この合格体験記を書くことは、私の小さな夢でした。
受験をもうやめたいと思った時には、先輩方の熱い合格体験記を何度も読み返し、自らを奮い立たせていました。
自分がもし合格をいただけたら、私も合格体験記を通して次の方にバトンを渡すことができればと願っておりました。
エコールに通う前、我が家は他の中規模の教室に通っておりました。ものすごいスピードで進むペーパーと指導の厳しい先生についていくことに、親子共々疲弊しておりました。
今思えば、2月生まれの我が子が取り組むには早すぎる高難易度のペーパーを、無理やり解かせていたのですが、経験のない私は不出来な我が子をどうしたら良いのかと途方に暮れておりました。
女子校志望にも関わらず、姿勢や所作に対して一切指導がないことにも不安を抱え、年中の5月頃に藁にもすがる思いでエコールに問合せをしました。
体験授業で先生とじっくりとお話をさせていただき、その場で入会を決めました。あの日、心の底からホッとした気持ちは今でも忘れません。「エコールの先生と頑張って、それでもダメなら受け止められる」と感じました。
エコールでの年中時のペーパーの内容は基本的なものばかりでしたが、娘は全然解けず、こんなにも基本が理解できていなかったのかと驚きました。
エコールでは「基本の考え」を徹底的にやり込みます。左右の理解、回転、観覧車…つまずきやすい単元は先生手作りの教材で理解を深めることができました。
左右が理解できなければ四方観察も地図上の移動も必ずつまずきますが、徹底的な基礎の理解によりこれらの単元は娘の得意分野となりました。
年長になり一気にペーパーは難しくなりますが、基礎を十分に理解できていれば、先生方がかけた魔法が一気に花開くかのように理解が進み、年長の春頃に一気に成績が上昇しました。
ただ、ペーパーの成績が上昇しても、足は動くし姿勢はぐにゃぐにゃで、話は聞けない娘の様子はなかなか変わらず、このままではどこにも合格はいただけないと半ば諦めておりました。
先生からは厳しいお言葉もたくさんありました。何度言っても娘は変わらない…と泣きたい気持ちにもなり、お受験をやめたいと何度も何度も思いました。
そんな時主人から「この時代に真剣に叱ってくれるなんて、ありがたいことだと思う。親も子も褒めるだけの方がずっと楽だよ」との言葉がありました。
先生方は嫌われ役をあえて引き受けてくださっているのだと思い直し、諦めずに頑張ろうと日々過ごしてまいりました。
願書添削や面接対策も、先生に全て手取り足取り指南していただきました。
入試直前から本番の時期には、私が精神的に不安定となっておりましたが、「良い調子で上がってきているから、毎日階段を上がっていきましょう!」と先生が日々励ましてくださいました。
不合格があってもその都度励ましてくださり、いつでも先生がついていてくださった気持ちでした。
第一志望の立教女学院小学校の合格画面を見た時には突っ伏して泣いてしまいました。真っ先に合格の報告をしたいのは絶対に先生だ!とすぐにお電話をしました。あの日のことは、一生忘れないと思います。
先生はご自身の育児も交えた長い経験の中で、お受験はあくまで始まりに過ぎないことを繰り返しお話されており、子供の人生にそっと手を貸してくださったのだと思います。
エコールの先生方の指導のもと小学校受験をやり抜いたことで、親子ともに成長することができ、家族の絆も強くなったと強く実感しております。
エコールでは、卒業生のお兄様・お姉様方が教室を訪問してお話をしてくださりお守りをいただけたことも、娘が受験に取り組む上で大きなモチベーションとなりました。このような機会を設けてくださるのは他のお教室にはないことだと思います。
優秀なお子様方、素敵なお母様と共に楽しく学ぶことができたことも、宝物のような思い出です。
努力が報われないことがあることは、小学校受験の苦しく難しい面だと思いますが、家族が一丸となって目標に向かって取り組んだこの経験自体はなくなるものではありません。
我が家が親子ともに「受験をしてよかった!」と心の底から思えるのは、受験の過程で常に前向きに取り組む援助をしてくださったエコールの先生方のおかげです。
この体験記をお読みになる皆様が、エコールの先生方を信じて前向きに走り抜けてくださることを願っております。
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