皆さんこんばんは。おいしいエクレアです。
今日は2020年4月5日。水瀬いのりさんの記念すべき1stアルバム「innocent flower」の発売日です。
発売から3年という月日が経った今でも、皆さん聴いているのではないでしょうか。
今回は、「innocent flower」の楽曲たちを改めて解説をしながら、このアルバムの魅力について伝えていければいいなと思います。
※個人的な見解ですので、誹謗中傷するようなコメントはお控えください。
目次
1.「innocent flower」とは?
2.「innocent fower」の楽曲解説
3 まとめ
1.innocent flowerとは?
改めて述べますが、「innocent flower」は、新曲9曲を含む、全12曲のアルバムであり、2017年4月5日にリリースされた記念すべき1stアルバムです。
このアルバムのタイトルの由来に関して、「innocent」という言葉は水瀬さんの発案で、「無邪気」や「無垢」を意味しており、自身の歌手活動に花が咲いたとして、「flower」という意味が付け加えられました。
アルバムのテーマについて、いのりさんはこう語っています。
「テーマを作らない、というのが、テーマ。自分が歌いたい曲、背伸びしすぎない私を描ける曲を収録しました。」⁽¹⁾
「普通ならテーマを決めて、そのテーマに沿って曲を選んでいく」と思います。ですが、「テーマを設定しないことで、枠組みにとらわれず、自由に曲を選べる」ということを考えているんだなと思い、一人で感動していました。
2.innocent flower の楽曲解説(敬称略)
1.春空
(作詞絵伊子 作曲渡部チェル 編曲渡部チェル)
「出会い」と「別れ」の心境を的確に表した1曲
水瀬さんはメロフラ🚩28において、「春空はこのアルバムの表題曲。マーチ風な曲調で、歩くのにちょうどよく、上を見上げたくなるような1曲になっている」とおっしゃっていました。
ちなみに「春空」の作詞、作曲家コンビは、「夢のつぼみ」と同じコンビとなっています。
私はこの曲を聴いた時に、「新しい環境となり、どうすればいいか不安な気持ちになっている人たちに向けた応援ソングだな」 という印象を受けました。今の時期にピッタリな1曲なのではないでしょうか。
歌詞全体を通して、「私はあなたのことを応援いているよ」という想いがこれでもかというくらい伝わってきます。
好きな歌詞ポイントは「春」という季節を、「さようならとはじめまして飛び交う季節の中」と表現いているところが、素敵だなと思いました。
また、1stLIVEの時の「春空」での見どころとして、「believe」と、「言葉がここにあるから」のところで、いのりさんが胸に手を当てている仕草がとても好きです。あとラストシーンで、ふっふーさんが満面の笑みで、ドラムをたたいてらっしゃるシーンが大好きです。機会があれば探してみてください!
2.夢のつぼみ
(作詞絵伊子 作曲渡部チェル 編曲渡部チェル)
原点にして頂点
水瀬さんのデビュー曲である「夢のつぼみ」。本人はメロフラ🚩28で、この曲を振り返り、
「まぁ~難しい曲を歌っているなぁ~。息継ぎどうしているの?」と疑問に思うほど歌うのが難しい曲とおっしゃっています。確かに、私もカラオケなどで「夢のつぼみ」を歌いますが、
この曲歌い終わった後よく息切れしています(笑)
また、水瀬さんは【「innocent flower」というストーリとしての始まりは「春空」だけれども、
「アーティスト」としての始まりは「夢のつぼみ」なので、どこか共通する部分を感じる】とおっしゃっていました。
好きな歌詞は、ラスサビ前の「行くよ」一択です。1stでは、「かっこよく」 ブルコンは「魅惑的に」、CTRでは、「楽しそうに」歌っているんですよ。是非チェックしてみてくださいね。
3.Lucky Clover
(作詞 白戸佑輔 作曲 白戸佑輔 編曲 白戸佑輔)
チャンスはくるよ ラッキークローバー
