の日本国債の格下げの時は
ヘッジファンドのみなさんが
絶妙のタイミングで売りを仕掛けてきました。
ちなみにこれは結局、失敗に終わっています。


というように、
日本の中でほとんど保有していれば、
何か危ないことを考える人もあまりいないと考えられるため、
国内でたくさん保有していることは、
国債の安定化に貢献しています。


3.かなり危険なのは、外貨建てで海外の人が保有しているとき

ちなみにグッド!『1.円建てによる発行』
でも書いたように、
自国の通貨で国債を発行すれば絶対に破綻しないのですが、
海外の人に全部保有されていても破綻しません。

しかし、今回『3.国内勢による保有』のテーマを挙げたかというと、
物価のコントロールの条件の方に関連するからです。


円を追加で発行すれば破綻はしないけど、
物価が上昇しすぎないようにしなければいけないということでしたが、
あんまり海外の人たちが保有して
ガンガン売りを仕掛けてきたりとゴチャゴチャやられると
物価のコントロールのため、
柔軟な資金の発行が難しくなる状況も出てきます。


というように、
国内勢による保有率は
国債の破綻の原因にはならないけど、
物価や金利のコントロールに影響するよ
ということになります。

ここは混同しやすいので、ご注意下さい。


逆に、自国の通貨ではない外貨建てで発行して、
海外の人たちが国債をたくさん保有しているとヤバいです...

韓国  :1997年のアジア通貨危機の際
ロシア :1998年のLTCMによるロシ
ア危機
ギリシャ:2012年にリーマンショックに端を発した欧州危機

などは全て、そのタイプです。
その国が危なくなりそうだと、
一気に資金を持って、逃げていってしまうんですね。


国債の特集を終えるにあたって

以上のように、7回に渡り
日本国債の高い安定性について解説をしてきました。

1.円建てによる発行
2.金融機関の需要
3.国内勢による保有

( グッド!ここの記事にまとめてあります。)


といった理由があるため、
日本の国債は1008兆円もの残高になっても
低金利で安定して運用されています。

だから、もっとガンガン国債刷れ!やれっ!
ってことではなく、
デフレ脱却を目的とした公共事業に対して増刷するための余力はあるので
適切な経済政策を早く実施しましょうということです。


ちょっと難しい話ですが
マスコミの報道に流されず自分の頭でしっかり考えてみたり
地域の国会議員さん等にこんな知識をベースにして提案したりすると
日本はもっと良い社会に戻るのではないかと思います。

長文になりましたが、
ここまでご覧になって頂いた方は
ありがとうございます!

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