母の呪い | アンダルシアの風を感じて

アンダルシアの風を感じて

東京中野区のカウンセリングルームA-Roomでカウンセリングを行っている心理カウンセラーEIKOが毎日をほんの少し楽に生きられるようになるコツを伝えます

こんにちは。

 

心屋リセットカウンセラー

女王道エキスパートのEIKOです。

 

 

 

 

 

 

 

またまた久しぶりのブログとなってしまいましたあせるあせる

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか2月後半からバタバタしていて

 

あっという間に1ヵ月過ぎてしまいましたえーんえーん

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

そんな日々も悪くないよなぁと思っています照れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は私の母の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の母は

 

とても優しい人です。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の主張を押し付けることはほとんどなく

 

いつも私の話を聞いて

 

同意したり、共感したり、励ましたり

 

してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

なので

 

私の生きづらさの原因が母親だと指摘されたときには

 

容易には信じられませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

1度そのことに気付かされると

 

思い当たることが

 

山のように出てきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

母はなんだかいつも不幸そう。

 

その原因は私にあるのかも。

 

もっとがんばらなくちゃ。

 

もっと成果を上げて

 

母親を喜ばせなくちゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっとずっと

 

そんな風に思っていた気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

今思えば

 

母親の幸せの責任は

 

母親自身にある。

 

それは当然のことに思えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

それを当然のことと受け止められるようになるには

 

何年もかかったような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

今でも母は優しい人です。

 

自分の主張を押し付けることはほとんどなく

 

いつも私の話を聞いて

 

同意したり、共感したり、励ましたり

 

してくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも今は

 

私はそれをただの優しさとは受け止めていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

母は弱い人です。

 

私が痛い目に遭ったり辛い目に遭ったりするときに

 

共感したり励ましたりするのは

 

優しさからだと

 

以前は思っていましたが

 

本当は母自身が

 

痛い思いをしたくなくて、辛い思いをしたくなくて、

 

はやく私がその痛みや辛さから抜け出すことを

 

心の底から願うのです。

 

 

 

 

 

 

 

当然のことですが

 

私の痛みや辛さは私のものであり、

 

母のものではありません。

 

私は

 

母の痛みや辛さの責任まで負う必要はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

なので私は

 

母のために一刻も早く痛みや辛さから

 

抜け出そうとする必要はないのです。

 

 

 

 

 

 

 

私が忙しいと

 

母は言います。

 

「大変ねぇ。」

 

「がんばってね。」

 

 

 

 

 

 

 

たったそれだけのことなのに

 

私はとても苦しくなります。

 

 

 

 

 

 

 

母のために

 

私は大変であってはいけない、と思ってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

でも私は本当に「大変」なのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

たしかに

 

最近の私は

 

とても忙しいです。

 

でも

 

それは自分で選んだこと。

 

自分が好きでやっていることなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

なので先日

 

母にいつものように

 

「大変ねぇ。」

 

「がんばってね。」

 

と言われたときに、言い返してみました。

 

「ねぇ、その『大変ねぇ』ってやめてくれない?」

 

「今度からは『楽しそうねぇ』って言ってくれない?」

 

と。

 

 

 

 

 

 

 

母は

 

「楽しいの?」

 

ときいてきました。

 

私は答えました。

 

「うん。とってもビックリマーク

 

 

 

 

 

 

 

私はずっと

 

母の気持ちを推し量ることばかりしていて

 

こうやって

 

本当は私はこう感じているんだよ

 

と伝えることを怠ってきたのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は今

 

母の呪いが解けつつあります。

 

「母のために〇〇をしなければならない」

 

の、無意識の縛りから解放されつつあります。

 

 

 

 

 

 

 

母の呪いはとても強力です。

 

呪いにかけられていること自体に

 

気づくことも難しいです。

 

 

 

 

 

 

 

でもきっと大丈夫です。

 

 

 

 

 

 

いつかきっと

 

そこから抜け出すことはできます。

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりと、ゆっくりと。

 

一緒にがんばっていきましょうクローバー