先週お預けをくらったので、ロードショー初日の土曜日に早速見てきました。
| 『300(Three-hundred)』 |

この映画、基本的にはコミック(というかグラフィックノベルズ)が原作らしい。ベースになっている、スパルタ軍とペルシア軍との戦い(テルモピュライの戦い)は史実だけど、詳細な部分はファンタジーですね。
ちなみに、史実はこんな感じ。↓
スパルタの市民軍は、ペルシア戦争においてその真価を発揮した。紀元前480年、破竹の勢いで侵攻を進める30万のペルシア軍に対し、ギリシア諸都市連合軍の作戦立案を担当したアテネのテミストクレスは、山間のテルモピュライでペルシアの侵攻を食い止める作戦を立てた。この戦場は主にスパルタが担った。しかし地元民に内通者が出てペルシア軍に迂回路を教えたため、背後を突かれて窮地に陥ることとなった。そこでスパルタ王レオニダスは他の諸都市の兵4000を先に逃亡させた後、自ら300人のスパルタ兵を率いてペルシャ軍を迎え撃つと、3日間持ちこたえて全員が玉砕した(テルモピュライの戦い)。この時間稼ぎが、アテネ海軍にペルシア軍を海上で迎撃する態勢を整えさせ、サラミス沖の海戦での勝利を可能にした。その勇敢な戦いぶりが全ギリシア人から称賛を受けた。(【Wikipedia】より)
この映画の主人公は、スパルタの王であるレオニダス。幼少から戦うことを教えこまれ、服従・退却・降伏という選択はない。そうして、スパルタの男たちは「戦士」として育てられる。


そんな中で、東方の大帝国・ペルシア帝国からの使いがレオニダスのもとにやってくる。服従か、死か。レオニダスは使いを葬り去り、ペルシア帝国を敵に回す。
神々に開戦の許しを乞うため、司祭のもとを訪れるが、託宣者(オラクル)のお告げとして出兵を禁ずる。しかし待っていては滅ぼされる……レオニダスは悩む。
そんな国王に、王妃は「自分の心に従いなさい」……王の心は決まった。
その王のもとに300人が集まる。ただの300人ではない。スパルタ戦士の精鋭である。しかし人数ではとうていかなわない。そこで、海岸線の狭い道に陣を構え、大軍による効果を半減しようと考えた。その場所こそ、「テルモピュライ」であった。



ストーリーは単純明快。前述したように、史実がベースにはなってるけど、あくまでアクションファンタジーな映画です。
まず、スパルタの精鋭たち300人のマッチョなこと。ムネ筋プルプル、おなかは板チョコみたいに分かれてる。で、コスチュームはそれを見せびらかすかのように上半身裸の上にマント。
マッチョ好きなおねーさんや、新宿二丁目にいらっしゃる皆様には応えられないのではないでしょうか。
で、映像がなんか変わってるんですよね。絵画風というか。舞台は紀元前なので、いかにもそれらしく見えます。
で、チャンパラシーンも高速スローをつかったりして、これが逆にスピード感をあおるような感じがしましたね。
イランの皆様は、頭から湯気出して怒ってるようですが、個人的にはおもしろい映画でした。
ただ、この映画もやっぱり血が多い。腕や足を切られて飛んだり、刎ねた首が画面アップになって、切り口も見える、というグロなシーンが多いです。
そういうのが苦手な方は、映画館では見ないほうが……。
映像(画風)、アクション、CG、なかなかよかったです。ストーリーも史実に忠実でない分、よけいな説明抜きで楽しめる映画かな、と思います。
アメリカ人好みの、単純明快・豪快チャンバラって感じですかね。
