7月は、涼を求めて妙本寺から光明寺へ。
鎌倉駅から歩き、大巧寺を通り抜けさせていただきます。
アマギノクサギの赤い花やかわいらしいイワフジ、
秋の七草に数えられるオミナエシ・キキョウなどが咲いていました。
妙本寺へ。木立に包まれた参道に入ると、急に涼しくなります。
「涼しい…気持ちいい!」
階段を登り、緑のモミジの美しい二天門の先に、
爽やかなオレンジ色のノウゼンカズラが。「わあ、きれい!満開ね」
祖師堂に上がり、回廊に座って、緑の風を浴びながら休憩しました。
その後、小道を通って鎌倉市農協連即売所へ。
鎌倉野菜やスモークチーズをお土産に購入した人も♪
鎌倉駅からバスに乗り、九品寺へ向かいます。
九品寺本堂の額は、新田義貞が描いた字を彫りこんだものだそう。
「立派な字だね。」
材木座の路地を歩きます。
竹垣の美しい、素朴な味わいの道。
補陀落寺でサルスベリの巨樹を見た後、光明寺へ。
海辺の堂々たる境内に、なんだか心も解放されます。
海風吹き抜けるお堂にお参りし、一休み。
記主庭園には、ピンクのハスが咲いていました。
こちらは、千葉県で大賀博士が2000年前のハスの種を
発見し、育てたことに由来するという古代ハスの花。
その後、裏山を登って展望台へ。
材木座や由比ヶ浜の海を見晴らします。
「最高!ハワイに来たみたいな海の色」
内藤家の墓も拝見。「うわあ、壮観」「日本じゃないみたい」
最後に海に出ると、会場に和賀江島の岩が
累々と積み重なっているのが見えました。
鎌倉時代の港の跡。
青空の下、夏の涼を味わった散策でした。
終了後は、ミシュランで星をとったという梵蔵というお蕎麦屋さんでランチ。
九品寺そばの、蔵のような店構えの、知らないと通り過ぎてしまいそうなお店です。
まずはゴマの風味が香る、ねっとりとした舌触りのゴマ豆腐。
そして「水そば」。細いおそばが、足柄の温泉水につかってでてきます。
「おいしい…!」繊細な、ふわっとしたやさしい味わい。
次に、縄文そば餅。つゆに入った、そば粉のつくねのような雰囲気。
小鉢に入ったしらすそばは、ミョウガの入った爽やかな味わい。
そして天ぷらとせいろ。
やわらかいいんげんなどのお野菜、
そしてあのねっとりとした舌触りのゴマ豆腐も揚げられて、とろける舌触り。
そば湯にびっくり、とろとろです。
「うちではただゆでたお湯だけではなくて、
そば粉もまぜてつくるんです。」とご主人。
「すごい満足感…!」
最後に、そば茶アイス。そばの香りの、素朴なやさしい味。
「とってもいいお店。来られてよかった!」と皆さん大満足でした。
★5つ!3500円。