菊竹清訓先生 | 吉沢章子オフィシャルブログ「輝く未来を子どもたちに』

菊竹清訓先生

菊竹清訓先生が他界された

平成23年12月26日


偉大な建築家

敬愛する恩師


私の知る先生は

一貫して前向きで情熱に溢れていた


仕事が少なくなった時

先生は所員を集め

「千載一遇のコンペのチャンス」だと仰った


仕事が無いならコンペで取りに行く


私が所員の時代は

もっとも多くのスタッフを抱えていた頃だったと思う


不安など微塵も感じさせない先生の姿勢は

所員の不安を払拭させた


経営者の責任と芸術家のプライド


トップたる者の姿を

私は強烈に心に焼き付けた


市議会議員に立候補します、と申し上げた時

先生から

「学びなさい」というお言葉を頂いた


先生は常に慢心することなく

学び、前進し、進化されていた


私はその言葉を胸に刻み

政策を提案し、研鑽し、実現するために

邁進してきた


先生の弟子であることに恥じないために


後年、後援会長をお願いして快諾を頂き

お会いする機会が増えた


菊竹事務所に伺い

先生や奥さまとお話しさせて頂く時間は

心洗われ、初心に還り

門下生として、至福の時間だった


私は先生が大好きだった

学生の時、初めて先生にお目にかかり

憧れて

菊竹事務所に入ることができたときは

夢のようだった


事務所では

今思えば、かなり自由にさせて頂いていたと思うが

先生に怒られたことは記憶にない


事務所を辞める時

退職ではなく、休職で、と先生に仰って頂いた

秘書室長から

先生からそんな風に言われたのは貴女が初めてよ、と

言われた


先生とは相性が良かったのかもしれないと

失礼ながら思う


私は、先生が大好きだった


先生は逝去されたが

先生の思想・哲学は残る


菊竹スクールのDNAを持つ者たちが

先生の哲学をさらに進化させ

後世に引き継いでゆくだろう


先生は踏襲するだけでは怒る

進化創造させてこそ

先生の弟子


私も菊竹スクールDNAを受け継ぐ政治家として

進化してゆくことを先生にお誓いする


代謝更新


メタボリズム永遠のテーマ


先生、

天界からご覧になっていて下さいませ


生意気な吉澤章子が

精一杯頑張ってまいります


先生の弟子である誇りを胸に

先生の名に恥じぬよう


合掌