こんにちは。
心屋リセットカウンセラー
女王道エキスパートのEIKOです。
今朝たまたま
テレビをつけたら
「ボクらの時代」というトーク番組をやっていまして。
女優の長澤まさみさん、
木村佳乃さん
麻生久美子さん
の3人の対談で
私は3人とも大好きな女優さんでしたので
座ってじっくり見ることにしました。
3人とも
とても華やかな女優さんなのですが
意外にも3人とも
「あまり自信がない」
とおっしゃっていました。
中でも
木村佳乃さんがおっしゃっていたことが
強く印象に残りました。
「キャリアが長くなってきて、
若いときと何か変わって感じることって
ありますか?」
との問いに
木村さんは
「あまり変わってないかも。」
とのこと。
「あーあ、ってがっくりなるけど
まぁいっか、ってなったり、
また、あーあってなって、
また、まぁいいかってなって。」
だそう。
そして続けて
「まぁ、そんなに人は
自分が思うよりも
私なんかに期待してないなと思うと
気が楽です。
『期待されてる』と思っちゃうと
ハッて身構えちゃう。
でも
『たかが木村佳乃』
『どうせ木村佳乃』。
何かほめられたとしても
『木村佳乃にしては』
ってつけると
気が楽になる。」
この返答に
長澤さんも
麻生さんも
「えー!」「すごい!」
「それ、いいお話。いい考え方ですね。」
と、感心していらっしゃいました。
私も
なるほどなぁ、と思いました。
私も最近思うのですが、
私たちって
自分で思っているよりも
大した存在じゃないし
かといって
自分で卑下するほど
だめじゃなかったりするじゃないですか。
だから
「私ってすごい!」
と思ってしまったり
「あいつダメだなー。」
と、誰かにダメ出ししたくなった時には
だいたい
「自分が思っているよりもきっと私もできていない」
と思うくらいがちょうどいいし、
「私ってダメだなぁ」と落ち込んだときには
だいたい
自分が思っているよりもできているのだと思います。
「自分は人よりもできている」
と優越感に浸ったり
「自分は人よりもできていない」
と落ち込んだりするのは
どちらも
妄想に基づいた感情の上がり下がりなのだと思うのです。
女優さんのような特別な仕事に就いていなくても
自分を
必要以上に「すごい人物」と思いすぎないことが
しんどさを回避するための
大事なポイントだと思うのです。
このことを意識するようになって
2週間くらい経つのですが
なかなかいい感じです
必要以上に
優越感に浸ったり
落ち込んだり
イライラしたり
不安になったりなどの
感情の上がり下がりが
なくなったように感じられます。
私の場合
ダンスだったり
学校の授業でだったりするのですが
私たちが何で落ち込むかというと
自分をすごい人間だと
思っているからなんですよね。
それなのに
思うような結果が得られなかったり
思うような評価が得られなかったり
自分で「こんなはずじゃなかったのに」という現実を
見てしまった時に
落ち込むわけです。
でも
木村さんのように
はじめから
たかが私
どうせ私
と思っていれば
必要以上に落ち込むこともなく
現実をそのまま受け止められるのではないでしょうか。
それは
自分を卑下することとは違います。
おごらず虚勢を張らず
ありのままの自分で生きることなのだと思います。
何かうまくいっても
「私ってすごい!」
ではなく
「私にしてはよくやった!」
と受け止めればいいのかなぁと
思っています。
それにしても
木村佳乃さんは
本当に明るくて
ご家庭でも
冗談ばっかり言っているような様子が伝わってきて
本当に素敵な方だなぁと思いました
FODやTVerで見られるようですので
見逃した方はぜひ見てみてください