工事中の山手トンネルを歩いた話 | 大山顕の首都高エコマニア

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首都高の環境への取り組みを取材していきます!ときにはかっこいいジャンクションをご紹介することも!


↑地下のトンネルに資材や重機、人を降ろすための穴を上下に見やったパノラマ。これはすごかった!(大きな画像をご覧になりたい方はこちら

前回、山手トンネルにある神山町換気所の工事中の様子をご覧いただきましたが、実はこのときついでにまだまだ作りかけのトンネルを歩かせてもらったのだ。

上のタイトル画像は、過日開催した『「首都高のエコを巡るバスツアー」でエキサイト!その1』の冒頭でもあった、中央分離帯に置かれたヤード(防音ハウス)の中の風景だ。ほんと、スペースがない都心での工事ってたいへん。


↑これがヤードの建屋の中に入ったところの光景。先の方に上のような穴が開いているのだ(大きな画像はこちら

で、ここを興奮しながら降りていくと、その先には、こんな光景が!


↑まだまだ工事中のシールドトンネル。床のレールは資材を運ぶためのもの。いやー、かっこいいな!(大きな画像はこちら

大きな画像でご覧いただくとよりはっきり分かると思うけど、向かって左のオレンジ色の光のところが降りてきた穴。そこから右に向かって、シールドトンネルが延びている。その先が大橋ジャンクションだ。

ここをずっと歩かせてもらったのだ。現在はびゅんびゅんとクルマが走っているところをこうやって歩いたことがあったのだなあ、と思うと不思議な心持ち。


↑やがてこういうところを通過して…(大きな画像はこちら


↑大橋ジャンクションの地下部分に到着!すごい!(大きな画像はこちら

いやー、今思い出してもうっとりしちゃう。このときは大橋ジャンクションもまだまだ工事中で、ご覧の通り、仮の柱が林立している。

シールドトンネルに大興奮!「首都高のエコを巡るバスツアー」でエキサイト!その2』でもあったけど、この柱はいずれ切断されるものなのだ。上の写真でもよく見るとところどころにHの形をした、すでに切断された鋼の跡がある。

そうなのだ。トンネルってただ掘りゃいいってもんでもなくて(あたりまえだ)、規模がでかくなると「まずはこっちで支えて、そのあとこっちで…」って工事過程のさまざまな「仮」がたいへんなのだ。都心のいろいろ立て込んでいる中でやるとなるとなおさら。


↑これも大橋ジャンクションの一角。ご覧の通り、いかにも仮って感じの構造物が支えてる!(大きな画像はこちら


↑こうやって資材を降ろすための穴が定期的にある(大きな画像はこちら

なにが言いたいかというと、苦労して作っている最中の光景ってちょうかっこいいな!ってことです。