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山本美奈
さんから、すごく考えさせられる問題提起を頂きました!('-^*)/
「これは是非知っておきたい!」
なので、記事でみなさんと一緒に考えさせて頂きたいと思います☆(o^-')b
質問は、「ペットボトルのフタのリサイクル」について。
・リサイクルする工程で、更なる環境汚染が問題になるのではないか?
・ペットボトルのキャップを集めて輸送してリサイクルする間に発生する費用を考えると、リサイクルするより直接お金を寄付した方が良いのではないか?
という内容でした。
素晴らしい着眼点ですね!!
なので、今日はこのことについて、勉強していこうと思います☆('-^*)/
まず、
・リサイクルする工程での更なる環境汚染について。
確かに、リサイクルするにあたって、エネルギーも使いますしCO2も排出されてしまいます。
莫大な費用もかかりますね。
そこは大きなデメリットになります。
では逆に、リサイクルするにあたってのメリットを考えてみましょう。
今使っているものを繰り返し作り変えることによって、新たな地下資源を掘り出す必要がなくなります。
・・・ん?それだけ・・・?σ(^_^;)?
ここで思い出して頂きたいのが、「3R」という言葉です!
(1) リデュース(ごみの発生抑制)
(2) リユース(再使用)
(3) リサイクル(ごみの再生利用)
この言葉は、もう多くの方がご存知だと思います。
では、これに”優先順位”があることはご存知ですか?
優先順位は、そのまま「リデュース>リユース>リサイクル」。
つまり、何故、環境破壊を懸念しながらリサイクルをするのか?
その答えは、まずはゴミの大元である”地下資源”を新しく使うことを減らすという「3R」からの考え方からということがわかります。
リサイクルは、
「作らなければならないものを作るとき、新しい資源を持ってくるのではなく、今使っているものを作り変えることで更なる資源の無駄遣いを減らす」
という、リデュースを元にした考え方なんですね。(o^-')b
もちろん、リサイクルされるからと言って、私達みんながそれに頼ってしまってはいけませんね。
リサイクルも企業によってまちまち。
独自のルートをしっかり確立している企業はほぼ100%をリサイクルしているようですが、30%~数%しかリサイクルできていないという企業があるのも事実です。
ゴミの問題 やリサイクルの過程でのデメリットも考えると、出来るだけリサイクルではなく、リユース(再使用)をしていく量を増やしていくのが一番!です。(^-^)
そして、それが出来ないもの(使い捨て商品など)に関して、出来るだけリサイクルしていく・・・。
これは石油などの資源の枯渇を懸念しての対策でもあると言えます。
ただ、「石油の寿命はあと約68年」という見解もありながら、一方では「石油は本当に枯渇するのか?」という疑問も浮上していますね。
実際、次々と新しい土地から石油が発掘されているのも事実ですし、温暖化によって凍土などが溶け、その下から石油が出てくるということも報告されています。
(温暖化を喜ぶ人達は、こういうところに住んでいる方に多いようです)
逆に、全地球の石油資源の変化を正確に把握できない以上、枯渇もありうるのではないか?とも・・・。
現状では、地下資源が本当に尽きるのかは双方断言出来ないけど、「もし無くなったら・・・」という最悪の状態を見越しての活動であるとも考えられますね。(o^-')b
では、次に!
・ペットボトルのキャップを集めて輸送してリサイクルする間に発生する費用を考えると、リサイクルするより直接お金を寄付した方が良いのではないか?
これに答えていきたいと思います☆(o^-')b
この件に関して、ある複数企業に問い合わせてみました。
まずは、ペットボトルのフタがどういう流れでリサイクルまたはお金になるのか、を説明しますね。
(1)各家庭から回収BOXに持ち寄ってもらう。
(2)キャップをリサイクル業者が買い取る。→この時買い取ってもらったお金が寄付(ワクチン)になります。
(3)引き取られたキャップは、リサイクル場でクリーニングのハンガーなどのプラスチック製品に生まれ変わる。
ペットボトルのフタは、2,000個で20円程度。
これが1人分のワクチンになるそうです。
もちろん、この過程には企業や業者にも莫大な費用がかかります。
上で説明したように、エネルギーも必要になるし、CO2も排出されます。
じゃあ、「リサイクルしないで直接お金を寄付した方がいいじゃないか!」
確かにそうも考えますね!
2,000個で20円なら、募金箱に20円ポン♪の方が簡単です。
私も、そういやそうだよね~、と思わず頷いてしまいました。(^o^;)
でも、実際そうすると、ペットボトルのフタはどこに行けば良いのでしょう・・・?
行き場はそう、ゴミになるしかないんです。(;_;)
上やゴミ問題 でお話したとおり、ゴミになるにしても多くのエネルギーやCO2を排出しますね。
燃えカスも、多かれ少なかれ出ます。
そして、必要なプラスチック製品を作るために、また新しく資源を持ってこなければならない。
つまり、リサイクルを推進している企業の多くは、そういった面も考えた上で、「その無駄を自分たちが負担していきましょう」という姿勢で取り組んでいるのですね。(o^-')b
確かに、それが結果、「イメージアップに繋がるから♪」という考えも、全く無いとは言いきれませんね。
企業も生き残るために必死!ですから・・・(^_^;)
では、ここまでの流れや問題を全部ひっくるめて考えると、みなさんはどういう結論にたどり着きますか?
私は、裏に「イメージアップになるから♪」という思いがあっても良いと思います。
実際、企業はそれだけの負担も、取り入れ機能させていくという努力もしているのです。
何もしていない企業と比べたら、そういった努力を素直に受け止めても良いのではないかな?と。
偽善は確かに善ではありません。
でも、偽善の中から、結果、善が生まれることもあるのではないでしょうか?
その大きさは小さい善かもしれませんが、確かに「善」なのではないかと思います。(^-^)
そして私達も、「企業に協力してもらいたい!」と思うように、「企業にも協力していかなければ!」という姿勢で取り組んでいっても良いのではないでしょうか・・・?
山本美奈 さん、今回は素晴らしいご質問をくださり、本当にありがとうございました・・・☆(*^▽^*)
私も改めて、大きな勉強をさせて頂く事ができました♪
みなさんからのご意見、どんな内容でも構いませんので、是非聞かせて頂けたら嬉しいです・・・☆('-^*)/
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