メインの材料は３つ
①粉糖／アイシングとシュガーペースト
②卵白／アイシングとシュガーペースト
③増粘剤／シュガーペーストのみ
シュガークラフトでは
この3つがメインの材料です
解説動画はこちらから
①粉糖
一言でお砂糖と言っても
いろいろな種類がありますね
シュガークラフトは
粉糖一択！
他のお砂糖は使いません
そもそも粉糖とは？
お砂糖を精製して結晶化させた
グラニュー糖を
挽いて細かくしたものです
余談ですが・・
以前、知り合いの製菓工場の人に
その工場で挽いた粉糖を
いただいたことがあったのですが
それでアイシングクッキーを
作ったらキラキラになりました
グラニュー糖の結晶が
砕かれきれずに残っているのが
わかって面白かったです
粉糖にも種類があります
①純粉糖
②オリゴ糖入り粉糖
③コーンスターチ入り粉糖
①純粉糖
これは添加物なしのお砂糖のみの粉糖
私がシュガークラフトをスタートしたときの先生は
シュガークラフトは純粉糖しかダメ！
と言うことでしたが
純粉糖って湿気で固まりやすいんですよね～
袋ごと固まってしまったこともあって
そうなるともう大変です
勝手にいろいろ試して
「そんなに変りない！」と言う結論を私なりに出して
今は純粉糖はあんまり使っていません
※個人的意見でーす
②オリゴ糖入り粉糖
私が愛用しているのは
日新製糖のカップ印粉糖
オリゴ糖が入っているので
カチコチに固まりにくいのが特徴
使う一番の理由は
手に入りやすいから
私は、レッスンもしているので
どんなに良い粉糖でも
生徒さんが手に入れられないものはNG
全国で販売されていて
ネットでも手に入りやすいので
これを使っています
もちろん純粉糖より固まりにくいのも
その理由です
②卵白と乾燥卵白
卵白は、普通の生の卵白と
乾燥させて粉末にした
乾燥卵白の両方を使います
生の卵白のように
水分量などに個体差がないところが
乾燥卵白は使いやすいです
水30gに5gの乾燥卵白を溶かすと
卵1個分の卵白になります
③増粘剤
・CMC
・タイロース
・ガムトラガンス など
食品に粘りを与えるのが増粘剤です
ガムやグミなどに入っているのと同じです
水分をあたえて練ると粘りがでます
〇増粘剤についてはこちらのブログでもご紹介しています
その他
身近なところでは
・水あめ
・ゼラチン などがあります
いずれも用途に合わせて使い分けます
粉糖＋卵白＋増粘剤
＝シュガーペースト になります
サブ的な材料
レモン汁などの酸／アイシングのみ
アルカリ性の卵白で
作ったアイシングに酸を入れて
泡を安定化させるための添加物です
レモン汁のほか
クレームタータという添加物や
酢でもOKです
（ニオイがイマイチですが）
クレームタータは
スポンジケーキなど泡立てて作る
お菓子にもよく入っていますよ
成分表示には
酒石酸水素カリウムと書かれていることもあります
粉糖＋卵白＋レモン汁＝アイシング
ちなみに、アイシングは
レモン汁がなくても作れます
あくまでも安定剤なので
ショートニング／シュガーペーストのみ
ショートニングはシュガーペーストを
滑らかにするために入れます
入っていると伸ばした時に
ボードにくっつきにくなるという
効果もあります
ショートニングがシュガーペーストに
向いている特徴は2つ
①常温でクリーム状であるということ
室温で管理するシュガークラフトなので
溶けないことは重要です
②白くて無味無臭であること
シュガークラフトにとって
とても重要な色に影響を与えないことも
重要なポイントです
〇シュガーアートドール
その他、ペーストによっていろいろ
・コーンスターチ、片栗粉
・水あめ、コーンシロップ
・グリセリン
などなど
用途やテクスチャーなどによって
こういったいろいろな食材を使って
シュガーペーストは作られいます
手に入りやすいことが重要
私がシュガークラフトを始めたころは
ネットショップも全然なかったので
やりたくても材料がない！
そんな不自由がありました
そして今でも
専門店がない地方では買えませんし
ネットショップで探そうと思っても
なかなか見つからないものもありまｓ
そしてそして
コロナの影響による
輸入ができないことによる在庫切れや
輸送費高騰による値上がりなど
全てを輸入品に頼っていては
難しくなってきたと感じています
いま、私は、
できうる限り国内で手に入るもの
国産のもの
できるだけ
どこでも買えるもの
を中心にレシピを考えて
レッスンでもそれを教えています
そういうことって楽しく続けるには
結構大事ですよね？
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