この曲の歌詞に注目すると、「悩んだり、葛藤していたりしている人にむけて、今はきついかもしれないけど、いつかチャンスは来るよ!!」と応援してくれているような歌詞になっています。
応援といっても、強い言葉ではなく、「一緒に笑おうよ!」、や「イメージをさけんでみてよ」など、優しい言葉で後押ししてくれるので、想いがより受け取れやすいなと思いました。
また、「幸せの4つ葉」という表現がありますが、4つ葉のクローバーって探そうと思って探している時は、なかなか見つけられないのですが、散歩していて、ふと下を見た時に見つけることが多いと思います。
そういった「偶然」な出来事が、「チャンス」という歌詞に反映されているところが素晴らしいなと思いました。幸せをつかむのは簡単ではないけれど、手に入れた時の大きさは計り知れないくらい大きい。それが「Lucky Clover」なのではないでしょうか。
1stLIVEでの見どころとしては、「一緒ならいいな!一緒に行こうよ」の部分のカメラワークが最高です。また、最後の「駆け抜けよう」の「駆け」がアレンジされているのでそこもチェックですよ。
4.コイセヨオトメ
(作詞 しほり 作曲 しほり 編曲 齋藤真也)
聴いただけで、元気が出る曲
水瀬さんのダンス曲の原点ともいえるこの曲。ダンスもそうですが、楽器が奏でるメロディーや歌詞からも元気パワーがあふれていると思います。嫌なことがあっても、この曲を聴くことで、忘れてしまいますね。
歌詞カードをみたらわかるのですが、「!?」や、「♡」、「ト・キ・メ・キ」など、まるでセリフのような歌詞になっているのが、分かると思います。私はこの歌詞を見て「一人の少女が夢見ている幻想を」表現したのかなと思いました。
LIVEの見どころポイントとしては、すべてなのですが、最後の決めポーズが特段可愛いので、ぜひ見て下さい。
5.涙のあとは
(作詞 塚田耕平 作曲 塚田耕平 編曲 塚田耕平)
元気ソングだけど、どこか哀愁を感じる1曲
水瀬さんはメロフラ🚩28において、
「明るい曲だけど、どこか切なさを感じる1曲。大きく背中を押してもらうような曲ではなく、そばでそっと支えてくれる、優しく包み込んでもらえるような曲でもあります。なので、なるべく側で語りかけているように歌いました。」とおっしゃっていました。
「涙のあとは」に登場する子が、とっても優しいんですよ。「ねぇ もしかして イヤなことがあったの?」や、「ねぇ らしくない気にしなくていいのに」など、主人公である「私」の些細な変化に気づいてくれる子なんて、なかなかいないと思ってます。
日常生活をしているなかで、嫌なことやつらい事はたくさんあると思います。そんな時「なんかいいことないかな」と幸せを求めたいんですけど、行動が起こせない。そんな経験ありませんか?
そんなネガティブ思考で落ち込んでいる「私」を明るくさせようと努力している姿も歌詞に表れているので、自然と明るく前を向く勇気をもらえるんです。特に、【「なんかいいことないかな」 繰り返す きみを 変えてあげたい】という歌詞が、さっきまで言ってたことが、一番表現されている歌詞だなと私は考えます。
LIVEの見どころポイントは、正直全部です。とにかくダンスが可愛い。それだけではありません。1曲の中にも、明るく歌っている箇所や、少し真面目に歌っている箇所など、せりふ調の歌詞だからこそ様々な表現が詰まっているのが、この曲の魅力であり、LIVEで聴く醍醐味かなと思いました。
特におすすめな箇所は、「ひとつひとつ 探してみて」の歌い方がとても感情がこもっているので、ぜひ見てみてください。
6.いつもずっと
(作詞 古屋 真 作曲 加藤裕介 編曲 加藤裕介)
聴いていると心が浄化されていく
水瀬さんはメロフラ🚩28において、「この曲と、涙のあとは には繋がりがあると考えています。涙が流れた時に、いつも側にいてくれた人や、物の存在に気づかされる。そんな心境を歌った1曲だと考えています。」とおっしゃっていました。
