一昔前、営業帰りに通る山間部の集落を
通過するとき、楽しみな事がありました。
それは、夕方4時過ぎから集落に充ちる煙のにおい。
その正体は、風呂を沸かす為に焚いた薪からの煙。
なんだか懐かしくて。
「現代(当時の)でも、薪で風呂沸かしてるんだ!」
と、時の流れが緩やかな、土地に何だか感激したものでした。
今、その事を思い出し、今風に呼べば「バイオマス燃料風呂」
現在の温室効果ガスの算出基準から見れば、二酸化炭素排出ゼロ!
カーボンニュートラルな環境にとても優しいお風呂なのです。
ちなみにカーボンニュートラルとは、
薪などの自然木などは、光合成により大気中の二酸化炭素を
吸収し、燃やす事によってまた大気に戻ります。
例えば、燃料としなくても自然に枯れ朽ち果てます。
その際、有機物は微生物により分解され二酸化炭素として
また大気に戻って行きます。
つまりは、大気中の二酸化炭素の総量に影響を与えないもの
と考える事ができるのです。
しかし、本当は、固定化した二酸化炭素をまた放出するので
大気中の二酸化炭素は、また固定化するまで増加するのですが・・・
大規模山火事等が発生すれば、もちろん大気中の二酸化炭素は
一時的に増加しますものね。
(一瞬で成長する樹木があれば別ですが・・・)
色々、脱線しましたが、あの夕方の匂いは、
バイオマスで、カーボンニュートラルな環境に優しい
“素敵な香り”だったのでした。