梅雨ですね。
年長さんにとって、この梅雨の時期は、
なかなか先が見えなくて、
「もう夏休みになっちゃう！！」
と、あせりだす時期でもありますし、
「まだ夏休みがあるから何とかなるわ・・」
と、たるむ時期でもあります。
年少・年中さんは、「ヨーイドン！」のかけっこで、
一直線にかけ上がるように山の頂上に登れますが、
年長さんは大変。
今まで、小さな山はいくつも越えてきましたが、
これから、回転・鏡映図・観覧車・つりあい・地図・・・と、
今までの知識を総動員して取り組まなければならない、
大きな山がいくつも続きます。
これからの、気持ちの持ち方の目安として、
山のぼりに例えると・・・・・
「夏休み中」
高尾山の頂上へ歩いて登ります。
何とかがんばって高尾山口から歩いて登ります。
11月からの復習もあるし、夏期講習もあるし、
平常授業の新しいこともすごく難しいし、とっても大変。
あまり途中の景色を見ている間はないかもしれません。
でも、ケーブルカーもリフトも使わないで、がんばって山頂まで登ります。
「登れたよ！」 「がんばったね！」
天気の良い日には、山頂から向こうに富士山も見えます。
「９月から」
今度は富士山に登ってみよう！！
高尾山に登れたのだから、もう７合目からのスタートと同じ。
途中の山小屋で休んで、ちょっと体力回復する時間も
あります。
「頂上は見えてるよ！」 「がんばろう！」
こんな感じでしょうか。
今しっかりやらないで・・・
長いはずだった夏休みも、バタバタ過ぎちゃって・・・
じゃあ、９月に、車で５合目まで飛ばして、
急いで頂上まで登りましょう！・・・
これでは、道が長すぎて、急すぎて、息切れして、
山小屋で休んでばかりで、間に合いません。
そこで・・・梅雨が明けると、
新しいステージが待っている、年長さんにとっては、
この時期の過ごし方がとても大切になります。
今までの学習の定着をはかり、生活習慣を
見直してみること。
あと１か月、着実に努力して夏休みを迎えるのと、
そうでないのとでは、ずいぶん違いがでるだろうな・・・・と、
今頃、五月人形を片付けながら、思っています。
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