今回の「車のエコ」テーマでは、運転方法 1の「アクセル-加速時」をお話しします。
エコ運転を考えるにあたり、アクセルをなるべく踏まないというのは、誰もが承知のところですよね。
チームマイナス6%でも、「ふんわりアクセルe-スタート」というキャッチフレーズで、アクセルは優しくふんわりと踏んで走ってねと言っているくらいですから、間違いはありませんね。
さて、この「ふんわりアクセル」ですが、実際にされている方も多いと思いますが、どの程度がふんわりアクセルなのか今ひとつはっきりしていないという人も、少なからずおみえではないでしょうか。
今回、私なりに体得した「ふんわりアクセル」の仕方をお話ししようと思います。
まず、アクセルというのは、アクセルを踏み始めてから、目いっぱい踏み込める所までが自分でコントロールできる領域ということになります。
当然、この領域の大きさは、車によっても違いますし、領域をたくさん使えばガソリンもたくさん使うことになります。
ですから、このアクセルの領域をいかに少なく上手に使うかが、燃費を良くするために欠かせない操作になるということです。
まずここで、アクセルとガソリン噴射の関係を予備知識としてお話ししておきます。
ガソリンは、アクセルを踏むことで噴射されるわけですが、アクセルを踏んでからガソリンが噴射されるまでの流れは、次の様になります。
アクセルを踏む → スロットルバルブが開く → 空気の流入量が計算される → 適正なガソリンが噴射される
このように、ガソリンが噴射される量は、燃焼室に送られる空気の量で決まるわけです。
燃焼室で起こる爆発は、燃料と空気(主に酸素)が化学反応(酸化)するときに、プラグの火花で起爆させることで起こります。
このとき、効率の良い爆発を起こさせるには、燃料と空気の割合(空燃比)を最適な状態にしたいわけです。
ですから、アクセルの踏み込みに同調させて空気の吸い込み弁(スロットルバルブ)を開き、取り入れる空気の量をセンサーで測ることで、コンピュータが適正な燃料を噴射しているということです。
概ねこのような仕組みで燃料は噴射されます。
そこで着目しなければいけないのは、静止からアクセルを強めに踏んで加速をさせると、空気の量に対しガソリンの噴射量が追いつかない場合が出てくるということです。
極端なお話しをすると、一気にアクセルを踏み込むと一瞬タイムラグあって、グィッと加速を始めます。
この場合、一気にスロットルバルブを開ける為、空気の量が多くなり過ぎてしまい、一時的に加速ポンプが働いて燃料を余分に出すことで補われるわけです。
まあ、極端な例でしたが、少なからずアクセルを強めに踏めば、ガソリンも多く使いますので無駄な部分が出てくるのです。
しかし、アクセルをふんわりと踏めば、空気の流入量にガソリンの噴射量をうまく合わせることが出来るので、より無駄なくガソリンを使うことにつながるのです。
これにより、ガソリンは適量で燃やされることになり、燃費の面だけで考えれば「ふんわりアクセル」というのは、とても無視できないアクセル操作になるわけです。
もちろん、各ドライバーさんの走行事情があると思いますので、TPOに合わせて使い分ける必要はありますけど。。。
私の場合、運転することが好きですので、もう1歩踏み込んで試してみました。
車を加速させる為には、それに合わせてアクセルも徐々に踏み込んでいきますが、ゆっくり走る分には、実はかなり手前でアクセルを止めても、車はしばらく加速を続けていくのです。
一度、意識的にアクセルを踏む量をかなり手前で止めてみて下さい。
車によって様々かとは思いますが、アクセルを止めているのに意外と車が加速していくのに気付くはずです。
そのポイントがつかめれば、さらにガソリンを消費させずに走行することができるはずです。
あとは感覚のお話しになりますので、他の車に邪魔にならないところで感覚をつかんで下さい。
そして、もうこれ以上ゆっくりは走れないという加速状態で走り、そこからジワーッとアクセルを踏んで車の反応を確かめます。
そうすることで、だんだんアクセルに対する車の反応が分かるようになり、繊細なアクセルワークが出来るようになるはずです。
私の場合、アクセルワークに自信がついたことで、燃費向上はもちろんのこと、無駄なくスマートに走行することに興味が湧くようになりました。
それまで燃費運転とは犠牲心を持って行うものと思っていましたが、今では燃費運転は楽しんで行うものだと気持ちはチェンジしています。
以来、必要な時以外は、アクセルワークを楽しんで走っています。![]()
次回の「車のエコ」テーマでは、運転方法1「アクセル-減速時1」 についてお話しします。
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