こんにちは。
スタッフ勢登です
昨日までの展示は、元気いっぱいの
小学生の子供たちの作品展でしたが
今日から、また、展示が変わりました。
これからの季節にピッタリな
木目込みのお雛様の展示です。
木目込みとは?
木目込みにんぎょうとは、桐の粉を糊で混ぜたものを
固めたボディに溝を掘り、そこに金襴や友禅などの布地をヘラで
入れ込んで着せ付けていく、お人形のことです。
江戸時代から伝わる伝統工芸になるそうです。
こんな感じでお雛様売り場でよく見かけると思います。
木のボディに専用のヘラでのりを付けて着物の生地をはせこんで
いくそうです。
これが手作りで作れるなんてすごいですね!!
左の貝合わせの中にいるお雛様は
顔の部分は、つまようじです。
とても小さいサイズですが、着物も重ね着して
作られています。
こちらは段飾りのお雛様です。
お孫さんのために作りに来られる方もいらっしゃるそうですよ。
講師の
山中さんは、日本芸術人形協会の教授もされていて
尾道のご自宅や向島のこころでも教室をされています。
結婚されてから、お姑さんに習ったのが最初で
それから受け継がれて28年だそうです。
習いに来られる生徒さんは
60代~90代の方。
90代でも楽しめる木目込み人形作りは
素晴らしいですね。
こちらは押絵になります。
型紙をカットして綿を入れてふっくらさせて布でくるみます。
こちらは松。
立体的で袴の布の感じがよく出ていると思います。
丁寧な手仕事ですね!!
たくさんのお雛様たちがお出迎えしてくれます。
是非、ご覧ください。
「手作りの雅」~木目込み人形お雛様展示~
2月8日(土)~2月21日(金)
最終日14時まで
作者:山中 弥生
会場:おのみちecoライフ館 0120-485-308
(尾道駅前のミスタードーナツの上にあります)