すてきな快晴に恵まれ、大塔宮バス停から出発。
永福寺跡の野原で、銀に揺れるオギの穂の間を
迷路のように走り回る子どもたち。

川沿いに進み、山道に入ります。
斜面に、霜柱を発見!ザクザク踏んで。
「あっ、ここ前来たことある。」
夏に川遊びに来た亀ガ淵。
「季節が違うと、全然感じが違いますね」とパパ。

太古の世界のような、階段上の地層の岩盤にシダが生える場所も。
次第に、道は上がっていきます。
「わあ、まだモミジあったんだ。」
獅子舞の紅葉、谷合いのためか、まだモミジが残っていました。
「きれい!」

赤い葉っぱを拾い集めながら、明るい紅葉の谷を登ります。

ライオンの形をした岩、子どもたちはさっそく上に。
この石が元で、獅子舞の名がついたといわれています。
左側がライオンの顔っぽい?

ぐんぐん高度を上げて…「あ、富士山!」
真白く雪を被った富士山が見えました。

頑張って登り切って、天園へ。海も見える、見晴しのいいところです。
「お腹すいた~」と、急ぎ足で尾根道を歩き、大平山に到着。
鎌倉で一番高い、標高160mの山頂です。

階段状の岩盤、鎌倉アルプスという名をほうふつとさせる見晴らしのいい景色。

ポカポカ暖かい日差しをあびながら、みんなでお弁当を広げました。
今度は下山。途中で、オーバーハングした岩壁を見つけ、みんなで滑り台。
お尻は真っ黒、でも全員そろって、いきいき輝いていました。

途中、ちょこちょこ遊びながら、山道を下っていきます。
ようやくふもとに到着。鎌倉で一番高い山へのチャレンジでしたが、
4~5歳の子どもたち、
みんな元気に楽しく歩き切ることができました!