鎌倉の里山・新緑の広町の森を子どもたちと探検♪ | 花をたずねて鎌倉歩き&HappyLife!人生が輝く鎌倉花さんぽ

花をたずねて鎌倉歩き&HappyLife!人生が輝く鎌倉花さんぽ

きれいなお花を見て、楽しくすてきなひとときを過ごす鎌倉歩き…
きらめく瞬間を積み重ね、人生を豊かに輝やかせてほしい。
そんな思いで、「花をたずねて鎌倉歩き」などの講座を開催しています。

4月の[未来・連福]かまくら子ども自然楽校は、
この春公園としてオープンしたばかりの鎌倉広町緑地へ!
すてきに晴れた空の下、西鎌倉駅から歩いていきます。
カジイチゴというキイチゴの白い花や、
薄紫のフジの花と出会いながら。
広町入口に到着。管理棟ができ、
道も歩きやすく整備されていました。
明るい新緑の美しい森。
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田んぼでは、ボランティアの皆さんが耕作中。
あぜの土から見つかったという、
シュレーゲルアオガエルとその卵を見せてくださいました。
「わっ、飛んだ!」とみんな夢中。
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土の中で、この泡のような卵塊から
オタマジャクシがかえると、水に入っていきます。
土のあぜが残された、昔ながらの田んぼだから会える生き物です。

大きなエノキの木で、みんなで木登り。
登りやすい木で、小さな子も、大勢チャレンジ。
どんどん枝まで行ってみる子、
登ったものの、「怖い~!」と泣いちゃう子。
こんなにダイナミックに登れる大きな木、鎌倉市内では随一かも。
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女の子たちは、シロツメクサの指輪をはめてにっこり。
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池では、たくさんのヒキガエルのオタマジャクシを発見。

山道を登り、石切り場そばを過ぎて。
大きな稚児桜のところで、「お腹すいた~!」の大合唱。
お弁当タイムとなりました。
稚児桜にちなむ龍の伝説のお話は、
子どもたちもちゃんと理解してくれて、みんな成長してきたなあ。
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森の散策路を歩き、浦島太郎の釣糸のような
長い紐がひょろんと伸びたウラシマソウをみんなで観察。
ササのトンネルを通って下り、木道を歩いて元の入口に戻りました。
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駅に戻る途中で、川底で藻をはむ大きなモクズガニを発見。
「ハサミで何か食べてる!」…「あ、ヘビだ!」
川を泳ぐ大きなアオダイショウにも出会えてびっくり。

たくさんの生き物たちと会えた、広町の森の散策。
20年来の開発計画がありましたが、
多くの方のご努力で保全されました。
谷戸の自然が一体的に保全された、市内でも貴重なところ。
こんなすてきな里山の自然が公園として正式に保全され、
次世代に引き継がれていくことになって本当に良かったです。
子どもたち、楽しくいっぱい遊んでね。