売れっ子作家・横山秀夫(「半落ち」「出口のない海」ほか)の作品でも、一、二を争う傑作が映画化。
| 『クライマーズ ハイ』 |

主演の悠木に堤真一。その部下佐山に堺雅人。悠木の同期・安西に高島政宏、社長に山崎努といったキャスト。
なかなか、合ってますよ。ナイスキャストですね。
ちょうど、原作を読んだばかりだったので、どんな感じに映像化されているのかなぁ~、と興味深々
だったのですが、衝立岩へのチャレンジシーンなんかも迫力ありましたし、社内でのやりとりもこれまた
迫力ありましたね。


なによりも、前代未聞の大事故であった日航機墜落事故の現場を再現したっていうことに驚きましたね。
現場の生々しさが伝わってくるようでした。


主役の堤真一もさることながら、その部下佐山に扮した堺雅人の演技には驚きました。原作に忠実に、鬼気
迫るものを感じました。

それと、佐山が現場雑感として書き上げた文章を読み上げるシーン。そこに流れる映像もよかった。
当時の現場の生々しさと、自衛官を通して記者たちの虚無感が伝わるようでした。


原作よりも登場人物を絞ったせいか、その背景となるものが少なくて、原作のファンからすると奥行きの
ないストーリーかなぁ…という印象もぬぐい切れませんが、いい映画です。
お金出して観ても、その価値有り、と思いますよ。