3年経った今でも大好きな曲で、夜などに聴いています。この曲はバラード風な曲調で、「つらい時に支えてくれた大切な人、物を思い出しながら改めて感謝を伝えている」ような気がしました。
水瀬さんの凄いところはこのような「想いを伝える曲」を歌う際の感情の入れ方がとても上手なところです。これは、LIVEで聴くとさらにわかることなのですが、歌詞が持つパワーと水瀬さんの優しい歌い方が相まってその曲が持つ「想い」が何倍にも膨れ上がって私たちに届くんです。特に「いつもずっと」の映像は何度も繰り返し見てしまいます。
7.Starry Wish
(作詞 nozomi 作曲 KOUGA、nozomi 編曲 KOUGA)
水瀬いのりの軸となっている1曲
この曲は3rdシングルの表題曲で、「Vivid Strike!」のエンディングテーマにもなっているこの曲。今では、水瀬いのりさんが出演するLIVEの常連曲となっていますが、歌うたびに進化している曲だと思います。
私はこの曲に関してアルバムに入ったときのオーラが凄いなと思いました。
この曲音楽もとても壮大でカッコいいですが、なによりも歌詞がまっすぐなところがとても好きです。
これから先も歌ってほしいなと思う曲でもありました。
8.Will
(作詞 藤原隆之 作曲 中野ゆう 編曲 遠藤直弥)
いのりちゃんではなく”いのりさん”としての1曲
水瀬さんはメロフラ🚩28において、「この曲は、イントロが歌謡曲のようなんですよね。どこか懐かしく、癖になります。いつか抱いていた自分の夢を今かなえるため、あきらめていたことに再び取り組み頑張る曲だと思っています。」とおっしゃっていました。
「Will」に関して一番好きなところは「イントロ」です。あの出だしこそ、「今まで歌ってきた曲たちとは、一味違いますよ」感がででいて、「Will」の世界観に吸い込まれていくんですよね。
ダークな雰囲気の中、「想い」は、まっすぐなんです。「もう一度やり直したい。でも、もう環境が変わってしまい、昔のようにうまくいかない。それでも、前を向こう」という切ない気持ちが伝わってくる曲だと私は思っています。
LIVEの見どころとしては、CTRのスタンドパフォーマンスが印象的ではないでしょうか。
スタンドマイクがあることで、1stのときよりもまた雰囲気がかわり、「LIVEハウス」感が増している気がします。
9.星屑のコントレイル
(作詞 藤永龍太郎 作曲 藤永龍太郎 編曲 藤永龍太郎)
LIVEを通して完成される1曲
この曲のタイトルにもなっている「コントレイル」とは日本語で「飛行機雲」という意味があり、「星屑」とは、「夜、小さく光って見えるたくさんの星」という意味があります。
歌詞を見てみると「いつか見つけた一番星」、「あの日誓った願い」から過去のことが、「君とならどこまでも行けるずっと思ってる今でもそうだよ」「それでもまだ諦めないのは君がいるからさ」から現在のことが、そして「見果てぬ銀河へ 旅に出かけよう」「君とずっと...」から未来のことについて述べています。
つまり、1曲をとして「過去」を振り返り、こうしたい「未来」があるから「今」やれるべきことをしよう。という「想い」が伝わってきました。
LIVEの見どころとしては、「星屑になるだろう」の「だ」の歌い方が、感情が込められていて好きです。
余談なのですが、昔メロフラで「星屑のコントレイル」にちなんだコーナーをやっていましたが、あのコーナーが一番好きでした。(リスナーから来た屑エピソードをいのりさんが、見果てぬ銀河へポイするコーナー)いつか1回でもいいので、復活して欲しいです。
10.旅の途中
(作詞 新田目 翔 作曲新田目 翔 編曲 新田目 翔 )
旅のお供に最適な1曲
水瀬さんはメロフラ🚩28において、「私の1推し曲!なんか車のCMに合いそうな曲じゃないですか?(笑)長い道を走る海辺の車を想像するんです。是非旅の1曲として聴いてください!」おっしゃっていました。
私この曲大好きなんです!!!歌詞がピュアでまっすぐで、何より共感できるポイントがたくさんあるところが大好きな理由なんです!。
