鎌倉駅からバスに乗り、まずは長勝寺に向かいます。
すっきりとした青空。屋外に日蓮上人の像がそびえ、迫力のある風景。

室町時代初期の建物という、簡素な風情の法華堂に、
みずみずしい新緑のモミジが映えます。
ここから歩いて、日蓮乞水を見学した後、坂を登ります。
ウツギの白い花。

土曜は坂道途中で地元の方がお声かけくださり、
振り向いてみると、富士山が見えるすてきな景色!
手前に、長谷寺の屋根も見えました。

いよいよ山道へ。リョウメンシダが、やわらかな葉を広げています。
まるで太古の世界のよう。

古道の趣が残る切通。道の真ん中に、苔むした置石があります。
馬1頭通れるかどうかという細い道、切り立った岸壁。壮観です。

まんだら堂が公開されていました。150基以上もあるというやぐら群。
火葬場や埋葬の場であったことを、解説していただきました。

展望台の上からは、やぐら群を俯瞰し、逗子の青い海も見えました。

新緑の尾根道歩き。吹き抜ける風が涼しい!
ヤマツツジの朱色の花、コゴメウツギの白い花に出会えました。
大切岸や、石廟を見学し、子ども自然ふれあいの森に到着。
木陰のベンチで、ほっと一息つきました。
せせらぎを聞きながら宅間谷を下り、浄明寺バス停で解散。
ロングコースでしたが、爽やかな新緑のハイキング、最高でした!
土曜日の講座終了後は、小町通りのラ・ルーチェでランチ。
お箸で食べるフレンチです。ローズマリーの乗った爽やかな水牛のチーズ。
ビオラのかわいい花が乗ったヒラマサのカルパッチョ、ガラスの器が目にも涼やか。

サクラエビのパスタ、春らしい色と味でおいしい!
小牛のローストの柔らかなお肉。ナスや玉ねぎもジューシー。

デザートは、メロンのソースに乗ったジェラート。
今日見た5月の新緑をほうふつとさせる、爽やかな味でした。

もうお店を始めて7年とのこと。
私も講座を始めたばかりのころ、ちょうどお店を始められた年にうかがったのですが、
覚えていてくださって嬉しかったです。
楽しいおしゃべりも健在。
カウンター席が多くて、美しいお料理が作られていくのを
目の前で見られるのが楽しい。
器がとても凝っていて、作家さんに頼んで作ってもらうそうです。
ソーサーとカップがくっついたコーヒーカップなど、
手作りのぬくもりあふれる個性的な器の数々を眺めるのも面白いです。

たくさん歩いておいしいお料理を食べて、今回も幸せな散策でした♪