『蜻蛉日記』 藤原道綱母
いちしるき山口ならばここながら神のけしきを見せよとぞおもふ
稲荷山おほくの年ぞ越えにける祈るしるしの杉をたのみて
神がみと上り下りはわぶれどもまださかゆかぬここちこそすれ
『枕草子』 清少納言
うらやましげなるもの(抜粋)
稲荷に思ひおこして詣でたるに、中の御社(みやしろ)のほどの、わりなう苦しきを念じのぼるに、いささか苦しげもなく、おくれて来と見る者どもの、ただ行きに先に立ちて詣づる、いとめでたし。
『蜻蛉日記』 藤原道綱母
いちしるき山口ならばここながら神のけしきを見せよとぞおもふ
稲荷山おほくの年ぞ越えにける祈るしるしの杉をたのみて
神がみと上り下りはわぶれどもまださかゆかぬここちこそすれ
『枕草子』 清少納言
うらやましげなるもの(抜粋)
稲荷に思ひおこして詣でたるに、中の御社(みやしろ)のほどの、わりなう苦しきを念じのぼるに、いささか苦しげもなく、おくれて来と見る者どもの、ただ行きに先に立ちて詣づる、いとめでたし。