例えば「何度も不安になるし たまに迷うけど それぞれの道の 正しさなんて誰も知らない」という歌詞。この歌詞通りなんです、普段生活していて、「選択」する機会が多くあると思います。時には今後の人生に関わるような選択をする時が来るかと思います。
そして、その選択を選ぶ際、本当にあってるのかな?と時々不安になることはありませんか?でも、あなたが選んだ選択に間違いなんてないんです。「なぜなら、正解なんて誰も知らないから。」こういったメッセージを的確に歌詞として表現しているところが、ものすごく好きなんです。
私のおすすめポイントは1stLIVEです。前の曲の「Winter Wonder Wander」で使った雪の演出が、残っていて、その雰囲気がとても幻想的なので、是非チェックしてみてください。
11.harmony ribbon
(作詞 多田慎也 作曲 多田慎也 編曲 多田慎也 )
ファンと水瀬さんをつなぐ1曲
harmony ribbonに関しては先日ブログをあげましたので、詳しい内容は「こちら」をご覧ください。
水瀬さんを含めたチームいのりのメンバーは、アルバムを制作する際「曲順」にこだわったというお話をどこかで聴きました。はじめはこの「harmony ribbon」を、アルバムの12曲目に持っていこうと考えていたみたいです。しかし、そうすると「innocent flower」の存在が薄れてしまう。悩んだ結果、今の形に落ち着いたと思います。
それくらい水瀬さんにとってこの2曲は大事に思っているんだなと思いました。
12.innocent flower
(作詞 藤林 聖子 作曲 KOUGA 編曲 KOUGA)
アルバムの大トリにふさわしすぎる...
名曲揃いの1stアルバムのトリを飾るこの曲。タイトルにもなっている「innocent flower」
水瀬さんはメロフラ🚩28において、「この曲を歌えてよかった。うるうる来てしまう曲。歌詞のワードに”いのり”や”つぼみ”が入っていて、ソロデビューしてから今の私へ成長した姿というものをみることができると思います。
innocent flowerに関しても、過去にブログを上げているので「こちら」をみていだけるとこの曲の良さが再発見できるかと思います。
この曲は、言葉で表現しきれないほどあふれている想いが聴き手に伝わってきますね。
そんな想いが1stLIVEで、水瀬さんのまっすぐな歌声を通して、ダイレクトに伝わってきます。
特に、「君のため咲いたよ 白い花びら ありがとうの言葉の代わりにね」の歌詞の部分が、
とても考えさせられました。
「色んな形で応援してくれることファンに感謝を伝えたいと思ういのりさん。でも直接感謝を伝えるよりも、アーティストとして「歌」で伝えることで、より多くの想いを乗せた感謝ができるのでは?と考え、このアルバムを花咲かせた。のではないか」と考えてます。
少し文章がまとまってなく、申し訳ないのですが、まとめると、「感謝」というのが、この曲のテーマとなっているのではないでしょうか。
1stLIVEの見どころポイントとして、「十人十色君だけの色 ぎゅっともっと ずっと花束のように抱いて」のところで、いのりさんが会場全体をしっかりと観ているところが、ものすごいエモいです。また、一瞬ですが、イヤモニを抑えるシーンがとても好きです。是非確認してみてくだいね。
3.まとめ
水瀬さん自身はテーマを設定していないと冒頭に書きましたが、あらためて曲を振り変えることで、「幸せをとどけたい」のが、テーマなのかなと思いました。
今回は1stアルバムを振り返ましたが、どこか1部分でもいいので、共感できるところがあれば幸いです。
今回ブログを書くにあたって、様々な人に意見を聴かせていただきました。この場をお借りして、感謝を申し上げたと思います。ありがとうございまいた。
それではまた、どこかで会える日を楽しみにしています。
おいしいエクレア
参考文献
Wikipediaさん「innocent flower」
水瀬いのりmelody flag28🚩
