鎌倉駅からバスに乗り、大塔宮バス停下車。
ここから歩いて瑞泉寺に向かいます。
ビヨウヤナギの黄色い花が、道端に咲く静かな道。
斜面にオレンジ色のコウゾの実もなっていました。
永福寺跡を経て、色とりどりのアジサイが咲く瑞泉寺への道を歩いて。
「きれい…ここ、穴場ですね♪」

瑞泉寺では、アジサイ咲く小道に、
もうハンゲショウの葉が白くなっているのを見つけました。

キンシバイの黄色い花や、キキョウの花も。

すがすがしい木漏れ日の参道を歩きます。
禅の心の表れた庭園では、たくさんのヤマユリが咲いていました。

「1つの株から咲く花の数で、何年ものか分かるというけれど、すごい古株よね。」
…6輪くらい咲いていそうな株も。
池にはシオヤトンボや、真っ赤なショウジョウトンボがすいすい。
カルガモがつがいで、日向ぼっこしていました。
道を戻り、鎌倉宮へ。静かな神苑に、ヤマアジサイが咲いていました。

土牢を拝見し、すがすがしいクスノキの大木の間を抜けて。
宝物殿を拝見し、薬師堂谷を抜けて覚園寺へ向かいます。
門前には、もうハスの花が咲いていました。

お寺の方の案内で、境内を拝観。
イヌマキの大樹に見守られた本堂。壮大な薬師如来像や、
ご本堂を再建したという足利尊氏の銘などを拝見。
「覚園寺のアジサイには野性味があるんです。」とアジサイの咲く道を
ご案内いただきました。
谷戸奥の緑に包まれ、しっとりとした印象のアジサイの道。
手広から移築したという江戸時代の古民家の中で、
十三仏信仰などのお話をうかがいました。
庶民に信仰されてきた、多くの方を救ってくださる
ご利益のあるという黒地蔵にお参りします。
心地よい風に、サラサラと頭上で鳴る木々の葉。
心洗われる、すがすがしい散策でした。

講座終了後は、ACCIという隠れ家イタリアンでランチ。前菜盛り合わせは、カルパッチョや甘味のあるホワイトコーンのスープ、自家製モッツァレラチーズ・ハムもナチュラルでやさしい味わい。「どれをとっても1つ1つ、おいしいわね。」

次にパスタとリゾットのお皿が登場。ホウレンソウと鯛の身を絡めたペンネは、ちょうどアルデンテのゆで加減で、鯛の味わい深さに舌鼓。グレープフルーツ・ズッキーニの入ったチーズリゾット。チーズ風味に爽やかさが入って、梅雨時に嬉しい、すっきりとしたお味。
メインは、豚肩ロースのグリル。ミディアムレアに、とても柔らかい焼き加減。アスパラソバージュという、茎の細いアスパラと、酸味の効いたパプリカを添えて。
デザートには、ちょうど旬のビワのジェラートとティラミス。甘く熟した旬のビワを、ジェラートでいただく贅沢。どれをとってもおいしかったです。★4.6♪