11月のよく晴れた土曜日、コートダジュール日本語補習校の秋の遠足が行われ、子ども39人、大人36名で楽しい1日を過ごしてきました。

 

当補習校では年によって春の新入生歓迎遠足や、地域のスポットへのお出かけなど、子どもたちが喜ぶ遠足を実施しています。

今年の遠足行き先は、ニースの国立東洋美術館、そして美術館に隣接する動植物園パークフェニックスでした。

 

馴染みの友だち同士も、学校の外で会うのは何だか新鮮!

朝10時の集合時間からすでに溢れんばかりの笑顔が見られました。

 

 

美術館ではアジア各国の芸術を紹介する常設展示の他に、「浮世の入れ墨」と題する企画展とマカオ出身、日本在住の芸術家・写真家「シーズン・ラオの作品展」が開催されていました。

 

この美術館は最近にも葛飾北斎展などを行っていて、フランスの人々はもとより、私達、フランスに住む日本人ど日本人家庭の子どもたちにとっても日本の芸術に触れる貴重な機会を提供してくれています。

 
 
美術館は先生の引率で、幼稚園から小学校低学年組と小学校高学年から中学校組の二手に分かれて見学をしました。
 
友だち同士や先生と意見交換しながら回った美術館。
子どもたち一人ひとりに色々な気づきがあったのではないでしょうか。
 
そして美術館の後は待ちに待ったお弁当!
唐揚げやおにぎりなど、保護者にとっては懐かしいお弁当が並び、中にはたくあんを漬けてきてくれたり、クッキーを作ってきてくれた家庭もあり、青空を眺めながら楽しいランチタイムとなりました。
また子どもたちはひろーい芝生の上を存分に走り回って大はしゃぎ。心でも体でも自由を満喫したようです。
 
お弁当の後はパークを見学。
放し飼いの孔雀やアヒル、身近な動物である豚やポニー、可愛いワラビーにサル、フラミンゴ...そしてヘビや昆虫。たくさんの生き物を間近に見ることができました。
勇気を出して...珍しいカマキリに触れてみたお友達も!
可愛いお猿さんに釘付け。
珍しいトロピカルな植物に囲まれて...。
 
 
こうしてあっと今に過ぎた1日。
ニースにあるこのパークには何度も来たことのあるという家庭が多いと思いますが、先生やお友達と学校行事として来たことで、また新しい楽しさを発見することができたのではないでしょうか。
 
こうして日本とつながる仲間たちと貴重な思い出を作ることができるのも補習校の魅力のひとつです。
コートダジュール日本語補習校では、12月2日土曜日に幼稚園年中クラス「うみ組」の見学、体験会を開催いたします。
ご興味のある方はどうぞお気軽にご参加ください!