太陽の炎にすべてが曖昧に染められてく逢魔が時

それは私と貴方が出会える秘密の時間


森の影にひっそりと隠れた小さな社

今日も貴方は私の髪を優しく撫でる

柔らかな眼差しに宵闇を混ぜて

その眼差しから視線を逸らし俯く私に 

貴方は何も言うことなく その時が終わるまでずっと傍に居てくれた


何時間も経っているようでほんの僅かな時間は

静かに訪れた闇夜の気配にかき消された


そして最後に私は残酷な嘘を吐いた

"さようなら また明日ね"



滲む視界と舞い落ちる紅葉の最後のひとひら