おはようございます。
エコールシュクレのさとうひろのです。
先日からの記事で、
「アイシング」と「シュガーペースト」
と何回か書いてきましたので、今日からそれについて少し詳しく書こうと思います。
私は、「総合調理科」と「製菓製パン科」を担当させていただいていますが、そのうち、総合調理科はその名の通り「調理師」を目指す学生がいるところ。
そこは、パティシエを目指す「製菓製パン科」の学生と違って、お菓子、もしくはデコレーションにはもともとそれほど興味のない学生も当然いる訳ですから、なるべく分かりやすく、かつ短く説明するようにしています。
すなわち、、
「アイシング(本名・ロイヤルアイシング)」は
粉糖と卵白を混ぜたもの。
そこに、粘り成分(増粘剤)を加えてペースト状にしたものが、
「シュガーペースト」です。
短いでしょ?
そのあと、
ロイヤルアイシング以外の「アイシング」の説明。
シュガーペーストで使う増粘剤の説明。
・・と続きます。
私、実は理屈っぽい、何かを作る時に、
これとこれを混ぜてください。
・・だけではなくて、
これとこれを混ぜる理由はこうなるからです。
・・って、その理由を説明したくなるんですよね~。
例えば、何かを作るために材料を混ぜるとき、
・なぜ、しっかり練るように混ぜるのか?
・なぜ、練らないように切るようにさっくり混ぜるのか?
理由を知ってやれば、もし習ったことと違うケースに陥った時にも、「応用」が効くようになると思うんですよね~。
なんとなく混ぜるだと100回かかることも、こうだからこうやって混ぜるって思ってやれば10回でできるようになるかもしれないんじゃない?って思って、なるべく理屈っぽく(ただし短く)伝えています。
お菓子で「レシピ」って大切だけど、それが唯一絶対でもないですよね。
学生には、自分のレシピを持てるくらいの応用力を付けて欲しいと思っていまーす。
ただし、それを学生が受け止めてできるようになるか?は、また別のお話し。
私は自分のやることをやるのだ。
・・・うっかりお話しが反れましたが、
以上、「アイシングとシュガーペーストのざっくり説明」でした。
ありがとうございました。
エコールシュクレ
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