「両親面接」 成蹊小学校からみてみると | 幼・小受験エコールデトロワの子育てブログ

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前回、本年度の成蹊小学校の入試に関しては
ご報告しましたが、「両親面接」にも
少し触れてみますと、


成蹊小学校は、お子さんを交えた三者面接
ではなく、ご両親だけの面接です。
お子さんの2日目の考査中に行われます。


お子さんを交えての三者面接と
ご両親お二人だけの面接ですと、
三者面接の方が大変だと思われがちですが、


長年面接の練習をしておりますと、

一番しっかりと仕上がるのがお子さんです。
本当にお子さん方って、本番はいつも
こちらの信頼に応えてくれます。

そして次にお母さま。
コツコツと仕上げてくださいます。


そして最後がお父さま。
バリバリとお仕事をこなされている
お父さまが、意外と苦戦なさいます。
面接特訓で、私たちにこてんぱんにされて、
直前の猛ラストスパートで無事ゴールイン、
というケースがほとんどです。



実際に成蹊小学校では、

・お子さんにはどのような行事で、何を学び、
どのように成長してほしいですか?
・子どもは親の背中を見て育つと言われますが、
お父さまはどのようなことに気をつけておられますか?またそれがどういう形でお子さんの成長に
反映されていると思われますか?

という質問がだされていますが、すらすらと簡単に答えられるでしょうか?


まず願書の段階から、
ご自分たちの今までの子育てを振り返り、
ご自分たちの教育方針を確認し、
それを学校の教育方針を理解した上で、
学校への熱意を持って書かなければなりません。


そして本番の面接では、
願書の中の細やかなところや、
学校に対する熱意を確認されます。
これは、成蹊小学校だけではなく、
どこの私立小学校も同じです。


学校への強い熱意があれば、
熱意ある願書を書けますし、
その熱意が伝わる面接へとつながります。


私たちが一番力を入れるのは、
その熱意を持った願書作成と面接の準備です。

ご両親と共に準備を重ね、
何度も願書を書き直す中で、

ご両親はご自分たちの教育方針や
志願理由が、よりはっきりと見えてきます。

この過程がとても大切です。


お父さま、お母さま、お二人で

我が子のために、我が子を見つめ、
自分を見つめ、家族を見つめ、

家族が一つになる機会。
私どもはそう思っています。


ですので、面接後に、

「思った通りに進みました!」

とのご報告をいただいた時が、

一番嬉しい瞬間です。