でくのぼうと呼ばれる生き方 | アンダルシアの風を感じて

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東京中野区のカウンセリングルームA-Roomでカウンセリングを行っている心理カウンセラーEIKOが毎日をほんの少し楽に生きられるようになるコツを伝えます

こんにちは。

 

心屋リセットカウンセラー

女王道エキスパートのEIKOです。

 

 

 

 

 

 

 

最近

 

ここ数日

 

なぜだか人に約束をすっぽかされることが重なり、

 

自分の時間を無駄にされた気がして

 

もやもやしておりますショボーン

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな時に

 

元々の私の気質からすると

 

どんなに私が不利益を被ったか

 

相手に伝えたくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は論理的に人に伝えることが得意な方なので

 

たいていの場合

 

相手は状況を理解してくれるし

 

謝ってもくれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

心の勉強を積み重ねて

 

年齢も50代になって

 

そういうのはちょっと違うのかも

 

と思ったりしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

1年前にも

 

宮沢賢治の詩

 

「雨ニモマケズ」について

 

ブログに書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近またよく

 

この詩のことを考えます。

 

 

 

 

 

 

 

ミンナニデクノボウトヨバレ

 

 

 

 

 

 

 

って、どういうことだろう、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

でくのぼう

 

を辞書で調べると

 

ぼうっとしていて役に立たない人

 

と書いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

宮沢賢治は

 

「雨ニモマケズ」の詩の中で

 

「でくのぼうになりましょう」

 

と言っているのではありません。

 

 

 

 

 

 

 

この詩には

 

こうあります。

 

 

 

 

 

 

 

東二病気ノコドモアレバ

 

行ッテ看病シテヤリ

 

西ニツカレタ母アレバ

 

行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

 

南ニ死ニサウナ人アレバ

 

行ッテコハガラナクテモイイトイヒ

 

北ニケンクァヤソショウガアレバ

 

ツマラナイカラヤメロトイヒ

 

 

 

 

 

 

 

十分人の役に立つ人のことが書いてあります。

 

 

 

 

 

 

 

ですから

 

宮沢賢治は

 

「デクノボウになりましょう」

 

と言っているのではなく、

 

人は自分のことをでくのぼうと

 

呼ぶかもしれないけれど

 

その評価を抗わずに受け入れ

 

自分のすべきことを

 

ただ淡々とやるだけだ

 

と言っているのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

つまりそれは

 

人の役に立つように

 

懸命に努力をしながら

 

人には「役立たず」と呼ばれ

 

それに反論したり

 

相手に訂正させたりすることをせず

 

言われるがままにしておく

 

ということであり、

 

それは

 

なんて難しいことだろうか、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

私たちは

 

人から不当な評価を下されたり

 

誤解されたりすると

 

必死になって

 

誤解を解こうとしたり

 

「私こんなにできますよ」アピールをしたり

 

してしまいがちです。

 

 

 

 

 

 

 

最初に書いた

 

「自分の時間を奪われた」

 

という件に関しても

 

どうしてイラっと来るかと言うと

 

自分は人から不当な扱いをされるような存在じゃない

 

と思っているからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

それって

 

本当に人にアピールしなければいけないことなのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

私たちの人生においては

 

自分の価値を人にアピールすること以上に

 

大切なことが

 

たくさんあるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の価値を相手に認めさせる

 

ということに大きな価値を置いてしまうと

 

私たちの一生は

 

「認められなかった、悔しい!」

 

「次は認めさせてやる!」

 

の繰り返しで

 

あっという間に終わってしまうものなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

他人からの評価に振り回されるのではなく

 

ただやるべきことをやり

 

欲を持たずに質素に生きる。

 

こういうことの方が

 

はるかに本質を生きていることになるのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ最近

 

「いつもうっすら怒っている人へ」

 

というブログを書きましたが

 

やっぱりイラっとすることは

 

日々起こります。

 

 

 

 

 

 

 

 

でもそんなときこそ

 

何を大事にして生きていきたいのか

 

冷静に思い出すことが大事だなぁと

 

そんなことを考える今日この頃ですクローバー

 

 

 

 

 

 

 

 

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