出産の話を以前書いたので、今回は産後の入院生活の思い出を忘れないうちに記録しておこうと思います
出産の話はこちらから▼
ぴよちゃんをこの胸に抱いたときのことは鮮明に、今でもはっきりと記憶に残っています
産まれたてのぴよちゃん
とても小さくて、暖かくて、とても元気に泣いていて
産まれたばかりなのに頑張ってお乳を探して飲もうとして、必死に生きようとしてる
ああやっと会えたんだと、思い出すだけで愛おしくて涙が出そうになります
そんなこんなで出産を終え、夫とぴよちゃんとは別れ、産後の処置をし、二日ぶりの食事をなんとか摂り、自力で歩けなかったため車椅子で病室まで運んでもらい
そこから夕方まで気絶するように爆睡
目が覚めても自分が出産したことがまだ信じられなくてどこかまだ他人事のようでした
看護師さんに運ばれてきたぴよちゃんと再会して母子同室の入院生活が始まったわけですが
それがまぁ想像よりもはるかに辛かった…
まず会陰切開の傷がとんでもなく痛い!!!
ほんとに痛すぎて歩くだけで精一杯だし、座るのも辛い、トイレでいきむのも怖くて無理だし、痛み止めは全く効かなくて何してても痛い!!
そこに容赦なくお世話しろと泣く新生児のぴよちゃん⋯
こんな状態で、さらに初めての新生児で何もかもが分からないことだらけで満足にお世話してあげられないのが一番辛かった…
何をしても一向に泣き止んでくれなくて涙が出てきて
乳首が吸われすぎて出血してる中での授乳も痛すぎて泣いて
ぴよちゃんがミルクをケポッと大量に吐き戻したとき、会陰のあまりの痛さに動けず心が折れて号泣し
様子を見に来てくれた看護師さんに赤ちゃん預かるから少し休んでねと言われて、一人になってあまりの情けなさにこれまた号泣
そして退院の日にも関わらず会陰の痛さがMAXなのが心配で抜糸をすることになり、その処置が痛すぎてこれまた大号泣
あと朝食と夕食が毎回他の経産婦さんたちと対面での食事で、私以外みんな和気あいあいとしてたのも地味に辛かった(途中から会陰の痛みを理由に部屋食にしてもらったけど…(笑))
今思い返せば、初めての出産と新生児のお世話で充分頑張ってるから泣くんじゃないよ、とあの頃の自分に言いたいです
でも辛いことばかりだったわけでもなくて、新生児のぴよちゃんは本当に可愛かったな
弱々しくも握り返してくれる小さな手に、自分の命よりも大切なものができたんだと実感しました
そして今思うことは、当時余裕がなくて新生児のぴよちゃんの写真や動画をほとんど撮っていなかったことにめちゃくちゃ後悔しております…
今なら余裕で新生児のお世話できるし、一日中抱っこしていられるのにな
本当に願いが叶うなら、もう一度新生児のぴよちゃんに会いたいです