蓮の植えられた水盤に
アカガエルの卵を見つけました。

タピオカのような、透明なプルンとしたつぶつぶ。
アカガエルは、オタマジャクシのときを水中ですごした後、
カエルになると、林などに移動して虫などを食べて暮らします。
そのため、水辺と林がなだらかな傾斜でセットになった環境が必要。
アカガエルは「指標生物」といわれ、これが見られることは、
豊かな自然であることの目印である「ものさし」ともなっているんですよ。
毎年、浄妙寺にウメを見に来てここをのぞくと、
アカガエルの卵やオタマジャクシが見られます。
鎌倉は社寺林が多く、貴重になっている生き物も、
こんなかたちでお寺や神社の境内などで
ふと出会えることがあるのが楽しいです。
これからも、こんな出会いが楽しめる豊かな自然が守られていきますように。