ホリデーシーズンにおける Eコマースの好材料と悪材料 | Eコマースに関する情報

ホリデーシーズンにおける Eコマースの好材料と悪材料

今年もブラックフライデーが過ぎ、本格的なホリデー ショッピングシーズンに突入した。しかし、かき入れ時だからと喜んでばかりもいられない。当日の状況を振り返ったとき、そこにはオンライン小売業者にとって、どのような悪材料があったのだろうか。

調査会社 Nielsen が26日に発表した調査結果によると、オンライン小売サイトのトラフィックは、感謝祭明けの23日に昨年同日比で10%増を記録したという。一方 Web サイト性能測定サービスを手がける Keynote Systems によると、こうしたオンライン ショッピング活動の急増は、多くの主要小売りサイトを圧倒して応答遅延が発生したという。そのため、買物客は我慢しきれず、製品検索やチェックアウト作業の間に、別のサイトへ移ってしまった可能性があると Keynote は述べている。

Keynote は23日の発表のなかで、どのサイトもある程度の応答遅延が発生しているとした上で、「平均的なサイト応答遅延は、高速接続環境を持つ消費者にとって感知できない程度だが、一般に大幅な応答遅延が発生するサイトにおいては、製品検索、製品情報表示、チェックアウト手続きの処理に問題が起きる。今回こうした問題が生じたサイトは、十数サイトを数えた」

またあえて悪材料とするなら、Nielsen の調査結果では、今年のブラックフライデーにおけるトラフィックの前年比増加率が昨年の12%増よりもわずかに下回っており、Eコマースサイトにとっては、比較的弱いながらも打撃になる。

なお Keynote が追跡調査した主要小売りサイト30か所のうち、Lowe’s と Buy.com を含む10サイトで、製品検索およびチェックアウトにおいて大幅な応答遅延が発生した。

Nielsen の調査結果によると、23日に最もトラフィックの多かった小売りサイトは、多くの Web サイトを擁する IAC/InterActiveCorp で、530万人のユニーク ビジターを獲得したという。第2位の Amazon.com は510万人のユニーク ビジターを集め、Wal-Mart Stores は360万人のユニーク ビジターを集めて第3位となった。


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http://japan.internet.com/ecnews/20071127/12.html