秋の亀谷坂切通を散策しました。
鎌倉駅から歩いて、まずはジャム屋さんの横から小道に入り、
刀剣で知られる正宗由来の正宗稲荷へ。
趣ある静かな小道で、
「ああ…とってもすてきな道ね」
素掘りのトンネルをくぐり、
寿福寺横に出ました。
寿福寺を拝観した後、扇川沿いを歩きます。
ススキに似たオギの穂が揺れ、
水辺にはミゾソバやシロバナサクラタデの
かわいらしい花がちりばめられたように咲いています。
薬王寺では、運よく門の扉が開いていて、
ご本尊の日蓮さまの像を、
よく拝見することができました。
いよいよ、亀谷坂切通へ。
急な坂を、ゆっくりゆっくり登ります。
「これじゃあ、亀には登れないわね!」
イヌビワの黒く熟した実を食べてみます。
「甘い」「おいしい」
斜面には、ホトトギスがたくさん咲いていました。
切通を抜け、長寿寺に。
限定された日付の、雨天時中止の公開ですが、
土曜日は運よく、拝観することができました。
コケの美しい、静かな境内。
「ああ…すてき。」
赤い毛氈に座って、お庭を眺めます。
このお寺は、
京都の庭師さんが庭の手入れをしているとのこと。
木々の葉が、風に揺れる音。
ゆったりとしたひとときに、心が静かになりました。
最後に浄智寺へ。
赤や白のシュウメイギクが、美しく咲いています。
境内のベンチに座って、秋の風情を楽しみました。
日曜日は雨が激しく、川喜多映画記念館へ。
頑張って傘をさして亀谷坂切通を踏破し、
葉祥明美術館で、パステル調の絵画に心癒されるひとときを
過ごしました。
終了後は、土曜日は鉢の木で点心の和食をいただきました。
2310円。
日曜日は、かまくら口悦で、2400円の和食をいただきました。
移転前の方が感激する味だったかな…?
でも、かなりのボリュームでお腹いっぱいいただきました。