エコライフめぐろ推進協会の委託を受けて、駒場野公園で講座を開催しました。

2倍を超える抽選に当たった昆虫好きが集まって、あっという間の2時間でした。

自然観察員さんに普段は入れない場所で、落ち葉を溜めてあるところや倒木の下をそっと観察しました。

ここは冬でも少し暖かいので生きものが冬越ししています。また、さなぎの形で冬越ししている生きものも見つけました。

生きものにはそれぞれに名前もあり、個性もあります。たくさんの生きものが良いバランスで生活することで地球上の循環が成り立ちます。土は落ち葉や生きものの排泄物や死骸などでつくられていますが、1センチメートル出来上がるのには100年掛かります。土は要らなくなったからと言って、ごみとして出すことができないので、手入れをして使い続けることをお願いしました。昆虫などが移動するためには学校などのビオトープが重要ですが、各家庭でも昆虫が休んだり、移動できるような場所(植物を植える)を作って欲しいことも話しました。

また、今回の講座で使った軍手にも布のリサイクルから出来上がっている軍手があることも学びました。天然繊維も貴重なものなのです。

盛りだくさんの講座になりました。